ゴールデン☆ベスト

高田みづえ ゴールデン☆ベスト歌詞
1.私はピアノ

作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐

人も恨やむよな仲が いつも自慢のふたりだった
あなたとなら どこまでも ゆけるつもりでいたのに
突然の嵐みたいに 音を立ててくずれてく
涙が出ないのはなぜ 教えて欲しいだけさ
あなたから 目が離せない
ふたりして聞くわ ラリーカールトン
日だまりの中で抱かれ いつしか時の徒然に
思い出に酔うひまもなく
心から好きよと云えた
あの頃がなつかしくて 何もかもアナタがいなければ
1から10までひとり 言葉もないままに生きてる
くり返すのは ただ lonely play

思いきり感じたままに 見せるしぐさやさしくて
言葉じゃなくて態度で 分かり合えてもいたのに
男の人なら誰でも 細い肩を抱けばわかる
夜が恐いよな女にゃ それでいいのよすべて
つらいけど 涙 見せない
雨の降る夜にはビリージョエル
情ない女になってしまいそな時にはサンバ
ためいきが出ちゃうよな恋
静かに抱きすくめられて
焼けた素肌が 今でもなつかしい
ひとしきり泣いたら 馬鹿げた事ネと思う
ピアノに問いかけてみたけど
ピアノに問いかけてみたけど
くり返すのは ただ lonely play lonely play


2.そんなヒロシに騙されて

作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐

おまえが好きだと 耳元で言った
そんなヒロシにだまされ
渚に立たずむ

踊りが上手で ウブなふりをした
そんなヒロシが得意な
エイト・ビートのダンス

泣いたりしたら いけないかもね
ディスコティックは 夜通し熱い
だから一言下さい
恋の行方はメランコリー
だからお前はステキさ
愛が消えてく 横須賀に

小粋なリードで私を誘った
あんな男が今さら
許せるでしょうか

二人の仲は 永遠だもの
ジュークボックス鳴り続けてる
だから彼氏に伝えて
口づけだけを 待っている
胸の鼓動が激しい
サイケな夏を 横須賀で


3.潮騒のメロディー

作詞:斉藤仁子
作曲:Frank Mills

長い髪をなびかせて
海辺の向うにかけてゆく
七色の幸せが 空いっぱいに広がった
指と指をからませて
喜びの涙 ひとしずく
小さな貝殻に 二人の胸のときめきを

何にも見えない あなただけ
やさしい言葉の あやとりを
海の果てまでも 続けたい
誰も知らない 愛の世界

バラ色の空見上げ
素敵な香りの花びらを
私だけの アルバムに
秘密のページが出来ました
潮騒のメロディーに
あなたの微笑 暖かい
さくら貝に 語りかけ
愛のきらめきを いつまでも

