心凍らせて~嫁ぐ娘へ

高山厳 心凍らせて~嫁ぐ娘へ歌詞
1.心凍らせて

作詞:荒木とよひさ
作曲:浜圭介

あなたの愛だけは 今度の愛だけは
他の男(ひと)とはちがうと 思っていたけど
抱かれるその度に 背中が悲しくて
いつか切り出す 別れの言葉が恐くて

心 凍らせて 愛を凍らせて
今がどこへも 行かないように
心 凍らせて 夢を凍らせて
涙の終りに ならないように

綺麗な愛じゃなく 子供の愛じゃなく
生命(いのち)すててもいいほど 慕(おも)っていたけど
あなたのその胸は いつでも遠すぎて
きっと理想の誰かを 宿して生きてる

心 流されて 愛に流されて
今も想い出 つかまりながら
心 流されて 夢に流されて
あなたの右手と はぐれぬように

心 凍らせて 愛を凍らせて
今がどこへも 行かないように
心 凍らせて 夢を凍らせて
涙の終りに ならないように


2.夕挽歌

作詞:ちあき哲也
作曲:都志見隆

夕暮れの買物が好き 店に灯りを吊るす頃
客を呼ぶ言葉の荒さ そうね心は温かい…
日一日 惜しくなる 手放した 年と月
線路沿いに行き違う 見知らぬ顔も懐かしい…
もうどこにも行かないわ この夕陽と生きて行く
父も 母も かくれんぼ
隣を歩く人 今はないけど

自転車が追い越して行く 何を急いだ私なの
穏やかなお寺の鐘に 生きる歩幅を思い出す…
幸せは住んでいた 昔から この路地に
誰が折った露草の 一途な青が目に沁みる…
もう明日を捨てないわ この夕陽がある限り
やっと 上がる 遮断機に
駆け出す子供たち ここはふるさと

もうどこにも行かないわ この夕陽と生きて行く
若い 父と 若い母
背中で教わった 歌を支えに


3.嫁ぐ娘へ


4.悲しみよ一粒の涙も

作詞:荒木とよひさ
作曲:浜圭介

人は誰でも 人生の荷物をかかえて
黄昏の駅舎から どこかへ乗り換える
愛にはぐれた 女なら あしたを尋ねて
足早に昨日を 逃げだすがいい
悲しみよ一粒の もう涙も出ない
悲しみよ一粒の もう涙も出ない
想い出よ 優しく 背中を見送って
生きていれば いいこときっとあるから

人は誰でも この都会が積木の夢でも
幸福の階段を どこかで探してる
愛につまずく 女なら 昨日と別れて
遠まわりの生き方を 見つければいい
悲しみよ一粒の もう涙も出ない
悲しみよ一粒の もう涙も出ない
想い出よ 疲れた 心を眠らせて
夢よりも いいこときっとあるから
悲しみよ一粒の もう涙も出ない
悲しみよ一粒の もう涙も出ない
想い出よ 優しく 背中を見送って
生きていれば いいこときっとあるから
いいこときっとあるから


5.池上線(アルバム・バージョン)

作詞:佐藤順英
作曲:西島三重子

古い電車の ドアのそば
二人は黙って立っていた
話す言葉をさがしながら
すきま風に震えて
いくつ駅を過ぎたのか
忘れてあなたに聞いたのに
じっと私を見つめながら
ごめんねなんて言ったわ
泣いてはダメだと
胸にきかせて
白いハンカチを
握りしめたの

池上線が走る町に
あなたは二度と来ないのね
池上線に揺られながら
今日も帰る私なの

終電時刻を確かめて
あなたは私と駅を出た
角のフルーツショップだけが
灯りともす夜更けに
商店街を通り抜け
踏切渡った時だわね
待っていますとつぶやいたら
突然抱いてくれたわ
あとからあとから
涙あふれて
後ろ姿さえ
見えなかったの

池上線が走る町に
あなたは二度と来ないのね
池上線に揺られながら
今日も帰る私なの


6.東京シンドローム

作詞:伊藤薫
作曲:伊藤薫

あなたはいけない 女を気どりながら
いつでも最後は 一人で夢に遊ぶのに

※東京シンドローム 今夜もどこかで
誰かがあなたを愛してる
自分の美しさに まだ気づかないだけで
本気の恋に おびえてる※

濡れてる想いを 見透かす街灯りを
怖がりながらも 本当は感じてるくせに

東京シンドローム 今日もこの街は
綺麗なばかりの 嘘の花
履きなれたその靴も 今はもう似合わない
何度も 泣いた その後じゃ

(※くり返し)


