恋におちたふたり

鳳山雅姫 恋におちたふたり歌詞
1.渇いた胸

作詞:鳳山雅姫
作曲:泉川そら

小さい頃は信じてた
あの空 この手が伸ばせば届くと

とぎれた波の音 ゆっくりと息を吐く
私がずっと夢を見てきた 大きなあなたは

追いこす長い影 下を向き見つめてた
あんなにも殺したいほど愛した人はいない

きつく抱いてよ
何もかも捨ててもあなたに抱かれていたいの
もっと抱いてよ
一度だけ本当の思いをぶつけてみたいの

あなたは言いました 溺れる私を見て
「叶わない夢に躊躇してはダメだ」と笑って

きつく抱いてよ
そうすれば 昨日の私を忘れてしまうから
もっと抱いてよ
お願いよ 明日から私は恐れをしらない

静かに落ちてく 赤く熟れた木の実が ゆっくりと
あなたが帰るまでは潰れないでいて

ねぇ少しずつ
形変えてく 月のように私も変わっていきたい
つよく抱いてよ
お願いよ 言葉より確かな何かが欲しいの

きつく抱いてよ
本当の私を忘れてしまうから
もっと抱いてよ
お願いよ 明日からあなたは私をしらない


2.月に叢雲 花に風

作詞:鳳山雅姫
作曲:柴草玲

昼間の風が 肩に寒い夜
色づき落ちた 木の葉
昨日と違う月
何もかも私を見ているみたい
笑ってるみたい

単細胞な いかれた君
敬う気持ちは もうここにはない

月に叢雲(むらくも) 花に風

死んだ魚の目をした私
君は上で動いてる 眺める
隙間から見えるのは あなた
今夜は少し 傾いてるのね

うねるほどの暑さと ラムネの瓶
汗ばんだ手も 離したくなかった
丸い月の下
何もかも私を見ているみたい
笑ってるみたい

こんなにも脆(もろ)く そして儚く
安易に壊れてしまうんですね

月に叢雲 花に風

死んだ魚の目をした私
とってつけたように頷(うなず)く
今日は光る石さえ見えない
ひどくつまらない夜ですね

うすく うすく 目を開けて
小さく 大きな あなたを見てるのに…

死んだ魚の目をした女
井戸の中から見つめてる あなたを
塀は高くてなかなか見えない
ひどく冷たい夜ですね
ええ ひどく淋しい夜ですね
ええ ひどくつまらない夜ですね


3.君へ


4.あなたとあたし


5.すてきな夢を


6.ひとつずつ


7.悪い女


8.忘れない


9.干からびた心


10.三日月


11.願い