シロイカラス

鈴村健一 シロイカラス歌詞
1.シロイカラス

作詞:鈴村健一
作曲:渡辺拓也

君にもいつかわかる 白いカラスの行き先
人知れず僕らは飛ぶ 華やぐ街を

生きる理由ばかり探してる
空っぽの自分が恥ずかしいからさ

世界が決めたルールに僕らは
ただ身をまかせて 笑ってればいいの?

「裸のまま 本能赴くままに」
目をそらしていた真実の姿

誰の為でもなく 下す決断
黒い衣 脱ぎ捨てて立ち上がるんだ
純白な願い 僕らの翼
迷いを今 ふりはらい羽ばたくんだ

恐れるな 答えなら
闇の向こうに

なにが正しいのかなんて
早いもん勝ちで決まっていく時代さ

「手遅れでしょう?」ってみんな足踏み
居心地よくって ただ眠れなくって

どうして世界は一つになりたがる?
夢も理想も同じわけないのに

誰より高く飛びたいってイメージ
僕たちは それだけを手がかりに
うしろ指にも またねと手を振り
まだ知らない 明日へと旅立つんだ

一人ずつ 違うこと
誇りに変えて

あかつき染める光 白いカラスは見つめる
静かに力強い 希望の息吹

誰の為でもなく 下す決断
黒い衣 脱ぎ捨てて立ち上がるんだ
純白な願い 僕らの翼
迷いを今 ふりはらい羽ばたくんだ

恐れるな 答えなら
闇の向こうに

君にもいつかわかる 白いカラスの行き先
人知れず頬を伝う 涙の意味が


2.蒼

作詞:鈴村健一
作曲:宮崎誠

何万光年 漂うのか
蒼い星の光は

何十億もの生命 散らばる
瞳の数だけ 望む景色がある

砂漠の街は 雨を求め祈り
争う街は 勝利者を称える
めぐる おもい すべて 真実で

誰しもが願うだろう 安らかな幸せを
そうそれは 愛の歌 儚くも鳴り止まない
のびていく 空へ

ガラス細工の迷路のように
目の前にいる互いに触れられない

旅立つ者は 振り返らず進み
見送る者は 静かに時を待つ
めぐる おもい つなぐ 本能が

形あるものはみな 消え去っていくのだろう
でもきっと 愛の歌 儚くも鳴り止まない
のびていく 空へ

またたく星の蒼い光は そう
脈打つ鼓動 重なる愛の歌
めぐる おもい いつか ひとつに


3.ALL GREEN

作詞:鈴村健一
作曲:渡辺拓也

すぐ倒れるんだ 気が遠くなるよ
風が強い ドミノの様なこの日々は

完成したら どこまでいけるかな
理想に気を取られて つまづいて

また一から並べる
いつしかゆがんだ欠片 夢

何千回も負けを認めたでしょう
その度 喚いて 叫んで 壊れそうで
逃げ出したでしょう

でも なぜだろう ここにいる
確かに ここにいる 今も

いつだって 僕たちには
蘇る 才能がある
捨て去りたい過去さえも
ひとつひとつの細胞として刻まれていく 希望
いざなう明日の声に 新たな自分 こう言うんだ
「まだ見たい景色あるんだよ」って

さあ 満面の笑みで迎えに行こう
救いを求める みじめで情けない
あの日の僕を

そう 差し出すその手を今 つかめるのさ 僕は

いつだって 僕たちには
蘇る 才能がある
どんな苦しみたちも
消しはしないのさ ちゃんと繋ぐよこの手で 未来
当たり前の毎日が かがやき始めたなら
もう前だけ見てればいいはずさ

いつだって 僕たちには
蘇る 才能がある
捨て去りたい過去さえも
ひとつひとつの細胞として刻まれていく 希望
いざなう明日の声に 新たな自分 こう言うんだ
「まだ見たい景色あるんだよ」って

当たり前の毎日が かがやき始めたなら
もう前だけ見てればいいはずさ