チャンスの卵

辛島美登里 チャンスの卵歌詞
1.チャンスの卵

作詞:Midori Karashima
作曲:Midori Karashima

会社を辞めたよ 半年悩み続けて 三日間眠れなかったのに
引きとめられずに あっさりサヨナラ すこし物足りないの

スケジュールが 空っぽになる
目の前の自由に 戸惑ってる

そう、誰にも譲れない 夢があるなら
元気よく行こう!
その胸にこわれそうな チャンスの卵あたためて
ひとりぼっち だけど生きてる
夜を抱きしめながら

自動ドアじゃない めんどうでも人生の扉は 自分の手で開けて
都会の空気は いつも向かい風 だから振りむかないで

私だけの 地図を描くよ
空色のキャンバスに 思いっきり

そう、涙のその先に 夢はあるから
あせらずに行こう!
哀しみを越えるたび チャンスの卵強くなる
いつかきっと しあわせになる
明日を追いかけながら

そう、誰にも譲れない 夢があるなら
大丈夫、行こう!
その胸にこわれそうな チャンスの卵あたためて
もっともっとしあわせになる
明日を信じてるから


2.さよならを言わなきゃ

作詞:Midori Karashima
作曲:Midori Karashima

並んでゆくあなたが今、他人に思えた
気づく瞬間(とき)には 遅いの、もう
両親みたい あたたかく迎えるキャンパス
卒業してから 初めてきた

“距離になんか負けない”二人の愛は
どこにいても続くと信じていた、なのに

どうしてさよならを 言わなきゃいけないの
ケンカもしないで 嫌いにはなれない
あなたの想い出が あふれるこの街で
私 ひとり どんな風に生きるの

あなたが走るグランドで 声をからしては
エール 贈った 懐かしい日々
温室のようにやさしい時代を捨てて
それぞれの空みつめ 歩きだすの、だけど

どうしてさよならを 言わなきゃいけないの
そんなに上手に大人にはなれない
私の届かない 新しいその街で
あなた 誰と どんな風に生きるの

それでも さよならは 私から言わなきゃ