何にも見えない あなただけ
やさしい言葉の あやとりを
海の果てまでも 続けたい
誰も知らない 愛の世界


4.涙のジルバ

作詞:松宮恭子
作曲:松宮恭子

このまま 笑って ジルバ
いつもの 調子で ジルバ
なじみのお店を 出たら
ふざけた 調子で バイビー

時折りの 雨にぬれて歩けば
気まぐれな恋でも 素直に許せるわ

港町 そんな女が ふらり
ゆきずりの気分で さらりとお別れ

ああ 恋は 夢色しゃぼん玉
フラれちゃったと 肩をすくめてみせる

時には 浮かれて ジルバ
最後の 夜なら ジルバ
はじめて踊った メロディー
悲しき街角 バイビー

耳もとを 通りすぎる 歌は
ふりむけば せつない ひと夏の恋なのね

元町は 通り雨に 浮かれて
肩を抱いて駆け込む 恋人達ばかり

ああ ひとつ 恋を失くすたびに
きれいになるって 誰かが 言っていたわ

このまま 笑って ジルバ
いつもの 調子で ジルバ
なじみのお店を 出たら
ふざけた 調子で バイビー

ラララ…


5.硝子坂

作詞:島武実
作曲:宇崎竜童

悲しいのでしょうと 夢の中
見知らぬ人の問いかけに
声もだせずに うなずいて
それは あなたが
やっぱり 好きだから

いじわるな あなたは
いつでも 坂の上から
手招きだけを くりかえす
私の前には 硝子坂
きらきら光る 硝子坂

行けるのでしょうかと 夢の中
見知らぬ人に訪ねては
涙こぼして 横向いて
それも あなたが
やっぱり 好きだから

いじわるな あなたは
いつでも 坂の上から
手招きだけを くりかえす
私の前には 硝子坂
きらきら光る 硝子坂

とうとう来たねと 夢の中
うれしいはずの問いかけに
何故かすなおに なれなくて
それは あなたの
せいだと 言えないわ

いじわるな あなたが
たたずむ 坂に向かって
さよならの 手を振るつもり
きらきら飛び散る 硝子坂
きらきら消えた 硝子坂


6.だけど…

作詞:島武実
作曲:宇崎竜童

とめどない涙は 誰の為
すぎさりぬ思いは 誰の為

晴れた日などは一人
川原でも歩きましょう
むせる草の香りが
ほら 夏を指差して
早く 早くと騒いでる
だけど…

やるせない鼓動は 誰の為
恥らいの手紙は 誰の為

日暮れるまえに一人
気付かずに街はずれ
細い私の影が
ほら 貴方指差して
早く 早くと騒いでる
だけど…

つかの間の頬笑 誰の為
馴そめぬ口紅 誰の為

つむじ曲りが一人
はにかみかけ出すの
のぞきこむ手鏡も
ほら 恋を指差して
早く 早くと騒いでる
だけど……

あゝ あー


7.ビードロ恋細工

作詞:島武実
作曲:宇崎竜童

貴方の瞳を見ていても
もう何もかもが判からない
季節外れ 海岸線
朝やけの雲の切れ間から
ほら 耳を澄ますと
私には 又 聴こえる
ビードロ細工のわれるおと
優しさって 引きさがる事ですか?
優しさって 境界線引きますか?
恋する為に 飛びこせない
恋する為に ほどけない二人

貴方に胸まで預けても
もうぬくもりは伝って来ない
他人の気配 木ノ葉も舞う
色あせた 時の隙間から
ほら 耳を塞ぐと
私へと 又 吹ぶいてる
ビードロ細工の 冷めたさが
悲しさって なすがままって事ですか?
悲しさって 心がかじかみますか?
恋するゆえに 飛びこせない
恋するゆえに ほどけない二人


8.秋冬

作詞:中山丈二
作曲:堀江童子

しゃれた日焼けに 涙が流れる
あー 秋かしら
やさしく 説くように別れを告げた
あなたでした
心の水面に さざ波が立って
あー 秋ですね
鏡を見つめて小さな声で
一人でつぶやく 秋の詩
季節の変わり目を
あなたの心で 知るなんて
もう恋も もう恋も 終わるのね

好きな曲ばかり ラジオに流れる
あー 秋かしら
私のわがままに いつも微笑んだ
あなたでした
深い空から 枯葉が舞って
あー 秋ですね
あなたが返した 合鍵が似合う
無口な 私になりました
季節の変わり目を
あなたの心で 知るなんて
もう恋も もう恋も 終わるのね

別れの北風が
あなたと私に 吹き込んで
もう冬も もう冬も 近いのね


9.青春II

作詞:松山千春
作曲:松山千春

この胸の中 かけぬけて行く
思い出たちが 優しすぎます
背中を向けた 貴方をつつむ
淡い日ざしが まぶしすぎます
人は皆 つかの間の幸せを信じて
貴方と生きた青春の日よ
愛に全てを かけた日々

