西田佐知子エッセンシャル・ベスト

西田佐知子 西田佐知子エッセンシャル・ベスト歌詞
1.コーヒー・ルンバ

作詞:J.M.Perroni・中沢清二
作曲:J.M.Perroni

昔アラブの偉い お坊さんが
恋を忘れた あわれな男に
しびれるような
香りいっぱいの
こはく色した
飲みものを教えてあげました
やがて心うきうき
とっても不思議このムード
たちまち男は
若い娘に恋をした

コンガ マラカス
楽しいルンバのリズム
南の国の情熱のアロマ
それは素敵な飲みもの
コーヒー モカマタリ
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒー・ルンバ

昔アラブの偉い お坊さんが
恋を忘れた あわれな男に
しびれるような
香りいっぱいの
こはく色した
飲みものを教えてあげました
やがて心うきうき
とっても不思議このムード
たちまち男は
若い娘に恋をした

コンガ マラカス
楽しいルンバのリズム
南の国の情熱のアロマ
それは素敵な飲みもの
コーヒー モカマタリ
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒー・ルンバ

コンガ マラカス
楽しいルンバのリズム
南の国の情熱のアロマ
それは素敵な飲みもの
コーヒー モカマタリ
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒー・ルンバ

みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒー・ルンバ……


2.アカシアの雨がやむとき

作詞:水木かおる
作曲:藤原秀行

アカシアの雨にうたれて
このまま死んでしまいたい
夜が明ける 日がのぼる
朝の光りのその中で
冷たくなった私を見つけて
あのひとは
涙を流して くれるでしょうか

アカシアの雨に泣いてる
切ない胸はわかるまい
想い出の ペンダント
白い真珠のこの肌で
淋しく今日も暖めてるのに
あのひとは
冷たい眼をして 何処かへ消えた

アカシアの雨がやむとき
青空さして鳩がとぶ
むらさきの はねのいろ
それはベンチの片隅で
冷たくなった私の脱けがら
あのひとを
探して遥かに 飛び立つ影よ


3.死ぬまで一緒に

作詞:水木かおる
作曲:藤原秀行

好きなの 好きなの 死ぬほど好きなの
好きだといって…
どんなに冷たくされたって
いいえ 私はついてゆく…
死ぬまで あなたと一緒にいたい
死ぬまで あなたと一緒にいたい

泣かせて 泣かせて しみじみ泣かせて
いとしい胸で…
あなたに抱かれるしあわせを
じっと夢みて生きてきた…
何にもいらない あなたが欲しい
何にもいらない あなたが欲しい

好きなの 好きなの うそでもいいから
好きだといって…
あなたのためなら この生命
どこで死のうと生きようと…
死ぬまで あなたと一緒にいたい
死ぬまで あなたと一緒にいたい


4.エリカの花散るとき

作詞:水木かおる
作曲:藤原秀行

青い海を見つめて
伊豆の山かげに
エリカの花は 咲くという
別れたひとの ふるさとを
たずねてひとり 旅をゆく
エリカ エリカの花の咲く村に
行けばもいちど
逢えるかと…

山をいくつ越えても
うすい紅いろの
エリカの花は まだ見えぬ
悲しい恋に 泣きながら
夕日を今日も 見送った
エリカ エリカの花はどこに咲く
径は はるばる
つづくのに…

空の雲に聞きたい
海のかもめにも
エリカの花の 咲くところ
逢えなくなって なおさらに
烈しく燃える 恋ごころ
エリカ エリカの花が散るときは
恋にわたしが
死ぬときよ…


