つづれ川

谷龍介 つづれ川歌詞
1.つづれ川

作詞:坂口照幸
作曲:岡千秋

水より薄い 人の世に
いいのいいのよ 指をさされても
一つ違えば 細くなる
そんなか弱い おんなの道を
いつも支えて くれる人
こころ舞う川 つづれ川

この目に見えぬ 縁(えん)もある
そうよそうなの あなた抱きしめて
心細さに 怯(おび)えてた
そんな私の 姿はないと
袖(そで)を引かれて 腕の中
おんな舞う川 つづれ川

太田の川は 瀬戸内へ
いいのいいのよ 木(こ)の葉舟(はぶね)だって
あなた私の 道しるべ
どうぞ受けてね 思いの丈(たけ)を
ついてゆきます 離れずに
いのち舞う川 つづれ川


2.しぐれ宿

作詞:三正和実
作曲:大山高輝

これきり逢えない別れでしょうか
いや、いや、いやです離れない
だんだら坂を 登った先の しぐれの宿で
泣き、泣き 燃えた せつなく燃えた
涙すだれの胸枕(むねまくら)

さみだれ夜雨(よさめ)よ わかっておくれ
帰さずほしいの もう一夜(ひとよ)
女の思い 女の願い 他人のように
別(べつ)、別(べつ)、宿(やど)を 出さずにおくれ
右に左に背を向けて

あなたをなくして 生きられますか
なぜ、なぜ、なぜです 酷(むご)すぎる
添えない運命(さだめ) 悲しい運命(さだめ) しぐれの宿で
愛され、愛し ともした灯(あか)り
消さず欲しいの 命火(いのちび)を