テテ

近藤晃央 テテ歌詞
1.テテ

作詞:近藤晃央
作曲:近藤晃央

失うことを恐れ過ごした僕の右手は
僕の左手と繋がれ、ただ願っていた

君の手を引いた僕のこの手は今僕の手を握るためにあるの?
分からないままでいいの?
「失ってから分かる大切なもの」じゃない
大切じゃないものは、失うこともないの

「何もできそうにない」もどかしさから “何かしたい”意思を感じながら
この手と手 ほどいてさ 自分だけじゃない世界へ

この手と手が掴めるものが2つだけなら
君の手と手を握り、君という1つがいいんだ
to I じゃないや Iじゃないや
こゝろ繋いでいたいや
to I じゃないや Iじゃないや
いつも繋いでいたいや

たとえ闇に覆われ見失ったとしても
結ばれた指先で消え去った訳じゃないの

瞬きする度 変わりゆく時代 目に見えないものばかり手にしたい?
それこそが闇でしょう?幻のような世界で

見えるものより触れられるものを守りたくて
見えないものより触れられないものを追いかけたくて
from eyeじゃないや eyeじゃないや
暗がり照らし出すのは
from eyeじゃないや eyeじゃないや
決して見えぬ温もりだ

君の手が震えて寂しそうで怖がっていた
手繰り寄せたその手は何故か僕の手より温かかった
何か奪い取る事も 失う事も 傷付ける事も
「愛しんだ」と呼ばれるだけの残酷さで

Thumb Up賛同 人差し指に止まれ
掌の運命なら 逆らってしまえ

この手と手が掴めるものが2つだけなら
君の手と手を握り、君という1つがいいんだ
to I じゃないや Iじゃないや
こゝろ繋いでいたいや
to I じゃないや Iじゃないや
いつも繋いでいたいや


2.かな

いつも通り 何気ない夜に'変わりなく届く笑顔'の裏
「本当は寂しい」分かって欲しかったんだね。

ただ、声が聞きたかった。
それだけで本当は良かったのに
声が聞けたら今度は姿が見えなくて不安になる。

「寂しい」なら「寂しい」と伝えていいんだよ。
「会いたい」が'会える'とは違っても 僕に伝えなきゃ消えちゃう言葉だから

強く 強く 抱きしめれば抱きしめるほど
側に居られない こんな瞬間の寂しさも大きくなるけど
いつだって いつだって 互いのために寂しいなら
僕らは想い合えてる。
それだって幸せなの...かな。

「好きなんだ。
...って言ったら困る?」
「...困らないよ」って君が笑った。
最初から 探り探り...そんな僕らの始まり。

いつも通り「大丈夫だよ」と安心させるための言葉も
「大丈夫」の温度で 強がってるかくらいすぐ分かる。

「正しい」方法なんて「わからない」ままでいいんだよ。
「自分らしい」狭間に描いた線は 境界線じゃなく僕らを繋ぐ糸にしよう。

どうして 愛おしいこの想いを「痛み」と呼ぶのだろう。
息は「苦しく」 涙は「零れ」 寂しさは「募る」ばかりだけど
知らないままなら この想いは生まれないまま。
「寂しさ」とは悲しさじゃなく 幸せに寄り添う「願い」のよう。

「かな」なんて不確かなものを繋いで叶える「僕らの約束」
あぁ「君」を守るために手にしたい「僕」を教えてくれた

強く 強く 抱きしめれば抱きしめるほど
側に居られない こんな瞬間の寂しさも大きくなるけど
いつだって いつだって 互いのために寂しいなら
僕らは想い合えてる。
それだって幸せなのかな。
言い切れないからこそ僕らに残された未来。
確かめよう。
君と僕の未来。

いつでも、側に居る。
おやすみ、側に居る。
おはよう、側に居る。
側に居る。