暫存

西田佐知子 暫存歌詞
1.サルビアの花は知ってる

作詞:水木かおる
作曲:藤原秀行

サルビアの 花の紅さは
夕映えの 恋のかなしさ
逢えなくなるのね
もう これからは
街角で ふたりは聴いた
恋の終りを告げる 鐘の音…

サルビアの 花は知ってる
愛された 夢のむかしを
日昏れの小径で
ふと 涙ぐむ
幸福は 流れる雲か
消えてはかない 愛の囁き…

サルビアの 花は散っても
想い出は 今も こころに
明日も ひとりで
また くるでしょう
面影の あなたに逢いに
街に夕日の 沈む黄昏…


2.東京讃歌

作詞:水木かおる
作曲:藤原秀行

恋をすれば 東京の空は青い
青空に 手をさしのべて
胸に抱きしめよう 金色の光
貧しいけれど こころは幸せ
太陽が 夢を育てる 東京

恋をすれば 東京の空は青い
木枯に痛められても
明日を夢みていた 街路樹の莟
苦しみ悩む ふたつの生命に
美しい花を 咲かせる 東京

恋をすれば 東京の空は青い
雨がやみ 若葉の空の
虹も薄れてゆく たそがれの舗道
静かに祈り 捧げる こころに
星屑が 今日も微笑む 東京


3.愛の別れ

作詞:水木かおる
作曲:中島安敏

愛しています こころから
あなた一人を 誰よりも
このまま別れて どうしよう
生きて行けない 淋しくて
あなたはわたしの いのちなの

淋しい朝の 目ざめにも
街をひとりで ゆくときも
あなたの名まえを 呼ぶでしょう
いいえ 逢えなく なったって
あきらめきれない ひとだもの

行ってもいいわ とめないわ
だけどあなたが 傷ついて
かなしいときは 振り向いて
いつもわたしは 影になり
あなたの後ろに いるでしょう


4.日曜日はいやよ

作詞:高崎一郎
作曲:ハジダキス

そよ風にのって 雲が 雲が 空を流れる
風は潮風よ ほほを ほほを
なでて過ぎるよ
旗をなびかせて 舟が 舟が
海をすべるよ
男は娘に 声を 声をかけて 通るよ
はてしなく 広がる海と
晴れた空との 澄んだ青さ
ふりそそぐ 午後の光に
いつか二人は 恋の笑顔

枝には小鳥が 恋を 恋を 歌っているよ
花のまわりには 蝶が 蝶が
群れて飛んでる
娘は はじめは 何故か 何故か
すねているけど
やがては男の 肩に 肩に
ほほを寄せるよ
はてしなく 広がる海と
晴れた空との 澄んだ青さ
ふりそそぐ 午後の光に
いつか二人は 恋の笑顔