惚れて道づれ

鏡五郎 惚れて道づれ歌詞
1.惚れて道づれ

作詞:仁井谷俊也
作曲:山崎剛昭

おまえと歩いた 人生は
晴れの日ばかりじゃ なかったな
苦労つづきの 山坂だけど
おまえのやさしさ その笑顔
あれば明日(あした)に 歩いてゆける
惚れて道づれ おまえと生きる

夢みる男の その背中
後押しできれば いいと云う
いつも心じゃ 感謝をしても
口にはだせない 意地っぱり
たまにゃ飲もうか いたわり酒を
惚れて道づれ おまえと生きる

あなたに出逢えて よかったと
恥じらう目許の 愛(いと)おしさ
冬の木枯し 冷たいけれど
情けのぬくもり 寄せあえば
きっと来るのさ ふたりの春は
惚れて道づれ おまえと生きる


2.清水の次郎長

作詞:古川ゆう子
作曲:今澤雅一

富士を背にして 清水を起てば
ひとり残した お蝶に詫びる
三保の松原 潮風吹けば
草鞋(わらじ)に砂の 駿河湾
時雨街道 旅すがた

「大政、仕度はいいか?
お蝶、船宿末廣(すえひろ) あとをたのむぞ…」

あれが清水の 次郎長一家
縞の合羽に 振り分け荷物
菅笠(すげがさ)深く 足並揃え
街道一の いい男
風に追われて 東海道

義理だ仁義と 世間を渡り
幕末維新 その名を残す
腰の長脇差(ながどす) 背中に廻し
富士の山麓 開墾へ
清水の次郎長 國づくり