渋滞ぬけみちなし

高田梢枝 渋滞ぬけみちなし歌詞
1.渋滞ぬけみちなし

作詞:高田梢枝
作曲:高田梢枝

放課後三階の教室
土煙上げるグラウンド
恥ずかしくて少ししか見えなかったけれど
遠くからでもあなたのことわかるよ
わたしのひそやかな特技

教室黒板の前
あなたの大きく少しなで肩の背中
いつでも振り向いたときの
準備していたよ いとしかった

※一人泣いた夜は数えきれず
届かない想いを
消せたらどんなに楽だろうか
でも信じてしまう どこかで※

あなたと目が合うそれだけ
私の空は雲ひとつなく晴れ
ほかの誰かとしゃべる姿
見るだけで土砂降り 傘はない

あなたが好きなこと好きな歌
触れるだけであなたに
触れられてるような気がした
あかね空見上げる 帰り道

あなたの住む駅に止まる電車
こんなところにいるはずないのに
走り出す速さに景色が
見えなくなるまで見ていた窓の外

(※くり返し)


2.ピンぼけ


3.非常階段

作詞:高田梢枝
作曲:高田梢枝・TOMI YO

温かな海から生れ落ちた
そこはキラキラした世界で
あたしを包むすべてが笑顔だった
否定されることなどなかった
わかってくれてるという期待だけをもって

友達をいつもうらやんでた
自分に何もないこと周りのせいにして
向き合うこともせず逃げていた

裏切られ傷ついて その先は闇で
ひとりぼっちで強がって歩いた

誰にも負けたくなどなかった
一番になりたかったんだ
それでもあたしは この顔をこの体を
好きになれず
ふざけるなって吠えていた

拒絶されることから逃げてばかりいたら
自分の意志という武器を落としてしまった
うつむき歩いてきて上手になったのは
偽善 うやむや 被害者意識

さみしいよ 悲しいよ 心が痛いよ
こてんぱにやつけられ 転がった

自分で自分を苦しめてる
閉じてしまった小さな空
自分で自分をダメにしてる
うまく処理出来るほど大人になってなかった
見えなかったから

みんなに認めてほしいから
みんなを認めてほしいんだ
愛してほしいと歌ってもいいですか
愛されることを諦めちゃいけない

誰かに負けてしまっても
一番になりなくたって
それでもあたしは ちっぽけなこのあたしを
好きになりたい
ふざけるなって生きてゆく