1998~2010

角松敏生 1998~2010歌詞
1.君のためにできること

作詞:角松敏生
作曲:角松敏生

君の大切なことが
他の誰かのせいでなくなってしまったら
君はそこにある何かで
誰かを傷つけてしまいたいと想うだろうか
僕等にはわかるすべもないけれど
欲しいものや伝えたいことのためだけじゃなくて
何ができるのか教えてほしい

君がとても遠くにいて
僕の想いなど伝わらなくても
不安な夜が君を悲しませないように

勇気という言葉だけを信じ過ぎないでほしい
真実は他にある
誰かの心を信じたいならば
まず自分のことを知ることが大切
誰だって自分だけが正しいのだと想いたくて
叶わなくてただ恐れているだけ
わかりあえること求めてるのに

だから僕は君のために
できることを今 探し続けよう
切ない歌が二度と聞こえなくなるように

泣かないで こんな夜もいつか明ける
どんな人もたったひとつだけ願うことがある
愛する人よ生き続けて

この世界に散らばってる
七色の想いひとつに集めて
白い光に変えて
永遠を照らせ

だから僕は君のために
できることを今 探し続けよう
不安な夜が君を悲しませないように


2.Lunafairymiena

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

彼方から真夜中の空に
昇り出す満月の眼差しよ
誰もいない夜の広場で
笑いながら君は踊る
月灯りを浴びて
Lunafairymiena
月影に舞う elves
Lunafairymiena
僕を惑わせてよ
そして夜が明ければ“さよなら”

誰ひとり知らぬ間に月は
その姿変えてゆくものだから
満ちればまた欠けてゆくような
移りゆく心に僕は
ずっと魅いられている
Lunafairymiena
妖しいほどの caress
Lunafairymiena
どんなに離れても
月の手に操られるまま

Lunafairymiena
月影に舞う elves
Lunafairymiena
僕を惑わせてよ
夜が明けるまでは消えないで


3.Mrs. Moonlight

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

夕闇が静かに舞い降りてくる
いつものようにすれ違う女
コートの襟を立て 甘い香りが
そっと風にしみこむように
靴音が遠く消えても
あなたの影を知らぬ間に追いかけてる
You're Mrs. Moonlight
月の光を浴びた肌 妖しく
どこへ行くの?
街の渦に消えると
そこには闇だけが残る

巻いた髪かき上げ
光るヒールの行方は 誰にも言えない人
月影を纏えば 夜に紛れて
まるで何もないかのように
魅せられた僕は
ただその後ろ姿を見送ると目を閉じた
I Love You Mrs. Moonlight
あなたのこと虜にする時間は
どこにあるの?
思い浮かべるだけで
見えない夜は長すぎる

靴音が遠く消えたら
あなたの影も知らぬ間に遠ざかる

You're Mrs. Moonlight
月の手管を借りた秘め事は
何もかもを惑わすほど
想いが宿れば帰れなくなる

Oh, Mrs. Moonlight
月の光を浴びた肌 妖しく
どこへ行くの?
街の渦に消えると
そこには闇だけが残る


4.月のように星のように

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

月のように星のように
この暗い道を照らしてゆける
そんなふうに君は今歩き始める

信じていたこと失いそうなときも
君はとても強く
ありのままを見ていた
こんな不安だらけの日々でも
胸をはって生きて行こうね、いつも
涙を流すのは今じゃないから
あなたらしく私らしく
この魂の目的を探してる
いつの日にか
僕らはまたここで出逢うだろう

この長い時を無駄にはしない
いつでもつながる想いを信じてる
何もできないことはないんだ
君の足下に咲いている
花の声が聞こえるかな
優しい人よ
月のように星のように
この暗い道を照らしてゆける
そんなふうに君は今 歩き始める

あなたらしく私らしく
この魂の目的を探してる
いつの日にか
僕らはまたここで出逢うだろう

月のように星のように
この暗い道を照らしてゆける
そんなふうに君は今歩き始める


5.心配

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

もうどれだけの日々を重ねてきたのだろう
大切なことはいつも
目に見えないとわかりながら
僕は君に何ができる?
せめて今夜は
心配をさせてほしい
ささいなことでも気にかけよう
君が今も微笑んでいるように

それほど僕は優しくなんてなかったから
当たり前だったことが
なくなることを怖れていた
もっと強く生きられたら
君に伝えたい
心配なことがあれば
何かを守りたいと思う
君がずっと生き続けているように

たった一言の言葉でいい 〜気をつけて…〜
君に聞こえるの?

