雪月花

雪月花 雪月花歌詞
1.雪月花

作詞:もりちよこ
作曲:林有三

闇だけがそっと 抱きしめてる
指さえ 触れずに ただ、あなたを
月明かり避けて 流す愛の涙
誰の為か 知っているから

あなたを奪えず 立ち尽くすだけ
いっそ三日月のゴンドラで
ふたり 空の果てまで行けたなら

Ti amo, Ti amo, Ti amo 愛はとめどなく
赤く熱く燃えてく 運命の迷路で
Ti amo, Ti amo, Ti amo はばたけない夢
無邪気な微笑み この胸惑わす
雪か月か花か 雪月花

遥か遠い星に 見上げるその瞳
僕のものになればいいのに

命を賭けても守りたいあなた
つれないフリ 見せながら
ひとり 幸せ願う、それでいい

Ti amo, Ti amo, Ti amo 告げる術(すべ)もなく
堅く深く閉ざした 真実の一言
Ti amo, Ti amo, Ti amo ゆるされない愛
罪無きまなざし 心を震わす
雪か月か花か 雪月花

あなたを奪えず 立ち尽くすだけ
いっそ三日月のゴンドラで
ふたり 空の果てまで行けたなら

Ti amo, Ti amo, Ti amo 愛はとめどなく
赤く熱く燃えてく 運命の迷路で
Ti amo, Ti amo, Ti amo はばたけない夢
無邪気な微笑み この胸惑わす
雪か月か花か 雪月花


2.Snow Again

作詞:近田ゆりあ
作曲:林有三

Truth, Lies, Virtue and Vice...
but I need your Love

December 君に出逢った
真冬のあの海で 見つめた
はにかむ笑顔 忘れない

このまま続くと思った どこまでも
初めて感じた 運命の意味を

ひとつ季節 重ねるたび
曖昧な嘘が増えて
ふたつの夢 はぐれたまま
戻れなくなる

もう一度 もう一度
夜を飛び越えて
言葉にならないこの想い伝えたい
逢いたくて 君の名前を叫んでも
降り出した雨が
僕の想いをかき消すよ

Remember 君に出逢った
真冬のあの海で 失くした
恋の足跡 さがすよ

一緒にいられる気がした いつまでも
冬の星座より 輝いた時間(とき)を

君がいない一人の日々
あたりまえにしたくない
二人よりも 違う恋を選んだ君に

もう一度 もう一度
あの日を戻して
君が微笑んだ写真 消せないままで
思い出が 白い吐息に変わる頃
空からあふれ出した涙は 雪になった

細い肩も 白い指も
僕の腕をすり抜けた
君がいなきゃ この世界は
色褪せていく

もう一度 もう一度
夜を飛び越えて
言葉にならない想いを伝えたいけど
もう二度と 君のもとへは届かない
悲しみの雪が 僕の心に降り積もるよ


3.月夜はLa・Li・La

作詞:もりちよこ
作曲:林有三

月の光る夜は 逢いたい心が踊る
パティオに呼び出せば 君の香り 風に乗る

遊び慣れたフリをしてみせても
震えてる そのくちびる、愛しい

ユラリLa・Li・La ふたり揺れて 秘密のセレナーデ
白い肩に 触れた指を 満月が照らす
囁くようにそっと告げよう 「好きだよ」と
誰にも渡したくない君

キラリLa・Li・La 濡れた瞳 涙のセレナーデ
夢でもいい 刹那でいい 夜明けはいらない
千の言葉より 熱い吐息を…
月の夜はLa・Li・La

何億光年の 光が届く窓辺で
髪のリボンほどく 君のしぐさは一秒

ためらいも 過去もすべて忘れ
今だけは きつく抱きしめ合おう

クラリLa・Li・La かるい目眩(めまい) 秘密のセレナーデ
とけるくらい くちづけたい 息も止まるほど
出逢えた奇跡はもう 二度とは起こらない
この手は離さないさ、ずっと

キラリLa・Li・La 星の雫 涙のセレナーデ
罪でもいい 咎(とが)でもいい ふたりは運命
千の未来より 今夜愛して…
月の夜はLa・Li・La

キラリLa・Li・La 濡れた瞳 涙のセレナーデ
夢でもいい 刹那でいい 夜明けはいらない
千の言葉より 熱い吐息を…
月の夜はLa・Li・La


4.揚羽蝶

作詞:田久保真見
作曲:林有三

悪戯にふり向き あなたはたずねる
心と身体 どちらが欲しいの?と
何もかも欲しいよ 決まってるのに
子供ね よくばりね あなたは微笑(わら)う

長いその睫毛 揚羽蝶
今 僕の胸に 舞い降りて
戯れて 享楽(たの)しんで ああ 蜜をさがすよ

抱きしめては いけないひと
僕を 幻惑(まど)わせる
その瞳は 黄昏の色に濡れて
ああ 眩しいほど残酷な 僕の揚羽蝶

花びら散らすように 吐息を散らして
迷い込みたい 迷宮の花園
眠るのがこわいと あなたは泣いた
消えると 知ってる夢は 見たくないと

黒いそのビスチェ 揚羽蝶
今 大理石の 床の上
密やかに 秘めやかに ああ 蜜を吸うのさ

抱きしめては いけないひと
僕を 苦悩(くる)しめる
その瞳は 口づけを甘くせがむ
ああ 哀しいほど愛してる 僕の揚羽蝶

抱きしめては いけないひと
僕を 幻惑(まど)わせる
その瞳は 黄昏の色に濡れて
ああ 眩しいほど残酷な 僕の揚羽蝶


5.Life ~僕らの愛~

作詞:もりちよこ
作曲:林有三

この空の下 密かに育つ愛
真実は 胸の奥 赤く燃えてる太陽

君の笑顔は 哀しみ隠すから
そばにいて ただそっと 守りたい

「正しい愛」と 「過ち」と 誰が決めるのだろう…
世界中が 背を向けても 僕らは抱きしめ合おう

愛してる、この想い 眩し過ぎて泣けてくるけど
せつなさが教えてくれた、僕らの愛の意味を。

生きてゆきたい 瞬く時のなか
君となら きっとある 永遠を

「幸せ」だとか 「不幸せ」 何で測るのだろう…
笑われても 微笑みたい 僕らは信じ合おう

愛してる、この想い まっすぐ君に届く光
結ばれた心が叫ぶ、幸せはここだよと。

どしゃぶりの雨の日も 凍えそうな季節も
僕らは見上げる 闇の向こう
朝日昇る空 いつだって

愛してる、この想い 眩し過ぎて泣けてくるけど
せつなさが教えてくれた、僕らの愛の意味を。

愛してる、この想い まっすぐ君に届く光
結ばれた心が叫ぶ、僕らの愛を。