人生という名の旅

長谷川きよし 人生という名の旅歌詞
1.Over the rainbow

作詞:E.Y.HARBURG
作曲:Harold Arlen

Somewhere over the rainbow, way up high
There's a land that I heard of once in a lullaby
Somewhere over the rainbow, skies are blue
And the dreams that you dare to dream
really do come true

Someday I'll wish upon a star,
And wake up where the clouds are far behind me
Where troubles melt like lemon drops,
Away above the chimney tops,
that's where you'll find me

Somewhere over the rainbow, bluebirds fly
Birds fly over the rainbow
Why, then oh why, can't I?

Someday I'll wish upon a star,
And wake up where the clouds are far behind me
Where troubles melt like lemon drops,
Away above the chimney tops,
that's where you'll find me

Somewhere over the rainbow, bluebirds fly
Birds fly over the rainbow
Why, then oh why can't I?
If happy little bluebirds fly beyond the rainbow
Why, oh why, can't I?


2.夜はやさし

作詞:長谷川孝水
作曲:長谷川きよし

夜はやさし 月は昇り
全てのものを 魔法の時間に変える

今宵君の その手を取り歩けば
ほらごらん あんなに長い影法師

遠い遠い昔 出会った頃のままの
無邪気な笑顔をこっそり見せておくれ

夜はやさし 人はさみし
たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり

夜はやさし 風もひそか
あなたの胸に 耳をあて鼓動を聞いてる

今宵踊りたい 若き日のように
兎のように 震えてた
初めての くちづけ

長い長い時を ともに過ごしてきた
喜びも悲しみも思い出が溢れ出すわ

夜はやさし 人はさみし
たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり

広い広い宇宙でめぐり逢った奇跡
ありふれた日常 かけがえのない日々

夜はやさし 人はさみし
たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり

繋ぎ合う手のぬくもり


3.月夜の浜辺

作詞:中原中也
作曲:長谷川きよし

月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちてゐた。

それを拾つて、役立てようと
僕は思つたわけでもないが
なぜだかそれを捨てるに忍びず
僕はそれを、袂に入れた。

月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちてゐた。

それを拾って、役立てようと
僕は思つたわけでもないが
月に向つてそれは抛れず
浪に向つてそれは抛れず
僕はそれを、袂に入れた。

月夜の晩に、拾つたボタンは
指先に沁み、心に沁みた。

月夜の晩に、拾つたボタンは
どうしてそれが、捨てられようか?


4.Danny boy

作詞:FREDERICK WEATHERLY
作曲:TRADITIONAL

Oh, Danny Boy, the pipes, the pipes are calling,
From glen to glen and down the mountain side.
The summer's gone and all the roses fallin'.
It's you, it's you must go and I must bide.

But come ye back when summer's in the meadow.
Or when the valley's hushed and white with snow.
It's I'll be here in sunshine or in shadow.
Oh, Danny Boy, O, Danny Boy, I love you so.

But come ye back when summer's in the meadow.
Or when the valley's hushed and white with snow.
It's I'll be here in sunshine or in shadow.
Oh, Danny Boy, O, Danny Boy, I love you so.


5.別れのサンバ(live in Trier:Germany)

作詞:長谷川きよし
作曲:長谷川きよし

何んにも 思わず
涙も 流さず
あなたの 残した
グラスを見つめて 独り

みんなわかっていたはずなのに
心の奥の淋しさを ああ
わかって あげれば
別れも 知らずにすんだの

きっと 私を強く抱く時も
あなたは独り 淋しかったのね
あなたの愛した
この髪さえ 今は泣いてる
今は泣いてる
今は泣いてる


6.歩きつづけて(live in London)

作詞:長谷川きよし
作曲:長谷川きよし

話しつづけて そのまま
どんなことでも
その声を聞いていたい
今はそれだけ
こんな気持で一人になったら
とても淋しくて

歩きつづけて このまま
何も何も 言わずに
言葉など今の二人に
何になるだろう
別れられずに よりそう心に
愛が通うだけ

水銀灯の光に
二つの影が あわくうかぶ
二人はふと立ち止り
熱いくちづけをかわす
別れの時が来たって
にぎりしめてるこの手は
離したくない

思いつづけて いつでも
変わることなく
たまらなく淋しい時も
抱きしめあって
この世の外に二人で生きる
その日求めて
その日求めて


7.灰色の瞳(live in Paris)

作詞:Tito Veliz・日本語詞:加藤登紀子
作曲:Una Ramos

枯野に咲いた小さな花のように
なんて淋しいこの夕暮れ
とどかない想いを抱いて
なんて淋しいこの夕暮れ
とどかない想いを抱いて
私の大事なこの笛のうたう唄を
あなたは聞いているのだろか
どこかの小さな木の下で
あなたは聞いているのだろか
どこかの小さな木の下で
澄んだ声色で響くこの笛
あなたは聞いているのだろか
泣きくたびれた笛の音を
あなたは聞いているのだろか
泣きくたびれた笛の音を

山は夕暮れ夜が闇がしのびよる
あなたは何処にいるのだろか
風の便りも今はとだえ
あなたは何処にいるのだろか
風の便りも今はとだえ
山の坂道一人で歩いて行った
あなたは今も唄っている
彼方の空に声が聞こえ
あなたは今も唄っている
彼方の空に声が聞こえ
一人ぼっちで影を見つめる
あなたは何処にいるのだろか
風の便りも今はとだえ
あなたは何処にいるのだろか
風の便りも今はとだえ
ララララ…………


8.そして今は

(live in Cambridge)
作詞:PIERRE DELANOE・GILBERT BECAUD・訳詞:栗原星紀
作曲:GILBERT BECAUD

Et maintenant que vais-je faire
De tout ce temps que sera ma vie
De tous ces gens qui m'indifferent
Maintenant que tu es parti
Toutes ces nuits pourquoi, pour qui?
Et ce matin qui revient pour rien
Ce coeur qui bat pour qui, pour quoi?
Qui bat trop fort, trop fort

今ぼくは どうすりゃいい
君はもう いないのに
まるっきり 一人ぼっち
この世は 何てこった
わかっておくれよ
ぼくはもう もうだめ
夢なんか いらない
愛だって あゝ
僕は あゝ どうしたんだ
涙も出やしない
夜など焼き払え 朝は君を憎む
夜明けの光に この世の果てを見る
花も 花も枯れ 涙も枯れ
この世にもう おさらば
今はもう 朽ち果てた
なきがらだけ


9.愛の讃歌

(live in London)
作詞:EDITH PIAF・訳詞:栗原野里子
作曲:MARGUERITTE MONNOT

たとえ空が落ちて
地が裂け崩れても
ただおまえだけを愛する私
抱き空いて眠る
このひと時こそは
口付けの内に
この世は消え果てる

Le ciel bleu sur nous peut s'effondrer
Et la terre peut bien s'ecrouler
Peu m'importe si tu m'aimes
Je me fous du monde entier

Tant que I'amour inondera mes matins
Tant que mon corps fremira sous tes mains
Peu m'importent les problemes
Mon amour, puisque tu m'aimes

おまえのためなら
空の果てまで地の果てまでも
おまえのためなら
陽でも月でも盗みもしよう
おまえのためなら
友も裏切り国も捨てるさ
人よ笑え私を憎め
それでいいのさ

おまえが死ぬ時は
私も死ぬ時さ
二人の命は
変わらぬ愛を
歌い続けるのさ
空の青い果てから
もう誰の手にも
届かぬあの世界で


10.ミラボー橋

作詞:GUILLAUME APOLLINAIRE
作曲:LEO FERRE

Sous le pont Mirabeau coule la Seine.
Et nos amours
Faut-il qu'il m'en souvienne
La joie venait toujours apres la peine
Vienne la nuit sonne l'heure
Les jours s'en vont je demeure.

L'amour s'en va comme cette eau courante
L'amour s'en va comme la vie est lente
Et comme l'Esperance est violente
Vienne la nuit sonne l'heure
Les jours s'en vont je demeure.

Passent les jours et passent les semaines
Ni temps passe
Ni les amours reviennent
Sous le pont Mirabeau coule la Seine
Vienne la nuit sonne l'heure
Les jours s'en vont je demeure.


11.風のささやき

作詞:MARILYN & ALAN BERGMAN・訳詞:長谷川きよし
作曲:MICHEL LEGRAND

どうして心が今もざわめくのか
水に投げた石の波紋のよう
宇宙のメリーゴーラウンド
そしてカーニヴァルバルーン
陽射しを求めるひまわりのよう
無情の時を針が刻んでも
おまえは風になり回し続ける
心の中のこの風車

この手の中絡んだ糸のよう
風のハープ揺らす切ない歌
北の海に踊るカモメのよう
陽射しを求めるひまわりのよう
無情の時を針が刻んでも
おまえは風になり回し続ける
心の中のこの風車

泉のほとりでおまえがあの日
ささやいた言葉 あれは幻
二人の足跡 砂に消え果て
夏は去り 夢覚めてただ一人
残されて聞く雨 虚しい音

口ずさむ人もなく消える歌
枯葉の色も空も黄昏も
ものみなおまえのあの髪の色

無情の時を針が刻んでも
おまえは季節の風の姿で 回し続ける
心の中のこの風車


12.人生という名の旅

作詞:MICHEL MODO・訳詞:長谷川きよし
作曲:HENRI SALVADOR

海 浜辺 空や風景
あちこちの港
みんな 僕は見て来た
黄金の砂浜の散歩
谷間の日向ぼっこ
みんな いつでも出来た

僕は見た
微笑みもジェラシーも
苦しみも幸せも
もう終わりは近いけど
生きるべき夢がまだあると
心が囁く

J'ai vu
Des matins
De joies de chagrins
De rires et d'envies
De peines et de bonheur dans ma vie

J'ai cru
Etre au bout de l'aventure
Mais mon coeur lui me murmure
Qu'il y a tant de reves a vivre encore