野村将希2006年全曲集

野村将希 野村将希2006年全曲集歌詞
1.一度だけなら


2.信じてほしい


3.北の別離(わかれ)


4.アカシアの女(ひと)

作詞:池田充男
作曲:徳久広司

アカシアは アカシアは
おまえの花と 名づけたよ
面影匂う 可愛いやつよ
男ごゝろを 熱くして
大事に育てた 恋だった

アカシアの アカシアの
せつない夜に 身を焦がし
わたしを抱いて ほしいと云って
酔った目をして 泣いたやつ
恨んでいるだろ この俺を

アカシアに アカシアに
晩夏の雨が 降りしきる
おまえの愛に いやされてきた
俺のむかしの 古傷が
冷たい日暮れに また疼く


5.男の忘れな草


6.夕顔の花


7.ふたりの走り雨

作詞:池田充男
作曲:徳久広司

傘もささずに 待ってる女に
やさしい言葉も かけられず
俺は冷淡い 背をむける
けれどおまえが 愛おしすぎて
わかれられない 路地裏の
ああふたりの走り雨

俺のいのちを 二つに割って
半分おまえに おいてゆく
ひいてくれるな うしろ髪
もしも時間を 巻き戻せたら
夢をみようぜ しあわせの
ああなみだの走り雨

惚れたおまえに はじめて買った
ガラスのリングが ポケットで
声をころして 泣いている
できるものなら 相合傘で
恋に濡れたい まぼろしの
ああふたりの走り雨


8.夕子

作詞:池田充男
作曲:徳久広司

うたをひとふし くちずさみ
グラス片手に 泣くやつだった
夕子 おまえが 消えてから
こころにひゅるひゅる 風が吹く
恋は涙か 男と女
俺は今夜も しのび酒

淡い洋燈に 肩寄せて
ゆめを見ていた 俺達ふたり
錆びた貨物の 船にのり
異国へゆくかといいながら
ゆれて止まり木 男と女
あれが最後の 夜だった

夕子 おまえは どこの店
咲いていてくれ 可憐な花で
俺があの頃 まともなら
指輪のひとつも やれたのに
逢えば別れる 男と女
きっと探して 抱きしめる


9.赤い花

作詞:水木かおる
作曲:弦哲也

抱けばこんなに 小さいと
俺の手の中 甘えるおまえ
生活の疲れ かくすよに
笑顔いっぱい 咲いていた
思い出の 赤い花
こころの花だよ

これが別れと 云う朝に
うしろ姿で 泣いてたまえ
怨みをこめた 目の奥で
女ごころが 燃えていた
思い出の 赤い花
こころの花だよ

ひと夜添うても 妻は妻
弱いからだが 気になるおまえ
残ったおれの 半生を
かけてこの手で しあわせに
思い出の 赤い花
こころの花だよ

思い出の 赤い花
こころの花だよ


10.桜月夜の女


11.今度逢えたら


12.歌舞伎町の女


13.北のブルース


14.ついておいでよ


15.夕闇の果て


16.雪の炎