Fankacoustics

角松敏生 Fankacoustics歌詞
1.VIEWS

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

空を貫くビルの波
歩道にあふれる影
暮れかかる色染めてゆく
都市を見てる
(重なる時間と渦巻く)
(ざわめく無数の言葉)
立ち止まると追い越してく
笑いと無口な風
シグナルが全てを止める
瞬間の静寂
(Get down 押し寄せる人の波)
(Get down 息を潜めている)
ほら僕は一人で
もう向こうへ渡るさ
踏み出す彼方へそびえる
光の塔

テールライトの赤い糸
ガラスに映る夜の虹
君の顔が滲んでゆく
手も届かない
(砕ける灯の粒を散りばめたら)
手のひらに都市を乗せ
観てたらわかるさ
幾重に交わる全てが
何処までも

ほら僕は一人で
もう向こうへ渡るさ
踏み出す彼方へそびえる
光の塔


2.Have some fax

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

誰もいないビルの中
ただウーウー唸る白い奴等と
僕はお仕事中
あの女と奴の笑う
声が消えたオフィスに一人
くされ煙草 ふぅ〜
その気もない
意味もない
電話でいい
後にしよう
Have some fax tonight
Give it up, Give it up
Have some fax tonight
Give it up, Give it up

あらあら今夜も一人
またまた忙しいふりして
デートはキャンセル
(あ〜あ)
わき目振らないふりで
思わせぶりなだけな私へ
送ってあげる
(送信、送信、ピー!)
さよなら
そうして
いつまでも
呆けてなさい
Have some fax tonight

街中大騒ぎ
見下ろして一人笑う
誰もわからない
明日は何があるか

窓辺に広がる夜景は
この手の中
Have some fax tonight
Give it up, Give it up
Have some ×××× tonight
Get it up, Get it up


3.The night with you

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

誰もが眠った
確かめたら
屋根づたいに
真夜中の国へ
密かに降りて行くんだ
最終電車へ
君の街まで
真昼とみんな違う街と人々の騒ぎに紛れて
君の窓辺についたら
小石をひとつ投げて
約束通りに
暗闇静かに開く窓浮かぶ君は
妖しく笑いながら僕の鼓動をつかむ
早くして!

朝まで僕らは
月の下で
抱き合うのだ
真っ赤なネオンが
君の背中を染めてた
それだけで何もかも手に入れられた
誰にも見られることのない歩道橋の上
僕らは飽きるほど口吻を繰り返した
何度でも

やがては消えて行く夜空を見上げるとすぐ
何事もない顔
いつもの家へ帰ろう
夜が明ける

大人になればもう辿り着けないあの街
真夜中それが特別な場所だった時よ
もう二度と…


4.Hospital

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

このドアの向こう側には
何があるかもわからない
それでも笑っているあなたの心は
どれだけの数の人を
傷みと見続けてきたのか
透き通るような顔
まるで風のように
Keep on Smilin'
お願いそのままでいてよ
何も考えさせずに
Keep on Standin'
大切な人のために
観つめてよ
その目の奥から

あの扉が閉まるたび
不安な顔の人々が
ここがどんな場所だか僕に教えてる
日常とそうじゃないもの
現れてはまた消えゆく
そんな時の中でも
君はいつも通りで
Keep on Smilin'
お願い何も言わないで
そばにいるだけでいい
Keep on Standin'
孤独を温めてあげて
あなただけが伝えられる

Keep on Smilin'
あなたはこの部屋の外で
何を想い願うの
Keep on Standin'
明日へのカーテン開けて
心へと光を運んで

Keep on Smilin'
お願いそのままでいてよ
何も考えさせずに
Keep on Standin'
大切な人のために
観つめてよ
その目の奥から


5.My Sugar

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

砂糖まみれのドーナツの穴から
Tattooだらけの街を覗いていた
パッとしないハッとこない
だってみんな同じ顔してら
Saccharinでも○ク○でも染み込む
あの頃の遺伝子が目覚める
笑ってる泣いてる
それでもきっと嘘の語り
だけどあんただけは
何で他と違う
そんな目で見ないで
Don't you give it?
Baby, Baby 連れてってあげる
あんたのママのことはよく知ってるから
綺麗になれよ My Sugar

