Harvest

鈴木祥子 Harvest歌詞
1.Swallow

作詞:川村真澄
作曲:鈴木祥子

「ねぇ 寂しいの」と
居眠りする横顔につぶやく
バスの終点から乗り継いでく
時刻表たどりながら

故郷 その文字で
気が楽になるなら
あなた 住む家が
見つかることを祈るだけ

Come home alone
時は誰にも 平等に流れ
さよなら そう告げるため
あなたは目覚める

ただ 帰りたくて 帰りたくて
帰ったのに
街では 何もなかったよに
風が吹いて
一日がまた始まる

屋根に住みついて
季節越えたスワロー
ダリア咲く庭を
軽々 空に飛んでゆく

Come home again
四月はじめに 旅した記憶は
あなたが元気でいるように
願いに変わるの

Come home again
四月はじめに 旅した記憶は
あなたが元気でいるように
願いに変わるの


2.ステイションワゴン

作詞:川村真澄
作曲:鈴木祥子

ヒーターを切って
コートにうずくまる
次の街でカセットを買おう
おしゃべりにも疲れたから

二人の荷物をひとつにして
紙コップのコーヒー分けあえば
自由なんて 簡単に
手に入るものね

ステイションワゴンに乗って
大きな月を追いかけよう
ステイションワゴンを買って
あなたのために何でもやる
わたしをかわいそうと 思わないでね

中古車センターで
暇をつぶしてた
あの頃が夢のようだね
あなたの声が少し寂しそう

黒くて丸いつま先に
枯葉が吹き寄せて
もう自分をごまかすのは
よそうと話したね

ステイションワゴンに乗って
騒いだ街を後にしよう
ステイションワゴンを買って
すべてを無くしてしまった
わたしをかわいそうと 思わないでね

去年の麦藁帽子を なぜ持ってきたの
ほんの短い休暇だと 言ってたはずよ

ステイションワゴンに乗って
大きな月を追いかけよう
ステイションワゴンを買って
あなたのために何でもやる
わたしをかわいそうと 思わないでね


3.水の冠


4.愛はいつも


5.サンデー バザール


6.Sweet Sweet Baby


7.あなたを知っているから


8.夏はどこへ行った

作詞:川村真澄
作曲:鈴木祥子

列車のドアに 背中をつけて
あなたは 荷物にしゃがみこんでる
昨日歩いてた 丘の上の
街灯が 窓に流れてゆくよ

ひとりのほうが 好きなのとか
もう 言えなくなるね

二人の夏は
どこへ行ったの
レールの音に 前髪が揺れる

煙草をくれた少年たちと
学校へ戻る話をしたの
そして みんなが知ってる歌を
ひとつ残らず 歌ったけれど

誰かの街を 過ぎてからは
外ばかりを見てた

あの灯りが
僕の家だよ
次のホームで さよならを言うの

また逢えるとか 元気でとか
本当に離れるの?

二人の夏は
どこへ行ったの
レールの音に 前髪が揺れる
あの灯りが
僕の家だよ
次のホームで さよならを言うの


9.どこにもかえらない

作詞:鈴木祥子
作曲:鈴木祥子

真夜中の樹の下で
公園みたいに眠りたい
水銀灯の消えた街で
噴水みたいにわらいたい
月の光の降る道で
消火器みたいにうたいたい

あの場所には戻らない
もうどこにもかえらない
あの場所には戻らない
どこにもかえらない

風の止まない線路沿いで
枕木みたいに話したい
遠い空を走ってく雲に
両手でさわりたい

あの場所には戻らない
もうどこにもかえらない
あの場所には戻らない
どこにもかえらない

水平線に灯がともる
空は赤く染まる
永遠に変わらない夢に抱きしめられていたい

真夜中の樹の下で
公園みたいに眠りたい
水銀灯の消えた街で
噴水みたいにわらいたい
月の光の降る道で
消火器みたいにうたいたい
風の止まない線路沿いで
枕木みたいに話したい
遠い空を走ってく雲に
両手でさわりたい


10.Little Love


11.かもめ


12.風に折れない花

作詞:川村真澄
作曲:鈴木祥子

心の霧が晴れてく
汚れない朝を見ていた
駅の向こう 枯れた野原
今はもうビルが立ち並ぶ
生まれた街のように ありふれた
宝物 見つけた

あなたへの愛は
やわらかな花のように
風に吹かれても 折れないの

近すぎてぼやけたフォーカス
あなた うつす写真はいつも
出逢った理由さえも忘れるほど
ささやかな 偶然

あなたへの愛は
やわらかな花のように
雨に打たれても 折れないの

そばにいるだけで
暖かくなれるから
どんな悲しみも 怖くない

あなたへの愛は
やわらかな花のように
風に吹かれても 折れないの

さみしい夜より
新しい朝の街を
二人で歩いて行きたいの

そばにいるだけで
暖かくなれるから
どんな悲しみも 怖くない

そばにいるだけで
どんな悲しみも 怖くない