CARNIVAL

鈴木雅之 CARNIVAL歌詞
1.CARNIVAL・PRELUDE


2.きみがきみであるために

作詞:大下きつま
作曲:ジョー・リノイエ

言葉途切れて…
意味もなくマッチに火をつけ
きみの両手 その火つつみこんだ
二人旅した時に蛍の光(ひ)をかこんだ
あの時ときみ 同じ微笑み

もう会わないと…
半年が過ぎた夜更けに
また二人こうして会っているの?
きみを愛さなくなって 少しらくになったと
嘘をついて きみをためした

きみがきみであるために
ぼくはきみといるから
お互い無理してる 迷いこんでいるね
ぼくがぼくであるために
ぼくはきみが必要
この胸に委ねてくれないか

雨が降りだし…
前髪に小さな雫
禁じられた果実 触れるように
ぼくの人指し指に そっとのせてみせよう
この哀しみ 真珠にかえて

きみがきみであるために
ぼくはきみといるから
泣いてなんかいない 笑ってくれたよね
ぼくがぼくであるために
ぼくはきみが必要
この胸に委ねてくれないか

今 奇蹟おこせるなら
これから きみとぼくに
偶然の出会いと永遠をください

きみがきみであるために
ぼくはきみといるから
泣いてなんかいない 笑ってくれたよね
ぼくがぼくであるために
ぼくはきみが必要
この胸に委ねてくれないか
きみであるために…