たったひとつの取り柄もないのだろう
綺麗だけなら捨てるほどいるから
Pinup Ladyの胸の谷間の溺死体
数えてる間に年齢だけはくってる
だけどあんただけは
あいつらとは違う
なんて綺麗な眼だ
I just give it up
Baby, Baby 教えてあげる
みんなは裏と表に気づかない
いつの間にか飼い馴らされる

Baby, Baby 抱きしめてあげる
今度の月夜に出ておいでよ Come on baby!
気持ちよくなれ My Sugar

Baby, Baby 連れてってあげる
あんたのママのことはよく知ってるから
綺麗になれよ My Sugar


6.How is it?

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

誰の声も気にしないでいたいけれど
本当のこと本当の愛
わからなくて
まっすぐに交差点渡ってく
曲がることも落ちることもない毎日と
思ってたらいつの間にか
ずれてく時間
正直に訊いてみて欲しいんだ
ずっとこのままでもいいのか
どうです安らぎは?
それほどのものじゃないでしょう でも
そうです、
刺激だけじゃいつかみんな朽ち果てる

しがみついた執着には希望はない
でも全てを投げ出すほど
強くはない
人混みを避けて歩いてる
これじゃ何処へも行けやしない
どうです恋愛は?
派手なLIVEみたいで笑えるでしょ
そうです、
終わりのないことを探してよ

忘れたくて忘れないで
そんな声がしても
気にしないで行ける道があるよ

どうです毎日は?
まるで映画みたいなものね でも
そうです、
終わりのないお話を探そう

どうです安らぎは?
それほどのものじゃないでしょう でも
そうです、
刺激だけじゃいつかみんな朽ち果てる


7.Believing

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

まだ遠い少年の頃
僕は嘘つきだと言われ
僕の眼に見えたこと言っても
誰も信じてはくれなかった
大人になって僕はほんとの嘘覚えた
ただ秘密さえも嘘だと知ったんだ
自分や他の誰かを守るために
NO, NO, NO 自分だけ信じられる風景の中
一人、陽が暮れるまで遊んでたあの時の色を
もう一度だけ見せてくれないか…

まだ何も知らない頃
君を見て僕は立ち止まる
毎晩、夢の中で二人は
世界中を旅していたんだ
偶然、街で出会う君は違う人だった
恋には目的があることわかってる
自分も他と同じになりたいだけなんだ
My Baby 透き通るような笑い声
君と手をつなぎながら駆け抜けた芝生の上
あの時の顔を
もう一度だけ見せてくれないか…

振り向く街の窓硝子に映った僕の顔は
まるで迷子みたいだ

I'm Believing
自分だけ信じられる風景の中
一人、陽が暮れるまで遊んでたあの時の僕に
もう一度だけ、会わせてほしい…


8.ハナノサクコロ

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

昨日までの冷たい
風が温む午後は
お気に入りのコートを脱ぎ捨て
遠ざかる冬空
連れだって行く悲しみ
見上げたら約束想い出そう
花の咲く頃逢いに行くんだ
もう一度君に打ち明けられるのなら…

シャボン玉の虹を
胸に空いた穴から覗いてた
あの日はもう遠い
あの場所へと向かう
地図を隠した箱の鍵を探そう
君の声が聞こえる
大切なほど離れていたね
今ならきっと君を抱きしめられる

もう少しだけ暖かな日がやってくるなら
すぐにも出かけられる

花の咲く頃想い出すんだ
僕らはずっと二人でいたのだから


9.ultima viagem~I See Ya

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

最後の旅に出かけよう
埃の舞う道の彼方
探し物などもう忘れてしまえよ
理由(わけ)もない意味もない
ただここにいたくない
Sarava! 安らかな日よ
作りかけた模型を壊せ
行方知れずになっても
風は僕の声を伝えるだろう
I See Ya

車窓に映る僕の顔に
過ぎ去る街が重なり合う
吹き曝しの日々は
肩に乗せたままだよ
自由なんて淋しいだけ
わかっちゃいるのに
Sarava! 愛しい人よ
死ぬまで君を忘れないよ
幸せになれること
それが何かもうわかってるだろう

