雨天決行

高田梢枝 雨天決行歌詞
1.トンネルぬけたよ


2.メダカが見た虹

作詞:高田梢枝
作曲:高田梢枝

夕焼けも通りすぎて 明日また会えるかな
小さな手と手つないで 帰り道の歌歌った頃
画用紙いっぱいに 描いた僕の夢

どんな風に生きれば 幸せになれるんだろう
苦しい今を変えたくて でも答えは出ないまま
どこへも行けず 青い空見上げてた

自分が好きで 自分がイヤで
踏み出せばいい 変わりたいそう願えばいい
この手ぎゅっとにぎった

こうして僕は転んで 少しずつ上手になって
小さな喜びもいつか 宝物と笑って言えるかな
強さもやさしさもなくて この足は震えたままでも
あの空に虹を描けるようになること ずっと信じてる

どんな風に生きても 幸せになれないよ
聞こえるたくさんの声に あっという間染まって
ため息ついて ホッと胸なでおろす

自分が好きで 自分がイヤで
踏み出せないまま 変われないと決めつけて
この羽を折り曲げた

こうして僕はまるで バケツの中のメダカさ
小さな水草に絡んで あぶくだけ吐いて生きてる
愛も希望もなくて 大切なのは自分だけで
がらくたはあの空も 虹の色も何も知らない

自分が好きで 自分がイヤで
踏み出すんだ 変われるんだ 必ず
この手ぎゅっとにぎった

それでも僕はまるで バケツの中のメダカさ
小さな水草に絡んで あぶくだけ吐いて生きてる
強さもやさしさもなくて この足は震えたままでも
いつかは雨の中に 一人で虹描けるかな


3.レッドタイツ


4.5年3組

作詞:高田梢枝
作曲:TOMI YO

ピンクの花が咲く木と 君の名前を知った春
気づいたら僕達は 友達だった
飛行機雲を見た日も 雪に寝そべった日も
二人は一緒だった 笑い合って
約束なんて一度も したことはなかった
いつものように明日が来れば 会えるから
つないだ手と手が離れて さよならの合図
小さくなってゆく背中
のどが震えて 僕は何も言えなくて
消えてゆく君をただ見ていた

知らない街に行った 一人自転車こいで
見える景色も言い訳も ウソも増えてゆく
ずっとここにいたい 早く大人になりたい
怖がりながら夢見ている 未来を
泣いてもがいて迷って 転んでばかりの日々
いつも隣に君がいた
響く別れの歌 ララララララララ
また会えるって約束しよう


5.世界の果てまで

作詞:高田梢枝
作曲:高田梢枝

煩わしいとこから離れて 羽ばたきたかっただけ
もう子供じゃないのにと
何度自分を叱っただろう

昨日までの僕らにバイバイ 見上げれば星が
宝石みたいな夜空は
やりたいこと溢れてる

すり抜け方や乗り継ぎに迷うより
約束された場所まで ひたすらに進むだけさ

僕らのツバサは 本物のとてもとてもきれいな羽だから
どんな激しい大きな風にも負けない
遠くへ 遠くへ ひたすら 飛ぶんだ
ほらもう風になって
あんなに涙をこらえた日も笑えるから

ずっと消せないテレビ ただ見つめて 笑ってた日々
電車の中 疲れた顔で
眠る大人 暮らしを抱えて

生まれた街まで 連れていくよ 君に見せてあげたい
なんにもないとこだけど
風車が回る丘へ

ときどき僕らはゴールを見失い
希望も夢もむなしくて 打ちのめされる

僕らのツバサは 偽物のとてもとてもきたない紙切れで
ほんの少しの小さな風で破れた
何度も 何度も 転がり回って
でもまだ意地を張って
あきらめ逃げ出すわけにはいかなかったよ

僕らのツバサは 本物のとてもとてもきれいな羽だから
どんな激しい大きな風にも負けない
遠くへ 遠くへ ひたすら 飛ぶんだ
ほらもう風になって
あんなに涙をこらえた日も笑えるから

昨日までの僕らにバイバイ 見上げれば星が
宝石みたいな夜空は
やりたいこと溢れてる

世界の果てまで


6.BIG BEN

作詞:高田梢枝
作曲:高田梢枝

君はいつも空を飛んで 僕はただ地面を這いつくばる
美しい羽から光の粉 みにくい体からおぞましい液
ひらひらひら 麗しい 君のダンスは見るもの惑わせ
ひらひらひら 早くこの土の上 落ちてしまえ
グッバイ 光の粉は 僕にも降り注いで
思わず笑った顔は とてもみにくかった