こんな僕に何ができる
だからこのまま
心配をさせてほしい
ささいなことでも気にかけよう
二度と巡り会えないこと
この手に残したいと思えるから
君がずっと微笑み続けられるように


6.風車

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

見知らぬ街翳にしゃがみこむ
翼もないままで何処へ行けるの
わずかに残された陽だまりの中で
いつまで待てばいいの
渇く心に届く
廻れ風車
僕を連れて行け
何も欲しくはないから
花の咲くあの場所へ Spun Around

忘れかけたままで旅に出る
空も海も風も君を見ていた
失う優しさを気づいていたなら
今からやればいいよ
できることだけでいいよ
廻れ風車
君を連れて行け
きっとまだやり残したことが
見つけられるだろう Spun Around

廻る風車
僕等を吹き飛ばせ
渡る時代の波間で
今もわかりあえるかな

廻れ風車
僕を連れて行け
何も欲しくはないから
花の咲くあの場所へ
今すぐ Spun Around


7.Always Be With You

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

風が通りすぎる道をそっと振りかえれば
数え切れぬほどの出来事が
僕を見つめている
空がいつもそこにあるように
変わらないでいつも
手を振るあたなを見てた風の中
忘れないでいたいんだ
遠く離れても

野辺に咲く花ひとつに宿る想いがある
どんなことも偶然じゃないと
僕に教えている
叶わないことでもいつの日か
何か伝えられる
この街を出て行くけど
僕はまだ君の胸の中にいる
Yes, I Always Be With You

彼方へ飛んで行け この想いと今
あなたを抱きしめる風になりたい

いつもいつの時も
信じられることがあればいい
つながる心の糸を感じたら
あの白い船のように
どこまでも行こう

手を振るあなたを見てた風の中
僕は君の中にいる
Yes, I Always Be With You

彼方へ飛んで行け この想いと今
あなたを抱きしめる風になりたい

彼方へ飛んで行け この想いと今
あなたを抱きしめる風になりたい

彼方へ飛んで行け この想いと今
あなたを抱きしめる風になりたい


8.愛と修羅

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

見つめてたい いつでも
ときめきが想い出せるかな?

その手を僕の胸にあてて聞かせてくれ
本当に君は僕だけを見てるのか
ほら すぐに目をそらす
恋なんて煩わしいね だけど
見つめてたい いつでも
プライドまで壊れてくよ
こんなことは愛じゃな
戦ってるだけなんだ きっと

その目とその唇で僕を酔わせてよ
今まで信じてたことの正体を
君から教わるなんて
愚かだと笑うがいいさ けれど
抱きしめたいそれでも
他の奴が君を見てるだけで
イライラする許せない
そんな僕を僕は嫌いだよ

あるがままに生きろと神様の声をまねて
あいつらがこれみよがしに歌っては知らん顔

溺れさせて気がすむまで抱きたい
愛してるその意味が今わかるかな
見つめてたいいつでも
君はいつも素敵なんだ
このまますぐ死にたい 君の中で はじけたまま

抱きしめたいそれでも
君が他のことをしても
気にしないで負けてもいい
そんな僕を僕が好きになるまで


9.君という名の僕におしえたい

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

君に他の誰かがいたこと
告げられたあの夜僕は
まだ振り切れない想いでいた
君の涙を見て
遠い日に僕も同じようなことを
誰かにしてたんだ
その人の痛みが
今は僕の胸を貫いてく
巡るさだめの迷路から
愛を見ていた
君を変えたい
愛をあげたい
君という名の僕に教えたい
何もいらない
ただ君といたい
これほどまでの想いがあること

