鶴田浩二大全集

鶴田浩二 鶴田浩二大全集歌詞


46.黒いダイス


47.水色の哀愁


48.無情のブルース


49.ギター夜曲


50.忘れじのブルース


51.センチメンタル・レイン


52.いいじゃないか


53.名もない男のブルース

作詞:宮川哲夫
作曲:吉田正

何も知らずに 咲いてた頃が
俺にゃいちばん 花だった
夢を見ながら 飲む酒ならば
なんでにがかろ 今のように
想い出してる カウンター

何処へ消えたか おんなの娘さえ
今日は見知らぬ 顔ばかり
うしろ向かずに ただ前向きに
生きていたっけ あの頃は
明日がくるのが 嬉しくて

せめて云いたい でっかいことを
言葉ばかりで 終っても
酔いのまわらぬ グラスを重ね
ぎゃくに淋しく なるばかり
誰のせいでも ないけれど


54.リーサに逢いたい


55.流転夜曲


56.同期の桜(台詞のみ)


57.戦友よ安らかに


58.傷だらけの人生

作詞:藤田まさと
作曲:吉田正

「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ
新しいものを欲しがるもんでございます。
どこに新しいものがございましょう。
生まれた土地は荒れ放題、今の世の中、
右も左も真っ暗闇じゃござんせんか。」

何から何まで 真っ暗闇よ
すじの通らぬ ことばかり
右を向いても 左を見ても
ばかと阿呆の からみあい
どこに男の 夢がある

「好いた惚れたとけだものごっこが
まかり通る世の中でございます。
好いた惚れたは、もともと心が決めるもの…
こんなことを申し上げる私も
やっぱり古い人間でござんしょうかね。」

ひとつの心に 重なる心
それが恋なら それもよし
しょせんこの世は 男と女
意地に裂かれる 恋もあり
夢に消される 意地もある

「なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが
そういう私も日陰育ちのひねくれ者、
お天道様に背中を向けて歩く…馬鹿な人間でございます。」

真っ平ご免と 大手を振って
歩きたいけど 歩けない
嫌だ嫌です お天道様よ
日陰育ちの 泣きどころ
明るすぎます 俺らには


59.男

作詞:藤田まさと
作曲:吉田正

(セリフ)子供の頃、阿母に、よく言われました。
「お前、大きくなったらなんになる、
なんになろうと構わないが、
世間様に笑われないような
良い道を見つけて歩いておくれ」って…
それが、胸に突き刺さるのでございます。

自分の道は 自分で探す
躓きよろけた その時は
見つけた道の 溜り水
はねる瞼に 忍の字を
書いて涙をくいとめるのさ

(セリフ)咲いた花は綺麗でございます。
然し、実のなる花は、
もっと綺麗でございます。
実のなる花、
私はそれが男の夢だと信じております。

実のなる花を咲かせるために
生まれたときから死ぬ日まで
真実一路 こころから
祈りつづける 俺たちに
きびし過ぎるぜ今年の風も

(セリフ)やはり人間、頼るものは、
自分ひとりでございます。
男というものは墓場に行く日まで
自分の選んだ道を
守り通すものでございます。

行く先ァ一つ どこどこまでも
男が命を 閉じる日は
男が夢を 捨てるとき
信じられない 世の中に
俺は自分を 信じて生きる


60.望郷の町で


61.生きる


62.惚れた


63.日蔭者


64.白いかもめは何を見た


65.幸せならば


66.意地


67.真ッ暗闇でございます


68.あゝ戦友


69.特攻隊節


70.飛車角の詩