夢ひとつ

長保有紀 夢ひとつ歌詞
1.夢ひとつ

作詞:土田有紀
作曲:水森英夫

あなた待つ夜は 三十路が十九
恋は耳まで 紅をさす
今あれば何もいらない 生きられる
信じるだけの 仲だけど
いいのよ いいのよ 小さな夢ひとつ

早くねむれば そのぶん早く
逢える明日が 近くなる
陽だまりは惚れた男の 腕の中
窓打つ風が 寒いけど
あたしは あたしは 冬でも蝶になる

便りとだえて あれから三月
恋はかなしい 片だより
るすでんに酒に負けては いないかと
あなたの声に 花いちりん
飾るのよ 飾るのよ 女の夢ひとつ


2.清水湊(しみず)の女


3.おんなの浪花節

作詞:鈴木紀代
作曲:宮下健治

三月(みつき)もったら お慰み
おためごかしの 噂雨
手前ご存じ 不調法
イキな恋句(もんく)は 言えないが
惚れた女の 浪花節
あゝゝゝ聞いとくれ

五つこはぜの 白い足袋
ほどく手もとの じれったさ
空にまん丸 お月さん
仰ぐすすきに 秋の風
酔った女の ほつれ髪
あゝゝゝせつないね

七つ尽くして 足りぬなら
八つ九つ 捧げます
一途一筋 一本気
花の生涯(いのち)を 賭けました
こんな女の 浪花節
あゝゝゝ名調子


4.さすらい夜曲

作詞:水木れいじ
作曲:西つよし

流れ流れて この町で
送るこの世の 春いくつ
酒よおまえに 聞かそうか
さすらい男の 旅唄を

硬派一途の この俺が
惚れたあの子は 他人(ひと)の花
あとは言うまい 語るまい
さすらい夜空が 雨になる

質屋(しち)に荷をたし 苦労した
親も故郷(こきょう)も 捨てたのに
なんで今さら 夢に見る
さすらい無情の 旅まくら

人の幸せ ふしあわせ
浴びたうぶ湯で なぜ決まる
若い身空で 愚痴るなよ
さすらい者にも 明日がある

こんな時代の 道だから
俺はまっすぐ 決めて行く
ついて来るなら 来るもよし
さすらい夜曲を みちづれに