1.イエスタデイ
作詞:Midori Karashima
作曲:Midori Karashima
Yesterday 楽しいことがひとつふたつほど
Yesterday 悲しいことは少し多いほど
Yesterday あなたと会うたびに年をとって
Yesterday それぞれの色をかさねてきた
無理などしないで
今日もひとつづつ
ああ 心を休めて
あなたの手にかえす
シャララ シャララ ハイリハイリホ
闇をぬけてしまえば
シャララ シャララ 昨日へ昨日へ
流れて行く 川がみえる
Yesterday 過ぎ去れば悲しみもやわらぐし
Yesterday 振り向けば楽しさはほほえむし
Yesterday あなたに頼るには ものたりない
Yesterday だけど今は少し眠らせて
無理などしないで
どんな一日も
ああ 未来と過去とを
行ったり来たりする
シャララ シャララ ハイリハイリホ
川をたどる小石は
シャララ シャララ 昨日へ昨日へ
流されては 丸くなる
シャララ シャララ ハイリハイリホ
無理を無理をしないで
シャララ シャララ 昨日を昨日を
さかのぼると 明日が見える
シャララ シャララ ハイリハイリホ
無理を無理をしないで
シャララ シャララ 昨日を昨日を
さかのぼると 明日が見える
2.笑顔を探して
作詞:辛島美登里
作曲:辛島美登里
ときめきとせつなさが まわり始めてる
人波の交差点 背中押されながら
坂道をどこまでも あなたと歩いた
なぜ欲しいものを“大好き”と声にだして
言えないの?
今あなたがいる ただそれだけで安らぐ気持ち
“つないでる その指をはなさないで…”
笑顔を探して
夕暮れと街の灯が重なる空の色
星くずのまたたきを瞳に映して
ひとつわかりかけたの 振りむけばあなたが
いつの日も変わらずにそばにいてくれた
なぜ欲しいものを“大好き”と声にだして
言えないの?
今あなたがいる このぬくもりを育ててゆこう
“アリガトウ あしたまた会えるのかな?”
笑顔を探して
なぜ欲しいものを“大好き”と声にだして
言えないの?
今あなたがいる ただそれだけで安らぐ気持ち
“つないでる その指をはなさないで…”
笑顔を探して
3.サイレント・イヴ
作詞:辛島美登里
作曲:辛島美登里
真白な粉雪 人は立ち止まり
心が求める場所を思いだすの
いくつも愛を 重ねても 引きよせても
なぜ 大事な夜にあなたはいないの
さようならを決めたことは けっしてあなたのためじゃない
不安に揺れるキャンドル 悲しかったから
“ともだち”っていうルールはとても難しいゲームね
もう二度と二人のことを邪魔したりしない
本当は誰れもが やさしくなりたい
それでも 天使に人はなれないから
瞳をそらさずに 想い出はうるむけれど
移りゆく季節が ページをめくるわ
さようならを決めたことは けっしてあなたのせいじゃない
飾った花もカードもみんな Merry Chistmas for me
“ともだち”って微笑むより今は一人で泣かせてね
もう一度 私の夢をつかむまで Silent Night
もう一度 私の夢をつかむまで Silent Night
4.Merry Christmas To You
作詞:永井真理子・辛島美登里
作曲:辛島美登里
キャンドルの灯りほのかに窓辺のカフェ・テラス
赤い花かかえ現れたあなたに微笑む
てのひらをそっと重ねて凍えたその指を
あたためるからおしゃべりをねぇ 少し休めて
ときめく会話やJokeにいつかまぎれた
せつない恋(おも)いを 今夜は伝えられそう
Snowy night 初めて恋した日のよう
一瞬のふれあいも大事にしたいの
Snowy heart くもりガラスに描いた文字
あえてよかった 私からのMerry Christmas to you
賑やかな人の波間を肩寄せ歩く道
粉雪が踊るアスファルト降ちては溶けてく
急いだりはしゃぐ足どり誰もが倖せを
捜しているの それぞれの夜 夢を託して
無邪気な子供の心を いつか忘れた
素直な気持ちを今夜は想い出せそう
Snowy night 生まれたままの街の色
真綿色の愛で二人を包んで