私は男の子みたいだから
誰も愛せないと言った
君の安らぎを
本気で今 探し始めている
愚かと言われてもいいよ
こんな僕でも
君を変えたい
愛をあげたい
君という名の扉開けたい
君のかけた心の鍵
僕が今すぐ探しに行くから

想いは移り変わるもの
だからいつでも
君を見てたい
手にふれたい
どんな時でも感じていたい
風になりたい
連れて行きたい
君の知らない遠い街まで

君を変えたい
愛をあげたい
君という名の僕に教えたい
何もいらない
ただ君といたい
これほどまでの想いこそ“愛”
LOVE YOU


10.浜辺の歌

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

誰もいない砂浜で影を見たんだ
振り向いたらほら君がいた
何か言いたげな顔で瞳そらせば
肩ごしから波がこぼれた
風がさえぎる声をそっと伝えてあげる
WOW WOW WO
君が好きだよ
どうでもいいかそんなこと

言わない言えないことが多すぎてうんざりだ
夏の午後は何しないよ
鏡のようなふたりが木漏れ日の中で
嘘ついてもわかるもんか
君の髪がそよげば世界で一番素敵!
WOW WOW WO
もどかしいほど
すれ違うのも悪くない

WOW WOW WO
君が好きだよ
そしていつか忘れたい

WOW WOW WO
紙くずほどの
優しさでもあればいい

WOW WOW WO
愛になりたい
今度の夏も言えるかな

黙りこくった
浜辺の歌


11.桃色の雲

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

6月の風がドアミラーに張りついたままで
渋滞の向こう海に出ると少しましになる
「この後で何処へ行くの?」
「そんなこと僕わからない」
「窓開けて 何か見える?」
「空が見えるだけだよ」
「あ、ちょっと待って 今夕陽が沈む もう少し黙ってよ」
きっと何かが想い出せるよ
僕等がしがみついてる意味がわかる

君が手の中で転がしてる飴色のピアス
まるで僕達の時間のよう
気まぐれに光る
「わかるでしょ?」
「わからないよ」
「そんなこと聞かないでくれ」
「波の音聞こえてるよ」
「僕は何も聞こえない」
「ちょっと見て ほら桃色の雲 あんなの見たことないね」
きっと僕等は疲れてるだけ
深呼吸をしてみたら
景色が回りだす

たどり着く場所はいつも
狭くて肩も抱けない
だけどまだ君がとても大切だと想うから
そっと佇む夕まぐれには
耳を傾けようか
バックミラーに遠ざかる街
何もないままでいいよ
何処までも行こう

ちょっと待って
今夕陽が沈む
もう少し黙っていよう
きっと何かが想い出せるよ
僕等がしがみついてる意味がわかる


12.How is it?

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

誰の声も気にしないでいたいけれど
本当のこと本当の愛
わからなくて
まっすぐに交差点渡ってく
曲がることも落ちることもない毎日と
思ってたらいつの間にか
ずれてく時間
正直に訊いてみて欲しいんだ
ずっとこのままでもいいのか
どうです安らぎは?
それほどのものじゃないでしょう でも
そうです、
刺激だけじゃいつかみんな朽ち果てる

しがみついた執着には希望はない
でも全てを投げ出すほど
強くはない
人混みを避けて歩いてる
これじゃ何処へも行けやしない
どうです恋愛は?
派手なLIVEみたいで笑えるでしょ
そうです、
終わりのないことを探してよ

忘れたくて忘れないで
そんな声がしても
気にしないで行ける道があるよ

どうです毎日は?
まるで映画みたいなものね でも
そうです、
終わりのないお話を探そう

どうです安らぎは?
それほどのものじゃないでしょう でも
そうです、
刺激だけじゃいつかみんな朽ち果てる


13.LIVE

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

泣かないで
たとえそれがどうにもならないこととしても
諦める勇気は踏み出す勇気より力がいるよね
君のその傷みの何十分の一さえも
わかってあげられない
こんな僕だけど
生き続けようよ
まだやり残したことが山ほどあるんだろう?
この世が君の名をほら呼んでいる
聞こえるだろう
さあ もう涙をお拭き

