修善寺の宿

鏡五郎 修善寺の宿歌詞
1.修善寺の宿

作詞:
作曲:

伊豆は湯の里 湯けむりに
人眼をしのんだ 恋の道
あなたに一夜(ひとよ) 身をまかせ
千夜泣いても いいのです
情けください… 修善寺の宿

あれは竹林(ちくりん) 笹の音
湯あがり浴衣で 酌をする
窓から覗(み)てる 眉月が
罪なおんなの 胸を刺す
離したくない… 修善寺の宿

墨絵ぼかしの 山の端(は)に
夜明けが白々 しのび寄る
愛しい男性(ひと)の 移り香を
ひとり湯舟で 流す朝
夢は束の間… 修善寺の宿


2.あばれ天竜

作詞:
作曲:

あばれ天竜 飛沫に濡れて
旅に行(ゆ)くのも 男のさだめ
泣くな深山(みやま)の 紅(べに)つつじ
伊那の七谷(ななたに) 俺(おい)らの故郷(こきょう)
なんで捨てよか 恋の花

秋葉火祭り 近づく頃は
風の寒さが こころに沁みる
おやじ達者か おふくろは
知らぬ他国の 片割れ月に
今日も詫びてる 親不孝

川は流れて 遠州灘に
行方知れない 俺(おい)らの旅路
明日(あす)は木曽路か 信濃路か
茜色した 西空みれば
落葉しぐれが 肩に降る