馬場俊英EP3~弱い虫

馬場俊英 馬場俊英EP3~弱い虫歌詞
1.弱い虫

作詞:馬場俊英・須藤晃
作曲:馬場俊英

雨にも負けず 風にも負けないで
欲はなく 決して怒らないで
褒められたって けなされたって
いつでも静かに 笑っている
ああ そういう人に ならなくていい
ああ なれなくていい

遠い街から 君の手紙
あんなこと こんなこと 毎日の出来事
「楽しい」と君が繰り返すたびに
本当は楽しくないんじゃないかと心配になる
ああ 暗闇の中に 君の淋しさ ぼんやりと浮かんでる
ああ 浮かんでいる

街角では 野良犬たちが 野良猫たちをイジメている
野良猫たちは ネズミをイジメて
ネズミたちは 虫たちをイジメてる
ああ 虫ケラたちは 何も言わず這いつくばって生きている
ああ そうさ生きている

誰より不幸で 誰より幸せか
下心がバレないよう びくびくしながら
誰かになるために 心を捨てるなよ
死にたくなるほど 自分を責めるなよ
ああ 街灯に群がる 人間たちの歌が聴こえてくる
ああ 聴こえてくる

ああ 上を向いて歩いても 涙あふれてきたならば
そうさ 僕に向かって 叫んで欲しい

弱虫でも かまわない 君よ優しい人になれ
泣き虫でも べつにかまわない 君よ素直な人になれ
ああ 誰かを困らせてまで 強くなる必要などあるものか
ああ あるものか

ビルの上から 街を眺めてごらん
しょせん僕らは 虫じゃないか
風に煽られて 雨に打たれて
ときどき涙ぐみながら歩けばいい
ああ 涙があふれたら 僕に向かって叫んでくれ
ああ 叫んでくれ


2.ラーメンの歌

作詞:馬場俊英・須藤晃
作曲:馬場俊英

つまらない嘘をついて いつまでも泣いていた
駅前の角の並び 路地裏のラーメン屋で
もういいから早く食えと 隣で親父が言う
しゃくりあげながら すすりこんだ あのラーメンの歌

初めての給料日にも 気がつけばここにいた
ビールを一本頼み 独り 餃子で乾杯をした
自分で稼いだ金で 自分のラーメンを食べる
つまらない味の 平凡な味の 最高のラーメンの歌

チャーシューが1枚と メンマが4、5本と
刻んだネギと海苔だけで 他に何がいるだろう
ラーメン! スープを飲み干せば
ラーメン! 明日が笑い出した
もう少しやってみよう 最後まで頑張ってみよう
聴こえるよ あのラーメンの歌

初めてのデートもここに 君を連れてきた
テーブルの席に2人 向い合って座ったよね
なんにもなかった あの頃の僕ら お金なんていらなかった
美味しいって君が笑って そこで僕は未来を決めた

夢がひと切れと 涙が2、3粒
刻んだ日々と汗まみれの ありふれた人生の歌
ラーメン! スープを飲み干して
ラーメン! ふたりで笑い出した
僕と結婚して欲しい 死ぬまで愛してる 君だけを ああ青春の歌

嫌われても煙たがられても 叶えたいことがある
でもやりきれない行き止まりの夜 またラーメンをすすれば
やりたいように自由にやれと 親父の声がする
悲しくて 切なくて 悔しくて みんな馬鹿野郎だ あのラーメンの歌

チャーシューが1枚と メンマが4、5本と
刻んだネギと海苔だけの それだけの愛情で
ラーメン! 涙を呑み干して
ラーメン! すべてを受け入れよう
俺はまだやれる まだまだ頑張れる 聴こえるよ

ラーメン! 今日も夢がひと切れと
ラーメン! 涙が2、3粒
スープを飲み干して 明日に乾杯をしよう
聴こえるよ あの青春の歌

聴こえるよ ラーメンの歌


3.ありそでなさそ (Guest Vocal:KAN)

作詞:馬場俊英
作曲:馬場俊英

ありそでなさそな LOVE
どこで生まれて どこで過ごして どんなふうにここにやって来た
LOVE ずっといるのか すぐに行くのか 気まぐれなやつさ

LOVE 夏を愛する人は心が 優しかったか それとも強かったか
LOVE なんでもいいさ そのままの君が 今日もそこにいれば

だけど 少し寂しい夜は そばにいてほしいのに
急に冷たくされたり 今日は優しくされたり
マジな話 ありそでなさそな LOVE

そのままでいいよ コーヒーのように 冷やしても温めてもいい
LOVE 苦いも甘いも 気分に合わせて お気に召すままに

負う 多 追う 魚 王 逢 桜

嘘もついて ズルいことも 何度もされちゃうのに
急に会いたくなったり なぜか離れられない
誰の仕業? やっぱ なさそでありそな LOVE

どこで生まれて どこで過ごして どんなふうにここにやって来た
LOVE たぶんここにあるさ このへんにあるさ お気に召すままに

ありそでなさそで なさそでありそな LOVE


4.スーパーオーディナリー (Guest Vocal:佐藤竹善)

作詞:馬場俊英
作曲:馬場俊英