不安でも
弱音を吐きたくても
ありのままでいたいね
他の人のように生きられないなんて
考えてはいけない
僕だってわからない
この先何があるかなんて
君だけの生き方見せておくれよ
失うことからも始まる言葉が
きっと誰かを救うだろう
求めることのなか
君の役目は大切だから
さあ もう一度微笑って

生き続けようよ
まだやり残したことが山ほどあるんだろう?
この世が君の名をほら呼んでいる
聞こえるだろう
さあ もう涙をお拭き


14.Realize

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

Realize 感じてる
移りゆく悲しみさえ
変わらない時の中で
記憶の海へといつか流れる

二度と戻らないと
あきらめていた人と
思いもよらぬことで
また会えることがある
きっと同じ場所に
いられることだけを
信じていたから
Realize わかってる
運命などありはしない
変わらない真実なら
未来はいつでも変えられるもの

いつも会えるものと
想っていた人さえ
突然会えなくなる
そんなこともあるから
今を大事にして
振り向けば過ぎ去る
光よりも速く
Realize 気づいてる
過去には縛られないで
変わらない想いがある
今 時の水平線渡ろう

いつかこんな想い
両手に抱きしめて
君に届けよう
Realize 今はまだ
ひとりでもいられるから
生きているただそれだけ
わかるならば怖れないで

Realize 感じてる
忘れられないことさえ
変わらない時の中で
記憶の海へといつか流れる


15.崩壊の前日

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

いつも通りの街 ただひとり 彷徨えば
行くあてのない 日々を知らぬ 人々に出会う
にぎわう通り こんなにも素敵
満ち足りてるはずでも
何故なんだ
足りないこと
知っていても
誰もみな そんなこと 気もかけずに
明日がまた やって来ると信じてる
約束もないのに
また日が暮れて行く

どこか遠くの街で 泣いている 愛しい人よ
いつでも会える 思い込んでた ちっぽけな世界も
たったひとつの 出来事だけで
失うほど儚い
誰も来ない
誰もいない
誰のために
僕たちは 生きているの 気づいたなら
無くしたもの 取り戻せる真実と
想い出の街に
今 風が吹いてる

崩壊の前日に 君は何処に いたのだろう
そして今でも 僕たちは ここにいられる
誰もが同じ 痛みと出会う
けれどいつか過ぎ行く
回り巡る
日々の中で
見つけられる
大事なもの それだけを 失わないで

今を生きて
今を見つめ
ほらごらん
大好きな 街にひとつ 灯かりがともりだす


16.恋の落とし穴

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

花の舞い散る舗道には
夏の子供達の群れが
秘かに浮かびあがる
君の喋ることは何も
僕に伝わらないままで
歌いながら歩いた
恥ずかしがりな瞳の中にいるのは誰かな
あなたのことは何もかもわかっちゃいないね
空回りだろ? いつだって
それでもいいから微笑って!!

婀娜な黒髪かき上げる
滑るほど白い指先
僕はただ見てるだけ
ぽっかり開いた口の中に
風に飛ぶ花弁ひとつ
突然に我に返る
はぐらかせない言葉には
逃げる場所もない
ダメだよこれじゃ
またひとつ螺旋が弛んでく
始まるときは気づけない
恋の落とし穴に攫って!!

恥ずかしがりな瞳の中にいるのは誰かな
あなたのことは何もかもわかっちゃいないね

空回りだろ? いつだって
それでもいいから
ダメだよこれじゃ
またひとつ螺旋が弛んでく
始まるときは気づけない
恋の落とし穴で嗤って!!