3.決断

作詞:朝水彼方
作曲:中崎英也

さぁおいで 振り向くんじゃない
ねぇいいかい 覚悟はできてるね
幸か不幸か 唇が重なれば
後には戻れない
じっと見て 僕だけを見て
この先に何があろうとも

愛してくれるのか 誰よりこの街で
涙が今 溢れても うつむかないで
信じてくれるのか こんなに辛いのに
うなづく その決断を 後悔しないで

さぁゆこう どうして震えるの
あぁ強く 手を握ってるのに
光と影を 残酷に分ける街
避けては通れない
だけど見て あの空を見て
幸せはいつもそこにある

どこまでゆけるのか 誰よりこの街で
心も その微笑みも 解っているよ
すべてをくれるのか 綺麗なその瞳
誰にも もう抱かせない 離れちゃいけない

幸か不幸か 出会ってしまったふたり
過去には戻れない
だから見て あの空を見て
幸せにいつかとどくから

愛してくれるのか 誓ったこの街で
涙が今 溢れても うつむかないで
信じてくれるのか こんなに辛いのに
この日を この決断を 後悔しないで


4.路 ~交差点~

作詞:大下きつま
作曲:安雲公亮

細い背中に もたれていると
君の声 響いてる 僕の耳もと

このまま二人 消えてしまおう
そう言って 微笑んだ 君がせつない

ゆっくりと長い坂道 二人歩く
あと10歩 街あかり これで最後

君は右の路から 僕は左の路
この交差点で さよならするのさ

誰の為に生きるか… 何の為に生きる…
出会った頃から わかっていた 君の為だと

細いためいき 風が運んだ
ふと君がいる様で 心の幻

ゆっくりと下り道を 一人歩く
まだ10歩 もどろうか 君に会いたい

君は右の路から 僕は左の路
この交差点で さよならしたのか…

離れられない君と 離したくない愛
ずっと前からわかっていたね この苦しみを…

がんばって生きていると 幸せになれる
そう言ったそのそばから 涙声になる

君は右の路から 僕は左の路
この交差点で きっと会えるから

誰の為に生きるか…何の為に生きる…
出会った頃からわかっていた 君の為だと


5.愛苦

作詞:朝水彼方
作曲:有賀啓雄

信号の赤 止まるたびに
むさぼるような 激しいキス
「夢見たんだ 追われてたよ 君と」

逢える以外 自分じゃない
枕濡らし 日々が過ぎる
薬のない 病いだから こわい

愛のわがままに苦しんで
愛のぬくもりを引き連れて
逃げて… 逃げて… 逃げて…

唇が肌を引き裂いて
ため息の声が聞こえてる
抱いて… 抱いて… 抱いて…

ある日 電車見過ごすほど
僕のことを 考えてたと
「もういいんだよ 行くとこまで ふたり」

愛の責任に苦しんで
愛の贅沢を楽しんで
泣いて… 泣いて… 泣いて…

汚れても僕はかまわない
情熱と君を信じてる
抱いて… 抱いて… 抱いて…

現実の雨に叩かれて 欲望の海に流されて
君と 僕は 何処へ…

嘘と真実に苦しんで
微笑みと月に癒される
濡れて… 濡れて… 濡れて…

愛の苛立ちに苦しんで
愛の自堕落に燃え上がる
抱いて… 抱いて… 抱いて…

君と離れるなんてできない
この命落とすことだから
生きて… 生きて… 生きて…


6.CARNIVAL

作詞:鈴木雅之
作曲:鈴木雅之

これから君と僕の Carnival
踊れ 踊れよ
すべて忘れ Carnival
二人だけで この愛の城で

Dance 君の胸で 目を閉じた
夢なのか 君とはぐれたよ
Dance 遠い場所で 泣いているの
君は何処? 何処にいるのだろう

君の中を今彷徨っている
子供が母親 探すように

せつないくらい愛の Carnival
抱いて抱きしめ
すべて忘れ Carnival
二人だけで 覚悟はできている

Dance 体中で つつみこむ
君のKiss 僕は目覚めたよ

僕のすべて今 君のすべてさ
光と影が点になった

これから君と僕の Carnival
踊れ 踊れよ
すべて忘れ Carnival
二人だけで この愛の城で

せつないくらい愛の Carnival
抱いて抱きしめ
すべて忘れ Carnival
二人だけで

これから君と僕の Carnival
踊れ 踊れよ
すべて忘れ Carnival
二人だけで この愛の城で


7.くちづけ(Deep Kiss Version)

作詞:西尾佐栄子・鈴木雅之・大下きつま・草間和夫
作曲:西尾佐栄子・鈴木雅之・大下きつま・草間和夫

くちびるを重ねたら もうなにも言わないで
強く強く ただ君抱きしめて

小さなスタンド消さないままだって
君が「お願い」と伸ばした掌を押さえて
始まるこの夜 引き返せない

くちびるを重ねたら もうなにも言わないで
強く強く ただ君抱きしめて
指先を絡ませて もう瞼とじていい
深く深く ただ祈るみたいに

「私の知らない私がいたの」って
君は困って恥じらった複雑な笑顔で
もう一度甘えた 落ちて行く恋

くちびるを重ねたら もうなにも言わないで
強く強く ただ君抱きしめて
もう少しこのままでいたいけど せつなくて
熱く熱く ただ君抱きしめて

このドアを開ければふたりは何処へいく
心はいつでも此処にあるのに

せつなさを積み重ね そしていま逢えたなら
傷痕にさえくちづけをして
くちびるを重ねたら もうなにも言わないで
強く強く ただ君抱きしめて
もう少しこのままでいたいけど せつなくて
熱く熱く ただ君抱きしめて


8.白夜 ~離したくない~(Midnight Breath Version)

作詞:大下きつま
作曲:大下きつま

抱きしめてよ ぎゅっと
会えないから もっと
そんなこと くり返すのか?