涙がほほを ひとすじつたう
これ程貴方を 愛したのですね
幾度季節を 見送ろうとも
忘れたくない 思い出がある
人は皆 つかの間の幸せを信じて
貴方と生きた青春の日よ
愛に全てを かけた日々

人は皆 つかの間の幸せを信じて
貴方と生きた青春の日よ
愛に全てを かけた日々


10.パープル・シャドウ

作詞:松本隆
作曲:都倉俊一

日照りの坂道 夏ぜみの声
あなたの家まで自転車をこぐ
都会へ行ってたあなたを昨日
見たって友だち電話をくれた
帰ってくるよ いつ? いつでもいいさ
君との愛を忘れてなけりゃ
窓に一房葡萄飾るよ
それがあの日のあなたの言葉
パープル・シャドウ
私の手首にくちびる寄せて
残した小さなうす青のしみ
パープル・シャドウ
季節は流れてあざは消えても
心にしみてる紫の影
しみるわ紫の影
ああ 一房の葡萄

風舞う公園 あの日あなたが
蛇口に顔寄せ飲んだ水飲み
想い出みたいにシャツを濡らして
あなたの真似してくちびるあてた
瞳とじろよ 何故? 何故でもいいさ
やさしい笑顔もしうすれても
このくちづけは想い出せるよ
まぶた閉じてたあなたの言葉
パープル・シャドウ
垣根を曲って二ツ目の家
自転車倒して私は見てた
パープル・シャドウ
季節が早くて青い葡萄が
あなたの窓へと風に揺れてた
窓へと風に揺れたわ
ああ 一房の葡萄


11.夢伝説<ペルシャン・ブルー>

作詞:竜真知子
作曲:馬飼野康二

耳もと すべる涙で
めざめた 夢の余韻が
あなたの 腕の中でも
私を おびえさせる
それは 乾いた砂漠に
置き去りにされた 私
あなたを たずねて 仰ぐ
空はペルシャのブルー

幾千年も 同じ心で
幾千年も 同じ命で
時の魔術に かかったように
愛したい 愛したい あなたひとりを

せつなく とじたまぶたに
そっと くちづけするひと
こんな 優しいしぐさ
忘れられなくなるわ
そうよ 愛したときから
別れは しのびこんでる
だけど 今は このまま
奇蹟を 信じたいの

幾千年も 同じ心で
幾千年も 同じ命で
時の魔術に かかったように
愛したい 愛したい あなたひとりを

幾千年も 同じ心で
幾千年も 同じ命で
時の魔術に かかったように
愛したい 愛したい あなたひとりを

幾千年も 同じ心で
幾千年も 同じ命で
時の魔術に かかったように
愛したい 愛したい あなたひとりを


12.蒼いパリッシュ

作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐

そっとみだらなままに
くちづけを交せば
恋の味がからだの
奥までしみてくる

夢ばかり見ないで
二人だけで燃える
愛がゆれてきらめく
たそがれの パリッシュ・ブルー

誰も知らない間に 二人のなれそめはからまりつつ
Something Deep Inside 恋人のように

知らず知らず雨の音に かき消されてしまうよ
やがてやがて目を閉じれば
I Love You More

なぐさめの言葉が
乾いた心には
口説き文句みたいに
響いて 暖かい

笑い顔がきれい
泣き顔もステキさ
誘う態度 ひとつに
魅せられた パリッシュ・ブルー

たぶん時の徒然に さみしい思いもかけることだろう
Something Deep Inside 女の中で

思い思いめぐらせるは あなたの事ばかりさ
かわるがわる抱いて抱かれ
I Love You More

Let Me Tell You That I Love You
Sha la la…
I'm In Love With You Babe
言葉も無いほどに

知らず知らず雨の音に かき消されてしまうよ
やがてやがて目を閉じれば
I Love You More


13.子守唄を聞かせて

作詞:谷山浩子
作曲:谷山浩子

ふるさと 夕焼け道 川のせせらぎ
あなたを待ちつづけて 二年が過ぎた
手紙もくれないまま あなたはいつか
夢をかなえて遠い 遠い世界の人
あなたの歌う流行歌 誰でも知ってる
都会の言葉で 都会の愛を
甘くせつなく 語るのね
だけど あの時のあの歌 忘れてしまったの
私が淋しくないようにと 別れに残して行ってくれた
子守唄聞かせて 子守唄聞かせて
テレビの画面を流れる歌じゃ
私眠れない 眠れない