17.BEAMS

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

太陽の階に
届くような BEAM が
海を照らすと
風が鳴る
愛よ今
その手にも触れたら見えてくるもの
光る雲間にある記憶の中
ただ僕達は微笑う

空にある星々と
閉ざされた約束
解き放つまで
天駆ける想いと
君の髪
夕影色に飾ろう

光る雲間にある記憶の中
ただ僕達は微笑う

空よ海よ波よ風よ(太陽の手の中で目覚めよ)
僕を迎えて

空よ海よ波よ風よ(星々の瞬きに甦る)
君を誘う


18.Startin'

作詞:角松敏生
作曲:角松敏生

茜色の夜明けにひとつ
輝く星見ていた
立ち止まれば
もうこの先へ行けない気がする
この道はどこへ向かうの?
問いかけて
心の声を聞いてみよう
どこまでも僕は行くよ
彼方で待ってる何かに向けて
走り出せ!!
この心の行方をあなたに見せたい
It's My Way

手に入れられることがあるなら
そう喜んでいいけど
それ以外のことを欲しがれば
悲しみもふえる
だから僕はこのままでいい
ありのまま見えるもの
聞こえる言葉と
どこまでも君と行くよ
いつかは別(はな)れる時がくるとも
そんなこと怖れる間に
僕らはやれることがある
It's My Way

どこまでも地平の果て
遥かな陽光が全てを赤く染めてゆく
何もかもが毎日生まれ変わるんだ
走り出せ!!
この心の行方をあなたに見せたい
It's My Way


19.Fly By Night

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

窓際にもたれて
見下ろす街を
そっと逃げ出すように
彼方までも連なる光巡るSpiral
Fly By Night
夜の羽広げたなら
淡い恋の炎隠したまま
高く舞い上がれ

見上げれば星影
心を映すHigh Way Spot
輝きながら
瞬いては溢れる
目も眩むほどに
Shootin' Star
すべるように飛んで行こう
きっと君に届く秘かなもの
散りばめた言葉を

Fly By Night
夜の羽を広げたなら
淡い恋の炎
隠された言葉を

見つけられる
その手に委ねてSo My Baby
すべるように回るように
高く舞い上がれ
Fly By Night


20.RAIN MAN

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

窓辺に広がる高曇りの空
どうせ今日もそのうち雨が降るだろう
約束も信じることもない毎日だけど
きっともう寂しくはないから
行方もないまま
何も見つけられなくてもいいから
このまま

ひとりで見上げて雨が降り出すのを
こうしてただ待っていればいいだけで
不安や悩みは何処へいても消えやしない
だったらもう何も考えず
肩打つ雨粒
どんなに降りそそいでも
ほら僕はこんなに自由

行方もないまま
何も見つけられなくてもいいから
このまま

雨の中傘もない
何も気にしない
だって僕は誰にも縛られないよ
ただひとりただひとり
誰も愛さずに
ここでみんなを愛しているよ
ずっと


21.IZUMO

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

太陽の眼差しが雲間にかかる
幾筋も差し伸べる光の中で
何かが僕に語りかけるように
海鳴りが声になる輝きの中
駆け抜ける想い出が崩れてゆくよ
僕は君を連れてゆこうか
風が吹けば波が起こり全てが変わる
立ち止まらず振り向かない
ほらずっと君のそばにいる
I LOVE YOU

幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)まぐわいながら
彼方から訪れる不思議な時間
そこに必ず何かがいる
誰もいない風の舗道歩いてゆけば
遙か遠い世界から
ほらずっと僕は見られてる
I LOVE YOU

何かが僕に語りかける

耳を澄ませ聞こえてくるこの世の全て
君を抱いて胸に抱いてほら流れてゆこう

風が吹けば波が起こり全てが変わる
立ち止まらず振り向かない
ほらずっと君のそばにいる
I LOVE YOU


22.かなし花

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

花を踏みつけることはしたくない
そう想ってはずっと生きてきたから
気をつけようと歩いてきたけど
身動きもとれぬ深い草叢に
迷い込んだそこにはたくさんの花
そこから先へ進めるだろうか?
僕は花を踏み前に進むだろう
この途惑いの中抜け出せるならば
そして花に謝ろう
ありがとうと言おう

人が行き交って気枯れる毎日
避けられぬことでも生きて行くんだ
傷つこうともそれでも君は
愛を歌うだろう?
答えのない愛の
それこそが真実
運命などない
流す涙の数だけ
あなたはそこにいる

教えておくれ
この日々の行方を
どこまで生きたなら
解りあえるだろう?