Snowy heart まぶしいほどの星空は
永遠(とわ)の祈り 天使からのMerry Christmas to you
Snowy night 初めて恋した日のよう
あえてよかった 私からのMerry Christmas to you
5.夕映え
作詞:辛島美登里
作曲:辛島美登里
やさしかった愛が 知らん顔ですぎる
信じられるのは たぶん自分だと思うけれど
歩道橋の上で 両手を振るきみは
何も聞かないで そっと足どりあわせてくれるともだち
今 長い坂道でみつけた夕映え
きみに会えたこと本当によかった
忘れないで 手をつないでいっしょに歩こう
子供達の陰がもつれながら走る
校庭のベルが鳴れば穏やかに 今日も終わる
失くしたとき やっと見えるものもあるね
夢がこわれても 時が流れてもすっと君といたいよ
今はぐれた心が ひとつに重なる
きみの微笑みが こんなにうれしい
迷いながら 遅れながらもすこし歩こう
今長い坂道で見つけた 夕映え
君と会えたこと ほんとうによかった
今はぐれた心が ひとつに重なる
きみの微笑みが こんなにうれしい
迷いながら 遅れながらもすこし歩こう
6.あなたは知らない
作詞:辛島美登里
作曲:辛島美登里
こんな夕暮れ 一人であなた
何を思っていたの?
少年のように すこし照れながら 微笑(わら)うのね
陽気にはしゃぎあえる ともだちなのに
ふとしたやさしさに 揺れるのは、なぜ
恋と呼べない愛を 胸に秘めてきたの
好きだと言えない 距離がせつない
夢を見てるあなたの ずっとそばにいたい
まぶしいふりでかくす涙 あなたは知らない
そんな横顔 遠い瞳で
何を探しているの?
あなたに似合うシャツを買ったけど 渡せない
全てをわかりあえる ともだちなのに
全てを話すのが こわいのは、なぜ
巡りあいを重ねて 人は生きるけれど
あなたの代わりはどこにもいない
永い季節の中で いつかふりむいてね
風のようにみつめてるの あなたは知らない
巡りあいを重ねて 人は生きるけれど
風のようにみつめてるの あなたは知らない
7.Keep On“Keeping On”
作詞:Shiina Nagano
作曲:Midori Karashima
ため息の度に何かが
乾いてゆく気がして
通り過ぎる人波に
まぎれ込んでも一人
日暮れまで走り続ける
影踏みの子供達
つまづきながら涙の意味を
体で感じて
Keep On“Keeping On” 夢へ急ぐのなら
こんな日もあるよね あるよね
Keep On“Keeping On” 大切な物は
素直にならなきゃ探せはしないから
弱いままの自分の素顔
こんなにも苦しくて
誰かに見つめてほしい
背中を押してほしい
振り向けば昨日までに
強がりですれ違った
あたたかい手がいくつも見える
ぬくもり感じて
Keep On“Keeping On” 夢へ急ぐのなら
こんな日もいいよね いいよね
Keep On“Keeping On” 本当の愛は
やさしくならなきゃ探せはしないから
Keep On“Keeping On” 夢へ急ぐのなら
素直にならなきゃ 探せはしないから
8.恋も仕事も
作詞:辛島美登里
作曲:辛島美登里
愛を図るなんて いけないことだけど
そんなことをさせる あなたはもっと悪い人
彼女の家の前で あなたを待ってた
きりがない 一人芝居 もうここで帰ろう
好きだった……だけど決められない
この恋も 夢も大事にしたくて
プロポーズ……ためらったその日から
違う人 あなた選んだの
何もなかったように 朝は舞い降りて
新しい服とルージュ ラッシュの波へと歩きだす
友達も気づかない 心の傷跡
話してる 微笑ってる 自分が哀しいの
わからない……涙を越える度
しなやかに 強くなれると言うけど
今はただ……自分に負けたくない
頑張るの 恋も仕事も
好きだった……だけど決められない
この恋も 夢も大事にしたくて
今はただ……自分に負けたくない
頑張るの 恋も仕事も
幸せになるから みててね……
9.愛すること
作詞:辛島美登里
作曲:辛島美登里
愛が生まれて そして 息絶えるまで
時間はどのくらい?