5.故郷のように


6.東京ブルース

作詞:水木かおる
作曲:藤原秀行

泣いた女が バカなのか
だました男が 悪いのか
褪せたルージュの くちびる噛んで
夜霧の街で むせび哭く
恋の未練の 東京ブルース

どうせ私を だますなら
死ぬまでだまして 欲しかった
赤いルビーの 指環に秘めた
あの日の夢も ガラス玉
割れて砕けた 東京ブルース

月に吠えよか 淋しさを
どこへも捨て場の ない身には
暗い灯かげを さまよいながら
女が鳴らす 口笛は
恋の終わりの 東京ブルース


7.博多ブルース

作詞:水木かおる
作曲:藤原秀行

泣いてた泪のかれた 私にも
流す泪が 残っていたのか
酒場の隅で 東京の
言葉を聞けば 死ぬほど逢いたい
ああ 博多の夜も 泣いている

こんな日陰に暮らす 女にも
咲いた一つの 綺麗な想い出
愛することの 苦しさを
噛みしめながら ふるえる唇
ああ 博多の夜も 泣いている

つらい悲しい嘘を ついたのも
恋にすがって 生きたいばかりに
酒場の窓に 咽び泣く
東京行きの 夜汽車のあの汽笛
ああ 博多の夜も 泣いている


8.メリケン・ブルース

作詞:滝田順
作曲:伊部晴美

ちぎれたテープが
波間にゆれる
ひとり淋しい 波止場の灯り
二度と恋は
昏い運命の メリケン・ブルース

暁けの出船の
汽笛に泣いた
初心は過去の夢さえ遠く
今は未練の
涙も涸れた
バカな女の メリケン・ブルース

錆びたいかりが
小雨に濡れる
今日もはかない 希望を胸に
誰を待つのか
波止場の夜は
風も冷たい メリケン・ブルース


9.柳ヶ瀬ブルース

作詞:宇佐英雄
作曲:宇佐英雄

雨の降る夜は 心もぬれる
まして一人じゃ なお淋し
憎い仕打ちと うらんでみても
戻っちゃこない あの人は
あヽ 柳々瀬の 夜に泣いている

二度と逢えない 人なのに
なぜか心が 又いたむ
忘れたいのに あの夢を
想い出させる この酒が
あヽ 柳々瀬の 夜に泣いている

青い灯影に つぐ酒は
ほろり落した エメラルド
もだえ身を焼く 火の鳥が
雨に打たれて 夜に泣く
あヽ 柳々瀬の 夜に泣いている


10.港町ブルース

作詞:深津武志・なかにし礼
作曲:猪俣公章

背のびして見る海峡を
今日も汽笛が
遠ざかる
あなたにあげた 夜をかえして
港、港 函館 通り雨

流す涙まで割る酒は
だました男の味がする
あなたの影を ひきずりながら
港、宮古 釜石 気仙沼

出船 入船 別れ船
あなた乗せない帰り船
うしろ姿も 他人のそら似
港、三崎 焼津に 御前崎

女心の残り火は
燃えて身をやく桜島
ここは鹿児島 旅路の果てか
港、港町ブルースよ


11.赤坂の夜は更けて

作詞:鈴木道明
作曲:鈴木道明

いまごろ どうして
いるのかしら
せつない想いに ゆれる灯かげ
むなしい未練とは 知りながら
恋しい人の名を囁けば
逢いたい気持ちは つのるばかり
赤坂の夜は 更けゆく

夜霧が 流れる
一ツ木あたり
つめたくかすんだ 街の灯よ
うつろなる心に たえずして
泪ぐみひそかに 酔う酒よ
身にしむわびしさ しんみりと
赤坂の夜は 更けゆく
赤坂の夜は 更けゆく……


12.女の意地

作詞:鈴木道明
作曲:鈴木道明

こんなに別れが 苦しいものなら
二度と恋など したくはないわ
忘れられない あのひとだけど
別れにゃならない
女の意地なの

二度と逢うまい 別れた人に
逢えば未練の 泪をさそう
夜風つめたく まぶたにしみて
女心ははかなく 哀しい

想い出すまい 別れた人を
女心は 頼りないのよ
泪こらえて 夜空を仰げば
またたく星が
にじんでこぼれた


13.くれないホテル

作詞:橋本淳
作曲:筒美京平

あなた知ってる くれないホテル
傷を背負った 女がひとり
そっとブルース くちずさみ
真紅のベッドに 涙をこぼす
ああ くれない くれない
誰が名づけた
くれないホテル

霧に沈む くれないホテル
やぶれた恋に 未練をだいて
そっとくちびる ふるわせた
やせた女の うつろな瞳
ああ くれない くれない
灯りさみしい
くれないホテル

雨の小窓 くれないホテル
朝がくるたび 女は泣いて
そっとこころ とじるのよ
ため息さえも 今は思い出
ああ くれない くれない
誰が名づけた
くれないホテル


14.ウナ・セラ・ディ東京

作詞:岩谷時子
作曲:宮川泰

哀しいことも ないのに
なぜか 涙がにじむ
ウナ・セラ・ディ東京 ああ……
いけない人じゃ ないのに
どうして 別れたのかしら
ウナ・セラ・ディ東京 ああ……

あの人はもう 私のことを
忘れたのかしら とても淋しい
街は いつでも
後ろ姿の 幸せばかり
ウナ・セラ・ディ東京 ああ……

あの人はもう 私のことを
忘れたのかしら とても淋しい
街は いつでも
後ろ姿の 幸せばかり
ウナ・セラ・ディ東京 ああ……


15.ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー