母ちゃんの米/鴛鴦鴉

門脇陸男 母ちゃんの米/鴛鴦鴉歌詞
1.母ちゃんの米

作詞:宮原哲夫
作曲:北原じゅん

どこの誰より母ちゃんの
作った米が 一番うまい
暑い陽盛り 背中を丸め
田の草とりに 流した汗が 流した汗が
キラリと光って いる米だ

雨や嵐に 打たれても
泣いたりするな 踏ん張り通せ
幼なじみの 案山子のカン太
しっかりやれと 励ますように 励ますように
夕焼け雲が 燃える空

祭りばやしを 夢に聞き
黄金の波が 瞼に浮かぶ
米は日本の 宝じゃないか
あしたを生きる 命じゃないか 命じゃないか
大事にしよう この魂


2.鴛鴦鴉

作詞:藤田まさと
作曲:四方章人

言葉だけなら 売るほどるが
人のこころは 言葉じゃ買えぬ
買えぬ道理を 承知の上で
義理と情けの 別れ路
俺も人の子 俺も人の子 心が欲しい

昨日はじめて あいつに逢って
今日は眩しい 鴛鴦がらす
永い道だと 思っていたが
好いた惚れたに 時はない
連れの笑顔で 連れの笑顔で 草鞋も軽い

一つ山越え また越えて
山の数ほど 重ねた不孝
故郷じゃ待つだろ お袋さまへ
土産がわりの 恋女房
見せに帰ろう 見せに帰ろう 来春こそは