僕は花を踏み前に進むだろう
この途惑いの中抜け出せるならば
そして花に謝ろう
ありがとうと言おう


23.Smile

角松敏生 With 千秋
作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

目を閉じて想い出せるだけ
笑顔映しだそう
悲しみに立ちどまる時でも
僕らはいつも支えあえる
まだどれほどの叶えられない想いがあるのだろう
手を伸ばせば
僕らはいつでも
たとえ離れた場所でも
お互いを感じあえるだろう
それはまるで奇蹟でも
夢物語のようでも
信じあえばできること

手のひらを合わせる想いは
誰だって綺麗なもの
疑いやいさかいのある部屋
そこから出ておいで今すぐに
もうどれだけの時が流れ去ってしまったとしても
遅くはない
どんなに遠くにいても
あなたが笑顔で
いつまでもいてくれますように
それは想いあるかぎり
この命のあるかぎり
毎日願い続けよう

僕らはいつでも
たとえ離れた場所でも
お互いを感じあえるだろう
それはまるで奇跡でも
夢物語のようでも
信じあえばできること

どんなに遠くにいても
あなたが笑顔で
いつまでもいてくれますように
それは想いあるかぎり
この命のあるかぎり
毎日歌い続けよう


24.REMINISCING

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

通り過ぎればすぐにも七色の街灯り
いつの日か見た景色が甦るなら
何処かへ続く扉を開けよう
君はあの海へ向かう
波が胸に打ち寄せる
記憶の街を抜け出せる
窓に流れる光と影を重ねる

きっと誰も忘れられない想いの欠片がある
俯きがちな日々でも抜け出せるなら
瞳を閉じて目蓋に浮かべて
僕はあの海へ向かう
波が胸に崩れゆく
時間が巻き戻されてゆく
今も繋がるすべて
ここにあるから

波が胸に打ち寄せる
記憶の街を抜け出せる
波が胸に崩れ行く
時間が巻き戻されてゆく
今も繋がるすべて
ここにあるから

波が胸に打ち寄せる
時間が巻き戻されてゆく


25.ハナノサクコロ

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

昨日までの冷たい
風が温む午後は
お気に入りのコートを脱ぎ捨て
遠ざかる冬空
連れだって行く悲しみ
見上げたら約束想い出そう
花の咲く頃逢いに行くんだ
もう一度君に打ち明けられるのなら…

シャボン玉の虹を
胸に空いた穴から覗いてた
あの日はもう遠い
あの場所へと向かう
地図を隠した箱の鍵を探そう
君の声が聞こえる
大切なほど離れていたね
今ならきっと君を抱きしめられる

もう少しだけ暖かな日がやってくるなら
すぐにも出かけられる

花の咲く頃想い出すんだ
僕らはずっと二人でいたのだから


26.We're Together

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

どれだけの言葉でも
癒せないことがある
そんな時人は何ができるというのだろう
わかっているよ
それでも僕はここにいる
We're together We always got together
君の悲しみをわけてほしい
こんな想いになれる
それは君が僕そのものだから
どうか君の心をみせておくれよ

そばにいるしかないのが
もどかしくて辛い
強がる君の笑顔に僕は応えられたかな
君の傷み
まだ全てがわからなくても
We're together Oh, Yes got together
君の夜を照らしてあげよう
蒼い光の中で守りたい大切なことだから
君をつつむ風になれますように

We're together We always got together
君の悲しみをわけてほしい
どんな遠くにいても
君と僕つないでいる全て

We're together Oh, Yes got together
君の夜を照らしてあげよう
蒼い光の中で守りたい大切なことだから
君の穏やかな毎日を
つつむ風になれますように


27.夜の蝉

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

誰もいない真夜中の街で一人
捨てられたままの夢の欠片や
叶わなかった想いの抜け殼を
拾い集めては風に飛ばそうか
何処かにいる誰かに届け
聞こえるだろう?
夜の蝉が鳴いている
僕はここにいるよと
力の限り鳴き続けている
ねぇ 残された時間をただひたすら生きて
命の尽きるまで羽ばたくのだと