7.ふりむけば秋

作詞:たきのえいじ
作曲:高山厳

人は誰も胸の中に 線路敷きつめて
出逢いと別れの 旅をくりかえす
引き返せる駅があれば 辛くないけれど
一度の人生 二度と戻れない

涙という 重い荷物は
沈めて行こうか あの海へ
時は流れて 赤い夕陽が
心に染みる ふりむけば秋

めぐり逢いの時刻表が もしもあるのなら
急がず遅れず 愛し合えたけど
悲しすぎるおもいでなら そっと眠らせて
足音立てずに 背中向けていく

生きることに つまづくときも
明日が迎えにきてるから
時は流れて 風にコスモス
優しくゆれる ふりむけば秋

涙という 重い荷物は
沈めて行こうか あの海へ
時は流れて 赤い夕陽が
心に染みる ふりむけば秋


8.人生たちのバラード

作詞:荒木とよひさ
作曲:宮川彬良

※人生の 旅立ちに 遅すぎることはない
思い出の 数よりも 君はまだ美しい※

残された人生を あなたはどう生きますか…
燃えたぎる心で もう一度 恋が出来ますか…
人は夢から生まれ いつか夢で終るけど
今に生きて 輝いているなら それが青春

(※くり返し)

過ぎ去った人生に 忘れ物はないですか…
淋しさをかかえて もう一度 旅が出来ますか…
人は暮れゆく秋に 長い影を落とすけど
今に生きて ときめいているなら それが青春
人生は 足跡を 振り返ることじゃない
生きてきた 力より 君はまだたくましい

(※くり返し)


9.夢のつれづれ

作詞:たきのえいじ
作曲:高山厳

雨に打たれて 咲く花がある
雨に打たれて 咲く花もある

恋の名残り 隠した傘に
加賀の雨が似合う

あなたひとり 忍びながら
歩いています 旅のほとり
夢のつれづれ 心に描いて
夢のつれづれ 心に印して

湯あがり後の そろいの浴衣
肩を寄せ合う 見知らぬ二人

城下町の 日暮れ間近は
下駄の音が似合う

出来るならば そばにいたい
あなたのそばに 今も私
夢のつれづれ ひもとく その度
夢のつれづれ 涙を 誘う

あなたひとり 忍びながら
歩いています 旅のほとり
夢のつれづれ 心に描いて
夢のつれづれ 心に印して


10.伊根の舟歌

作詞:新本創子
作曲:浜圭介

浪花の空に千切れ雲
最終の夜汽車で岬を廻る
俺は女を許せるか
逢えば未練じゃないのかい
黒髪さすり お前愛した
命と命の暮らしだった

涙の顔がちらついて
海鳴りの重さにまぶたを閉じる
同じ女に惚れた俺
殴り倒せば済むことか
泣き声染みる 無言電話に
カモメが若狭へ俺を呼んだ

タバコを深く吸い込めば
舟歌が男の涙を燃やす
冬の花なら抱いてやる
寒い女にさせるかよ
死なずにいろよ 化粧変えても
迎えに来たんだ 伊根の海よ


11.あはは

作詞:紺野あずさ
作曲:弦哲也

「お前は独りで 生きられる
彼女を守って やりたいんだよ」
そんな言い訳 言いながら
あなたは部屋を 出て行った
行っちゃった 行っちゃった
あはは あはは 行っちゃった
泣くだけ泣いたら 笑うだけ
弱音はけない いじっぱり

鏡に向かって 百面相
あの日の話しの 続きをするの
いつか帰って 来るようで
おかえりなさい 言えそうで
馬鹿だよね 馬鹿だよね
あはは あはは 馬鹿だよね
笑ったままの その顔で
眠りたいから また笑う

泣くだけ泣いたら 笑うだけ
弱音はけない いじっぱり


12.時の流れに身をまかせ


13.泣かされたって(アルバム・バージョン)


14.大阪レイニーデー(アルバム・バージョン)


15.離れていても(ニュー・バージョン)


16.忘れません(リメイク・バージョン)

作詞:高山厳
作曲:高山厳

覚えていますか 貴方は夜の遅くまで
僕らの為に編み物していたね

忘れません貴方の愛の深さは
いつまでも僕らの心のともしびとして

妹達もずい分大人になって
一人で生きて来たと思い違いするけど

忘れていません貴方が育ててくれた
今でも時々夢の中で会える人

誰も知らない 誰にも教えたくない かなしさ

知っていますか 兄きも嫁をもらい
すべてが変わってゆくけど 貴方は居ない

今では会えない母よ貴方は
何処で見ていてくれるのだろうか

誰も知らない 誰にも教えたくない かなしさ