もいちど 巡り会いたい 生まれ変わったあとも
きっと あなたと
真夜中のテレビでは 哀しいニュースばかり
最後まで この指を 離さずにいてね
少しずつ 少しずつ 夜は流れ
眠れずに 眠れずに あなたを想う
今すぐ会いにゆきたい 夢中になれる時は短かすぎて
本当は大切なこと 何も告げずに
別れてしまう気がして
わかってる ふりをする 自分を壊したい
ときどきは 泣かせてね 少女みたいにね
少しずつ 少しずつ 朝を待って
いつの日か いつの日か 孤独を知るの
愛が生まれて そして 息絶えるまで
時間はどのくらい?
もいちど 巡り会いたい 生まれ変わったあとも
きっと あなたと
少しずつ 少しずつ 朝を待って
いつの日か いつの日か 孤独を知るの
今すぐ会いにゆきたい 夢中になれる時は短かすぎて
本当は大切なこと 何も告げずに
別れてしまう気がして
愛が生まれて 息絶えるまで
時間はどのくらい?
もいちど 巡り会いたい 生まれ変わったあとも
きっと あなたと
10.あなたの愛になりたい
作詞:辛島美登里
作曲:辛島美登里
うれしいこと せつないこと いっぱい感じられるように
渇かない瞳をもって ひとは 生まれてきた
そう ふたりは ふたつのこころ
育てながら巡り会った
すこし違う すこし不安
だからなおさら 好きになれる
あなたの愛になりたい はなれても そばにいても
眠っても 目覚めても その声を 聞いてる
あなたの愛になりたい ひとりでは生きられない
気づいたの となりにある 温もりに はじめて
かたちより こどばより いっぱい伝えられるように
あたたかい 体にれて ひとは 愛しあうの
傷ついた羽根 癒してほしい
わたしのなかで 海のように
哀しい記憶 分けあいながら
愛は静かに満たされてゆく
あなたの愛になりたい 新しい わたしをみて
素直になれなくて 失くすのがこわくて
惜しみなく愛は与えて 惜しみなく愛されていく
あぁ なにも言わず あなた てのひらを かさねた
あなたの愛になりたい 時間を越え 夜を照らす
風のなか みつめあう 空と星でいたい
あなたの愛になりたい ひとりでは生きられない
寄り添った瞬間から 永遠は はじまる
うれしいこと せつないこと いっぱい感じられるように
渇かない 瞳をもって ひとは 生まれてきた
あなたのため 生まれて、きた
11.虹の地球(ほし)
作詞:Midori karashima
作曲:Midori karashima
生まれたその瞬間(とき) おなじ宇宙(そら)の裏側で
私の知らない 輝きが 産声をあげている
何故だろう、あなた
初めて逢ったのに 懐かしい気がした
虹の地球(ほし)で知った たったひとつの色
あなたには自分を 偽らずにいたい
生まれる時間や場所も 選べないのなら
せめて愛だけは 過ちも 後悔も ないように
平凡な街も
あなたがいるだけで 特別な気がする
わたしを染めてゆく 恋は絵の具のよう
誰かと混ざりあい 世界は増えてゆく
何処へゆくの? なぜ夢をみるの? またひとりぼっちに、なるの?