まだ僕等は暗い土の中にいて
幸福という名の匣を探してる
けれどいつ日かその匣の中には
微笑みと同じ数の悲しみが
あることに気づいたとしても
怖れないで
夜の蝉が歌う
限りのあることが
どんなに大切なことなのか
さぁ 僕等に残された時を抱きしめたら
羽ばたこう 短い夏が始まる

砂のように零れ落ちる日々と出会いの中
忘れてきたことがないように

聞こえるだろう?
夜の蝉が鳴いている
僕はここにいるよと
力の限り鳴き続けている
ねぇ 残された時間をただひたすら生きて
命の尽きるまで羽ばたくのだと


28.Prayer

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer 祈りの声を
Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer あなたに

君と駆け抜ける回廊へと誘うものよ
その高き場所へ僕等は行ける
気枯れ浄める光の中
誰でも感じられる
心の地平の彼方へとすぐに
僕の中の Prayer 目覚める時に
君の中の Prayer と供に
Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer 祈りの声を
Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer すべてに

夜が明ける前の蒼き風よ
海を渡れば
昇る太陽の気配の中
星空が塗り変わる色に
君の瞳が濡れる
何かに触れた気がするならほら
僕の中の Prayer 君を見ている
君の中の Prayer と供に
Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer 叶えられる
Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer もうすぐ
Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer 光重なる
Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer 雲間に

気枯れ浄める光の中
誰でも感じられる
心の地平の彼方へとすぐに
僕の中の Prayer 目覚める時に
君の中の Prayer と供に
Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer 祈りの声を
Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer すべてに
Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer 光重なる
Ah-Ray Ah-Ray Ah-Ray Layer 雲間に

着しゅうた服ジャッティがまし脱ぎ捨てぃ 裸ん
あしやっう゛ぃす゜事恐う゛ゅうてぃか 朝や来ん
遠た果てぃがみや 君が心次第どぅやーば
うんどぅ君とぅ走しぴらでぃ 太陽ぬ光かっう゛ぃ
あきしゃるんどぅ目覚りてぃ 新風ぬ吹きば
願う事ん目覚りす゜心 君が中ん生まりす゜
スティガフ プカラッサ タンディーガタンディ トートゥガナス
閉いうたー魂ぬ扉 今どぅ開き゜

シシッてぃがまし
宝ぬどう落てゅう
拾いみーる


29.See You Again

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

静かな夜のCapeに抱かれ
眠る君の横顔見ていた
明日もきっといい日だよねと
そっと胸に手をあて
鼓動を聴いてた
Can I See You Again?
日々の終わり 日々の始まりに
こうしてそばにいて欲しいから
目覚めたならまた出逢える
忘れないでいて
僕はいつだって君を見ているよ

悲しいことがあったとしても
心配することはないんだ
僕の心は君の心に宿っているのだから
越えてゆけるだろう
Can I Hold You Again?
もしもそばにいられなくなってしまう
そんな日が来たならば
怖れないで
僕はずっと君の内にいる
だから遺された想いをつなげて

Baby, Smile Again
その笑顔がそこにあるだけで
僕は生きられる
信じてる
どんなときも どこにいても
守りたいものがあると知ることが
これほどまでにも愛しい

Can I See You Again
日々の終わり 日々の始まりに
こうしてそばにいて欲しいから
目覚めたならまた出逢える
忘れないでいて
僕はいつだって君を見ているよ


30.ALL LIFE IS PRECIOUS

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

花散る風の中で 手のひらを広げて
舞い降りた喜びのかけら
ありのままに受けとめられたら すぐにも
We need to remember that all life is precious
伝えたい 守りたいことが もしもあるなら
儚き全てに想いを馳せよう

水面に落ちる雨が 造りだす輪のように
幾重にも広がる想いは
知らぬ間にも 誰かのもとへと届くから
We need to remember that all life is precious
解き放つ優しさはやがて
君のもとへと巡り還るだろう
微笑みとともに

このひとときの間にも
生まれては消えてゆく
だから今

We need to remember that all life is precious
伝えたい 守りたいことが もしもあるなら
儚き全てに想いを馳せよう