いつの日も微笑っていられる
そんなやりかたがあるんだ きっと

冬の冷たい空はなんて高いんだ
泣かないよ、泣いてないよ
見上げてるだけさ
誰も見送らないで
振り向きはもうしたくないよ
この旅が終わりでも
たとえ見つけられなくてもいいから

Sarava! 安らかな日よ
作りかけた模型を壊せ
行方知れずになっても
風は僕の声を伝えるだろう
I See Ya


10.What a beautiful day

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

誰にも叶えられない
そんなことがあれば
目覚めの一番にほら
窓を開けてみる
どんな時も当たり前のような顔で
この素晴らしい日を見上げよう
辛いときでも見上げよう
何か今までとは違うなら
声に出してみよう
What a beautiful day

なんにも背負うことなく
ただそこに向かおう
あなたが目指すところは
あなたが決めること
不安な時も喜びの時でも君は
この素晴らしい日を見てるかな
同じ気持ちで見てるかな
つながる空の下君のために
大声で唄うよ
What a beautiful day

どこまでも続く空
(流れる雲間から)
渡る風の歌声
(あなたの夢を)
太陽の腕の中
(叶えてくれるから)
光のつぶて浴びて
(僕らの想いを…)

この素晴らしい日を見上げよう
辛いときでも見上げよう
何か今までとは違うなら
声に出してみよう
What a beautiful day

この素晴らしい日を見てるかな
同じ気持ちで見てるかな
つながる空の下君のために
大声で唄うよ
What a beautiful day


11.真夜中模様

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

空っぽの通りに響く
やりっ放しの奴らの声
夜に紛れて消えて行く
白茶けた店の灯りが
通り過ぎるあんたの顔に纏わりつく
I give up
僕はただ一人で見ていた
真夜中模様
それは妖しくて笑えるもの
僕だってそこにいるよ
嘘でもいいんだ
誰かに逢いたくなるだけだよ
話すことなんてないから
このまま
ここに佇んでいたいんだ

煙っている夜の向こうに
たったひとつの物語
終わり方を忘れている
甘ったれた声にもたれて
そっと滑り落としたら
さぁどこへでも行けよ
I give up

翻す心のベールと

真夜中色は何て欲張りなことばかりで
呆れてものも言えず
それでも綺麗なあんたの爪先に映ってた
街灯りを見ていたいから
このまま
香りの中へと沈んでる

眠れぬ夜はどうすればいいの
教えてくれ
記憶がなくなるほど疲れ果てるまで
何も考えられないほどに
抱きしめあえたらいいのかな
このまま
きっと何も変わりはしない


12.トナカイの涙

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

ただ何も言わずに過ぎて行く日がある
曇る電車の窓を指で拭いて見てる
もうすぐ降り出す雨は霙まじり
僕はまたいつもの駅で降りるから
ジングル・ベル
ねぇ連れてってくれよ
君の言う暖かな場所へ
電飾の街が嘆いてた
そんなものは在りはしないと

誰も自分のことで精一杯の顔だ
きっと淋しいはずでも何故か笑っている
道往くあの女の話は空っぽで
灰色に埋まる空からこぼれる
見なよ、ほら
トナカイの涙
誰の目にも見えないのだろうか
贈り物が届けられないと
そんな人が見つからないと…

一日過ぎれば塵だらけの道で
僕はまだ一人で待っているのかな…

Sing a song
ねぇ本当の歌を
君にすぐ聴かせてあげたい
塞いでる耳を傾けて
きっといつか解りあえるよ

見なよ、ほら
トナカイの涙
誰の目にも見えないのだろうか
贈り物が届けられるように
そんな人を見つけてあげようよ


13.POLE TOWN

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

POLE TOWN
通り過ぎゆく
どこも変わらぬ日々
こんな凍てつく街でも
人は強く生きて往けるの?
しゃがみこんでいる
少女がはしゃぐそばで
遠い思いをたたえた幾千の足音
僕は一人
流れていく街を
ただ見つめている
来ない君を待ちながら

