一粒の予感

遊佐未森 一粒の予感歌詞
1.一粒の予感

作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森

きらめく風に乗って舞い上がる
生まれたばかりの種 弾けて
細い影 指先をかすめて
柔らかな綿毛が揺れる
遠くに夏を告げる白い雲
二人で見上げる空 眩しい
手をつなぐ瞬間に弾けた
一粒の小さな予感

何処までも続いてるこの道
青い屋根 あの庭をそっと飛び越えて
暖かな土の上 捜そう
抱きしめたこの夢をきっと lalalalalala
叶えよう

流れる水の音を追いかけて
梢の尖った芽をくぐって
少しずつ 胸の中 膨らむ
一粒の小さな予感

何処までも透き通る青空
何処までも飛んでゆく ずっと手を取って
暖かな土の上 降りよう
大切なこの夢をきっと lalalalalala
咲かせよう この夢を
叶えよう この夢を

初めて 目覚める日は
銀の雨 待ちながら

丘の上 なだらかな斜面を
駆け昇る緑の陽光(ひかり)

何処までも透き通る青空
何処までも飛んでゆく ずっと手を取って
暖かな土の上 捜そう
抱きしめたこの夢をきっと lalalalalala
叶えよう この夢を


2.桃

作詞:遊佐未森
作曲:遊佐未森

やわらかな 五月の風に
生まれてくる 天使の子
花びらの 舞い散る水面(みなも)
流れてくる 行く先も 知らないで

せせらぎの 鼓動が聞こえる

あたたかな ちいさなのぞみ
結ばれる たいせつな桃の実

遠くから 響く歌声
胸に抱いて 出会ったの わたしたち

白い羽 青い空の果て

いつまでも 歌っているよ
君のこと みんなで待っている