君は今日も空を飛んで 僕はただ地面を這いつくばる
すべての生き物 太陽までが 大きな木の下 集まってゆく
ひらひらひら 君の羽は 無数の糸につかまり
ひらひらひら 誰か助けて 叫んでいる
グッバイ どうか安らかに 食べられておくれ
からまりもがく姿は とても美しかった
君に気づいたクモは 糸を必死でほどき始め
それを見ていた僕は 踏まれてつぶれた


7.グッピー

作詞:高田梢枝
作曲:高田梢枝

あの子はずっと空に祈って ロックスター
ベランダ 魚の図鑑 冒険 空飛ぶ夢 カレンダー
さびしい 忘れたいものは 相変わらず ずっとここにいるよ

おもちゃの飛行機 子守歌 音符 ぬけがらの部屋
ストップウォッチ アンバランス ひまわり 日の当たる場所
捨てようとした テディベア ずっとここにいたいんだ いい

ハッピーエンドの ドラマが街中のあちこち 転がって
誰もがみんな 僕を見つけてよ 願っている

あの子はずっと空に祈って ムービースター
時計じかけのオレンジ クッキングショー くじけちゃいけぬ
むなしい 忘れたくないもの じわじわ ひとつずつ消えて

卒業アルバム もうひとつの世界
ビックピンクミュージック ピーターパン
愛のセリフ サンドイッチ ピクニック 分かり合えないんだ
捨てようとした 彼にずっと そばにいたいの 泣いた

愛と平和の 歌が街中のあちこち 散らばって
誰もがみんな 私を見つけて 願っている

ハッピーエンドの ドラマが街中のあちこち 転がって
誰もがみんな 僕を見つけてよ 願っている


8.渋滞ぬけみちなし(album ver.)


9.非常階段

作詞:高田梢枝
作曲:高田梢枝・TOMI YO

温かな海から生れ落ちた
そこはキラキラした世界で
あたしを包むすべてが笑顔だった
否定されることなどなかった
わかってくれてるという期待だけをもって

友達をいつもうらやんでた
自分に何もないこと周りのせいにして
向き合うこともせず逃げていた

裏切られ傷ついて その先は闇で
ひとりぼっちで強がって歩いた

誰にも負けたくなどなかった
一番になりたかったんだ
それでもあたしは この顔をこの体を
好きになれず
ふざけるなって吠えていた

拒絶されることから逃げてばかりいたら
自分の意志という武器を落としてしまった
うつむき歩いてきて上手になったのは
偽善 うやむや 被害者意識

さみしいよ 悲しいよ 心が痛いよ
こてんぱにやつけられ 転がった

自分で自分を苦しめてる
閉じてしまった小さな空
自分で自分をダメにしてる
うまく処理出来るほど大人になってなかった
見えなかったから

みんなに認めてほしいから
みんなを認めてほしいんだ
愛してほしいと歌ってもいいですか
愛されることを諦めちゃいけない

誰かに負けてしまっても
一番になりなくたって
それでもあたしは ちっぽけなこのあたしを
好きになりたい
ふざけるなって生きてゆく


10.卒業


11.秘密基地

作詞:高田梢枝
作曲:高田梢枝

あの頃の小さな僕が見上げる
空はほんとうに広かった
好きな人をこの手で
守れると思っていた 本気で

どうして背が伸びない
それが悔しかった

わがままをまだかわいいと
勘違いしていたんだ ずっと
あきらめることなんて
思い浮かばなかった ただ前を向いてた
でも、、、

できないことばかりで
早く自由になりたくて

いくら手を伸ばしたって
届くはずのない 大きな大きな空
でも僕は何にも疑うこともなく
キレイな未来を信じてた
悔しいことがあると こらえ切れなかった
大きな大きな涙
でもあのときの僕の目は何より
輝いてたと思う

あれから随分背も伸びて
世の中のこと少しわかって
一生懸命がカッコ悪くて
冷めたフリして歩いていたよ
でも、、、

中途半端な僕には
何ひとつできなかった

いつからか僕は
きらめく明日を信じてたことさえ忘れて
自分を守るために
たくさんの大切なものを傷つけてた
遥か遠く真上の空の向こうに
何があるか知りたくて
「大人になったら必ず行くんだよ。」って
約束したんだ

いくら手を伸ばしたって
届くはずのない 大きな大きな空
でも僕は何にも疑うこともなく
キレイな未来を信じてた
悔しいことがあると こらえ切れなかった
大きな大きな涙
でもあのときの僕の目は何より
輝いてたと思う

あの頃の小さな僕が見上げる
空はほんとうに広かった
好きな人をこの手で
守れると思っていた 本気で


12.せーの