江差情歌

音羽しのぶ 江差情歌歌詞
1.江差情歌

作詞:つつみりゅうじ
作曲:弦哲也

北の海原(うなばら) 時化(しけ)てはいても
夜明け波間に 飛ぶかもめ
海が好きだと あんたは沖へ
長い冬です 寒い肌
ハァ〜 夢でも 逢いたいよ
ハァ〜 夢でも 抱いとくれ
寄り添い暮らせる 春よ来い

江差追分(えさしおいわけ) 凍(しば)れる町も
春が近いと 鳴くかもめ
汐(しお)の匂いの 半纏(はんてん)まとい
網を繕(つくろ)う 寒い夜
ハァ〜 夢でも 逢いたいよ
ハァ〜 夢でも 抱いとくれ
岬の灯台 灯がともる

ハァ〜 夢でも 逢いたいよ
ハァ〜 夢でも 抱いとくれ
寄り添い暮らせる 春よ来い


2.会津・城下町

作詞:つつみりゅうじ
作曲:弦哲也

磐越線(ばんえつせん)に 揺られて着いた
ここは若松(わかまつ) みちのく路(じ)
会津の町は 想い出ばかり
どこまで行けば この恋に
再び逢うこと できますか
せめて教えて 城下町は
もう春です

あの日と同じ お堀に映る
そびえ立ちます 鶴ヶ城
会津の町は ぬくもりほしく
ひとりで歩く 蔵の町
あなたの優しい 面影に
紅葉(もみじ)色づく 城下町は
もう秋です

北風しのぎ 明日(あした)を待てば
万にひとつの 夢叶う
会津の町は 吹雪にたえて
愛しき日々を ひとすじに
恋しさつのらす 旅路です
揺れる湯けむり 城下町は
もう冬です