眠れないよ ずっと
考えてる じっと
せつなくて 気持ち廻ってる

背中にKissして 言葉なぞろうか?
つらい つらい 夜だから

※離したくない 離れられない
離れてわかる 君のことが
きっと 今夜このまま
さよならするのか 冗談じゃない
離したくない※

愛してるよ ずっと
憎んでるよ きっと
こんなにも くり返してる

まぶた閉じて そっと
動かないで じっと
白い夜 2人を包んで

耳たぶ熱くて 夢にさまよい
白い 白い 夜だから

離したくない 離れられない
輝いてるよ 瞳の奥が
きっと 悲しさだね
なぐさめてるのか 冗談じゃない
離したくない

不幸という闇が そっとひそんでるよ
白い 白い 夜だから

離したくない 離れられない
輝いてるよ 瞳の奥が
きっと 悲しさだね
なぐさめてるのか 冗談じゃない

(※くり返し)


9.好きで好きでたまらない

作詞:神沢礼江
作曲:羽田一郎

もう 迷わない この気持ちは本物
だいじな君 誰にも渡さない

性懲りもないが 気まぐれじゃないさ
ときめきは 不似合いな 純情に揺れて

さらって逃げたい その手つかんで 世界の果てまでも
昨日はいらない 明日など知らない
好きで好きで好きで たまらないよ君が

ああ 焦れったい メイルや電話じゃなく
だいじなこと 瞳を見て伝えたい

惑わせる仕草 駆け引きの言葉
そんなもの いらないよ 単純なまでに

愛してみせたい この手に抱いて 世界が終わっても
どうにもならない 理屈はいらない
好きで好きで好きで たまらないよ君が

性懲りもないが 気まぐれじゃないさ
ためいきは 不似合いな 純情に満ちて

さらって逃げたい その手つかんで 世界の果てまでも
昨日はいらない 明日など知らない
好きで好きで好きで たまらないよ君が

止められない ただ抱きしめたい 世界が終わっても
どうにもならない 理屈はいらない
好きで好きで好きで たまらないよ二人


10.風の街 -Truly La La-

作詞:田代まさし
作曲:鈴木雅之

トゥルリーララ トゥルリーララ
あの愛 罪 真実
答えなら 風の中 届かない 届けたい

あの日の夢 あの頃の笑顔
あぁ風に乗り 頬をくすぐる
改札口 人並みに消えて
あぁせつなさは 隠しきれない

髪をなでてあがるから 瞳を閉じて
あぁ何故 瞬間を戻す 風のいたずら

トゥルリーララ トゥルリーララ
あの日のその涙
よみがえる優しさは 君だから君だから

わからず屋と 君がついた言葉
あぁ今ならば ふり返れるさ
言葉ふさぐ キスに意味だけが
あぁ夜の都会 走りだしてた

過ちと過ぎてゆく季節のなかで
あぁ何故 まつげを濡らす愛しい女

トゥルリーララ トゥルリーララ
あの日もそう 君が
そばにいて 肩よせて 微笑んだ 風の街

溢れだした 想いも 包みこむ街
あぁ何故 迷う 二人 あの日のまま

トゥルリーララ トゥルリーララ
あの日の夢 運ぶよ
輝いた あの笑顔 風に乗り

トゥルリーララ トゥルリーララ
あの愛 罪 真実
答えなら 風の中 届かない 届けたい

二人だけ 二人だけ 風の街
二人だけ 二人だけ 風の街


11.10年

作詞:大下きつま
作曲:安雲公亮

ほら 寒そうに肩寄せて
今 ボート達が ゆれている
この公園のベンチで君と僕は はじまったね

ねぇ 同じ場所に座ろうか
君 スローモーション 目を閉じた
その瞬間にギュと眉よせ 僕にしがみついた

嵐の中 炎のような 10年だった
少しヤセた 肩を抱いた
もうダメだよ 歩けないよ 何度思った
こんな二人 10年

ねぇ 現実から逃げようか
そう それが二人の現実さ
「皮肉だね」と声をつまらせて 瞳 遠く光る

嵐の中 炎のような 10年だった
少しヤセた 肩を抱いた
何が正しい 何が間違い わからないまま
こんな二人 10年

海の見える 教会で 指輪かわそう
またたく星だけ よんで
見つめる様に ほほえむ君 今も変わらない
そんな君と 10年

ダメになったら 背負ってでも
歩いてゆくさ
そして二人 10年…