あなたの恋の噂 聞いた時にも
友達をにらみつけ ちがうと言った
ほんとは一晩中 泣きあかしたわ
それでも待つと決めた 信じると決めたの
夜ごと窓うつ風の音 淋しすぎるから
今夜も毛布を すっぽりかぶって
あなたの名前 呼んでみる
だけど あの時のあの歌 あれから聞こえない
思い出 思い出ぽつりぽつり 私の枕をぬらす夜は
子守唄聞かせて 子守唄聞かせて
今夜も 寝返り ため息ばかり
私眠れない 眠れない


14.ドリーム・オン・ドリーム

作詞:島武実
作曲:宇崎竜童

さあ 愛を軽やかに クチにして
さあ 色彩る言葉を散りばめて
何事も 星うらないのせいにしましょうよ

たまには揺れ動く リズムに
この身をあずけ
優しさに 身をまとった男と
踊りの渦へ 溜息の渦へ
すべる様に すべる様に
かかと 進めてみるの

さあ 愛を軽やかに クチにして
さあ 色彩る言葉を散りばめて
何事も 星うらないのせいにしましょうよ

いつしか揺れ動く 心を
この身に写し
眩しさに 身をすくめた男と
あかりの渦へ 吐息の渦へ
すべる様に すべる様に
ひとみ 進めてみるの

さあ 愛を軽やかに クチにして
さあ 色彩る言葉を散りばめて
何事も 星うらないのせいにしましょうよ


15.原宿メモリー

作詞:三浦徳子
作曲:新田一郎

出てゆくの あなた出てゆくの
涙など流さないわ これっきり
原宿で出逢ったあの頃
やけに風 熱く吹いて火が点いた二人
真夏の名残によどむエアコン
息がつまりそう 最後のkiss
結んだ心が ほつれてゆけば
たどりつく未練が待つ
出てゆくの あなた出てゆくの
高速で巻きもどして 原宿メモリー

おそろいの Tシャツほした
バルコニー見上げるのも これっきり
待ち合わせした店も今は
一秒ごと姿変えて メランコリイ・ナイト
季節の流れに身をまかせるわ
指で覚えたダイヤル忘れ
結んだ心がほどけて浮かぶ
夜空には ENDマーク

この街を 二人出てゆくの
高速で消してゆくわ 原宿メモリー

季節の流れに身をまかせるわ
空車の表示のタクシー止めて
ほつれた心をシートに置けば
ガラスには ENDマーク

この街を 二人出てゆくの
高速で消してゆくわ 原宿メモリー


16.どうして私を愛したのですか

作詞:松本礼児
作曲:幸耕平

どうして 私を愛したのですか
このまゝ二人の青春は
春を待たずに 終るのですか

悲しみを抱いて ひとり嵯峨野路へ
二人の想い出を 捨てに来ました
置いてきぼりの 山茶花に
降る雪が 淋しさをやさしくつゝむ
あー 白い世界が音もないまゝに
私の心を染める

どうして 私を愛したのですか
このまゝ二人の青春は
春を待たずに 終るのですか

化野(あだしの)に続く 雪の坂道は
いくつもの悲しみ 隠しています
凍えた愛の 想い出を
ひとつづゝ この場所に置いて行きます
あー 白い世界が 時を止めて今
私のこころをつゝむ

どうして 私を愛したのですか
このまゝ二人の青春は
春を待たずに 終るのですか