~refrain~(ルフラン)

高橋洋子 ~refrain~(ルフラン)歌詞
1.Prologue de Refrain


2.残酷な天使のテーゼ

作詞:及川眠子
作曲:佐藤英敏

残酷な天使のように 少年よ神話になれ

蒼い風がいま 胸のドアを叩いても
私だけをただ見つめて微笑んでるあなた
そっとふれるもの もとめることに夢中で
運命さえまだ知らない いたいけな瞳

だけどいつか気付くでしょう その背中には
遥か未来めざすための羽根があること

残酷な天使のテーゼ 窓辺からやがて飛び立つ
ほとばしる熱いパトスで 思い出を裏切るなら
この宇宙(そら)を抱いて輝く 少年よ神話になれ

ずっと眠ってる 私の愛の揺りかご
あなただけが夢の使者に呼ばれる朝がくる
細い首筋を 月あかりが映してる
世界中の時を止めて閉じこめたいけど

もしもふたり逢えたことに意味があるなら
私はそう 自由を知るためのバイブル

残酷な天使のテーゼ 悲しみがそしてはじまる
抱きしめた命のかたち その夢に目覚めたとき
誰よりも光を放つ 少年よ神話になれ

人は愛をつむぎながら歴史をつくる
女神なんてなれないまま 私は生きる

残酷な天使のテーゼ 窓辺からやがて飛び立つ
ほとばしる熱いパトスで 思い出を裏切るなら
この宇宙を抱いて輝く 少年よ神話になれ


3.希望の空へ


4.予感

作詞:及川眠子
作曲:大森俊之

淋しさなら慣れているよ
生まれたときから
でも目の前に
差し出された腕に
思わず心揺れて

眩しい予感にひろがる未来を
感じてる 愛のせいで
強くて優しい なぜだかせつない
気持ちのかけら 抱きしめて
Ah…あなたに Ah…寄り添う

忘れてゆくためにいつも
出逢いをかさねた
そんな痛みに
気付かせてくれたね
そのあたたかな涙

不思議な予感に戸惑いながらも
あなたの手を握りしめる
微笑むことから始めてみたくて
何かが変わる この胸で
Ah…光が Ah…あふれる


5.幸せは罪の匂い

作詞:及川眠子
作曲:大森俊之

待っていれば夢は叶うはずと
ただ信じてた幼い日
空を流れる光に願いをかけ
微笑みながら いまを紡いでいた

待っていても夢は叶わないと
そう知ったのはいつの頃
優しい人は悲しみばかり背負い
思い出という 闇に埋もれてゆく

こぼれる罪の匂い
どうして 何も傷つけずに
愛を守れないの
あふれる嘘のかけら
この腕(て)に抱いた幸せには
誰かの涙しみてる

穢(たわむ)れのない心だけを持って
この世界へと降りたのに
奪(と)った瞬間(とき)から失うことに怯え
安らぎさえも いつか敵にまわす

にじんだ罪の匂い
どうして 何も欲しがらずに
生きてはゆけないの
ゆがんだ嘘のかけら
まぶしい未来(あす)を想いながら
眠れぬ夜を数える

こぼれる罪の匂い
どうして 何も傷つけずに
愛を守れないの
あふれる嘘のかけら
この腕(て)に抱いた幸せには
誰かの涙しみてる


6.フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン


7.フォービトゥン・ジーン


8.ラヴ・アンティーク


9.心よ原始に戻れ

作詞:及川眠子
作曲:佐藤英敏

光よ 大地よ 気流よ……

悲しい記憶(ひび)が 化石に変わるよ もうすぐ
あなたのその痛みを 眠りの森へと
ひそやかにみちびいてあげる

おやすみ すべてに一途すぎた迷い子たち
はがゆさが希望(ゆめ)に 進化する日まで

生命はまぶしい 朝を待っている
最後の懺悔も かなわないなら
いつか時代の夜が明ける
世界よ まぶたを閉じて
生命は目覚めて 時を紡ぎだす
あなたの証拠を さかのぼるように
そして光が胸に届く
心よ 原始に戻れ

涙の岸でずっとたたずんだ気持ちを
優しくつつむように 秘密のくすりが
思い出の沖へとはこぶよ

おやすみ モラルに 汚れていた指も耳も
この腕のなかで もう眠りなさい

生命はまぶしい朝を待っている
破れた聖書を抱きしめるより
いつか時代の夜が明ける
あなたよ 祈りを捨てて
生命は目覚めて 時を紡ぎだす
自然の法則(ルール)にその身をまかせ
そして光が胸に届く
心よ 原始に戻れ

生命はまぶしい 朝を待っている
最後の懺悔も かなわないなら
いつか時代の夜が明ける
世界よ まぶたを閉じて
生命は目覚めて 時を紡ぎだす
あなたの証拠を さかのぼるように
そして光が胸に届く
心よ 原始に戻れ


10.無限抱擁

作詞:及川眠子
作曲:高橋洋子

花びらが
風に揺れて落ちるように
命はただ儚くて あゝ
大地へと消えてゆく

悲しみは
途切れた未来ではなく
想い出の小箱のスミに
忘れてゆかれること

愛されたい いま以上に
深く強く求めあい
その心に その瞳に
私がいた証拠(しるし)を残して

太陽が
地平線に溶けるように
最後まで綺麗なまま あゝ
私を映してたい

あたたかな
腕のなかに眠ってる
永遠を手に入れたくて
女は魔物になる

愛されたい いま確かな
気持ちだけを分かちあい
この素肌を この吐息を
無限に抱いていてね お願い

幸せのかたちは
いつでも見えないから
痛いくらい もっとあなたに

愛されたい いま以上に
深く強く求めあい
その心に その瞳に
私がいた証拠を残して


11.眩惑の海から


12.魂のルフラン

作詞:及川眠子
作曲:大森俊之

私に還りなさい 記憶をたどり
優しさと夢の水源(みなもと)へ
もいちど星にひかれ 生まれるために
魂のルフラン

蒼い影につつまれた素肌が
時のなかで 静かにふるえてる
命の行方を問いかけるように
指先は私をもとめる

抱きしめてた運命のあなたは
季節に咲く まるではかない花
希望のにおいを胸に残して
散り急ぐ あざやかな姿で

私に還りなさい 生まれる前に
あなたが過ごした大地へと
この腕(て)に還りなさい めぐり逢うため
奇跡は起こるよ 何度でも
魂のルフラン

祈るように まぶた閉じたときに
世界はただ闇の底に消える
それでも鼓動はまた動きだす
限りある永遠を捜して

私に還りなさい 記憶をたどり
優しさと夢の水源へ
あなたも還りなさい 愛しあうため
心も体もくりかえす
魂のルフラン

私に還りなさい 生まれる前に
あなたが過ごした大地へと
この腕に還りなさい めぐり逢うため
奇跡は起こるよ 何度でも
魂のルフラン