あなたが好きだから わたしは怖くない
暗闇のなかから 光へ歩いてゆける
わたしを染めてゆく 恋は絵の具のよう
誰かと混ざりあい 世界は増えてゆく
何故だろう、あなた
初めて逢ったのに 懐かしい気が、する…
12.あなたを愛している
作詞:辛島美登里
作曲:辛島美登里
あなたを愛している
たとえば今日の夕陽は 二度と明日は見られない
一瞬がすべて あなたと 私の間もそうなの
男のひとが流す涙を 初めて知った夜
母親のように 年上の あなたの肩を抱いた
あなたを愛している 誰より愛している
私が女に 生まれた訳がわかった
それだけでいい
神様もしも私が彼と 先に出逢ってたら…
テレビを見てる 笑う場面で 泣きたくなる午後
まさかと思う道を選んだ 自分を信じたい
不安だけれどあの頃よりも まっすぐ生きてる
私の最初の恋 あなたの最後の恋
いくつになっても 人は誰かを 本気で好きになれる
もしも悲しい 運命が訪れても…
あなたを愛している
あなたを愛している
13.菜種時雨~natane shigure~
作詞:辛島美登里
作曲:辛島美登里
はるかなこの道 どこへ続くのだろう
にじんだアルバム 菜種時雨の春
小さな願いに すべてを尽くしたけど
応えられぬあなたもまた 苦しかったと
雨の降る日は傘になって あなたを守りたい
だから元気でいてね いつか微笑って会えるように
人生 からくり 進んでいるようで
振り出し 懐かし 想いでなぞる旅
強がって結局 周りを困らせたね
今なら泣ける 弱い方が助けあえるね
夢より大事なものがあると あなたに伝えたい
時が経つほどに哀しみは 愛に変わってゆく
アリガトウ、アリガトウ、あのときに言えないままで
それきりだから...
雨の降る日は傘になって あなたを守りたい
だから元気でいてね いつか微笑って会えるように
夢より大事なものがあると あなたに伝えたい
時が経つほどに哀しみは 愛に変わってゆく
愛に変わってゆく...
14.抱きしめて
作詞:辛島美登里
作曲:辛島美登里
その顔をもう少し私に近づけて
微笑ってても本当は泣きたいとわかるから
いつもいつも元気で 自分の弱さみせず
それならそれもいいと 見ないふりもしてきた
だけどそれじゃ 愛しあう二人の意味がない
抱きしめて 悲しみ伝えて
弱音をはかない強さが みんなを明るくしても
抱きしめて あなたの涙を見せて
約束する 私はあなたのそばにいるよ
この部屋でもう少しゆっくり眠っていて
ぬくもりと寝息だけ 生きてるね、それでいい
私の世界があって あなたの世界もある
助けたいと思えば 無力と感じるだけ
だけど今は 自分よりもあなたが大切
抱きしめて 不安なときこそ
育んだ夢を失くして 明日に疲れたときは
抱きしめて あなたの涙を分けて
濡れたほほを重ねて 互いの肌になるの
ときどき誤解したり
たまにはケンカしたり
わかりあえる二人になれるまで
抱きしめて 悲しみ伝えて
弱音をはかない強さが みんなを明るくしても
抱きしめて あなたの涙を見せて
約束する 私はあなたのそばにいるよ
ずっとずっと あなたの味方だよ
15.桜
作詞:辛島美登里
作曲:辛島美登里
それは春 生まれた声に
身体全部で母は泣いたよ
その名前 書いては消して
授かったと知る 父の手帳
夜の山に 桜ひとつ
輝いて 咲いている
桜の花が空一面
旅立つ君の 未来染めてく
手をふる人の想いは今
花びらになり 君の道照らすよ
坂道も 子供の頃は
超えたら海が遥かに見えた
何故だろう 大人になると
新しい坂がまた待ってる
無理はしない 言いながらつい
頑張ってしまうから
桜の夏は葉を揺らして
汗拭く君に風を運ぶよ
木陰で少し休むといい
あの懐かしい子守唄歌おう
サヨナラなの? 急に人は
背をむける時もある
桜の秋は誰もいない
恋する君は 涙知るだろう
桜の冬は雪に埋もれ
孤独な君と一緒に眠ろう
どこにいても なにをしても
君のこと 好きだから
桜の花が空一面
夏秋冬を 共に重ねて
桜はいつも君を見てる
生きてく君を今日も見守ってる
生きてく君を ずっと愛している
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