POLE TOWN
降りしきる雪
逃げるように集う
この地下街の果てに
君の行方探していたよ
悲しみの顔と喜びの顔の間に
きっと失いかけてた
僕の顔が見つかる
白く光る道に映る影を
ただ追い続けて時は流れる
佇んでいる北の街の鼓動
僕は聞いていた
君のことを想いながら

肩に凍みていく雪は何も言わずに
まるで手招くような風が吹きはじめた
この階段のぼれば
もう僕はただの旅人さ
いられはしない
だけど僕は流れていく街を
まだ見つめている
来ない君を待ちながら

やがて僕は襟を立てて一人
帰るのだろうか?
ここより寒いあの街へ


14.Wrist Cutter

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

誰の感情ものみ込んで行くVisionの企みよ
廻る意識の中
まるで囚われた女達よ
僕の目を見て
何が見えるかな
そうあなたの心の奥に澱む
腐りかけたプライドの影だ
Get Down, I Love Ya
その戒めを解いてやれ
Get Up
君の背中に隠れた翼を広げ
新たな目線の先へ飛んで行け

垂れ流す正義の名のもとに
壊された高潔なもの
顔のないネットの向こう側で
騙されるLittle Girl
Displayの中はいつも空っぽだ
そう、あなたの傷だらけのその手を
治せること教えてあげよう
Get Down, I Love Ya
それが君を縛る鎖
Get Up, Yes Do It
燃える想いと心の火の手で切り離せ
広がる時の地平へ解き放て

叩き割れればただの作りもの
そうあなたは本当のことだけを知ることだ
それだけでいい

Get Down, I Love Ya
その戒めを解いてやれ
Get Up
君の背中に隠れた翼を広げ
新たな目線の先へ飛んで行け

Get Down, I Love Ya
それが君を縛る鎖
Get Down, Yes, Do it
燃える想いと心の火の手で切り離せ
広がる時の地平へ解き放て


15.LIVE

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

泣かないで
たとえそれがどうにもならないこととしても
諦める勇気は踏み出す勇気より力がいるよね
君のその傷みの何十分の一さえも
わかってあげられない
こんな僕だけど
生き続けようよ
まだやり残したことが山ほどあるんだろう?
この世が君の名をほら呼んでいる
聞こえるだろう
さあ もう涙をお拭き

不安でも
弱音を吐きたくても
ありのままでいたいね
他の人のように生きられないなんて
考えてはいけない
僕だってわからない
この先何があるかなんて
君だけの生き方見せておくれよ
失うことからも始まる言葉が
きっと誰かを救うだろう
求めることのなか
君の役目は大切だから
さあ もう一度微笑って

生き続けようよ
まだやり残したことが山ほどあるんだろう?
この世が君の名をほら呼んでいる
聞こえるだろう
さあ もう涙をお拭き


16.もう一度…and then

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

まだ明けきらない空 淡い月が沈んで
浮かび上がるRunway
もうすぐ都会が動き出すと
一番早い翼が僕を連れて行く
時の迷路を抜けて
一人きりになれば聞こえてくる
心の叫び声君に届け
君の街へもう一度 もう一度だけ戻りたい
全てが変わるその前に
ときめきの喜びをもう一度
この胸で確かめたい
I love you forever

幾千の愛の形が
君にわからせてくれたことを忘れないで
ひとつの場所に落ち着くこと
それだけが安らぎじゃない
わかりあえるなら
滅びゆく記憶にも
その手を差しのべてほしい すぐにも
きっと生まれ変わる もっと輝いて
君の街が見えてくる 終わりのない旅を導く
愛しい人にまた逢える
目を覚ませもう一度 走り出せ
あの日のままに生きてMy girl
I love you forever

うつろう時の波がもしも毎日を変えたとしても
彷徨う魂が輝くなら
君の街へもう一度 もう一度だけ戻りたい
全てが変わるその前に
ときめきの喜びをもう一度
この胸で確かめたい

君の街へもう一度 もう一度だけ戻りたい
全てが変わるその前に
もう一度 もう一度 もう一度
もう一度だけ戻りたい

君の街へもう一度 もう一度だけ戻りたい
全てが変わるその前に
もう一度 もう一度 もう一度
もう一度だけ戻りたい
I love you forever