惚れほれ酒

黒川真一朗 惚れほれ酒歌詞
1.惚れほれ酒

作詞:みやび恵
作曲:水森英夫

あんな男と 言わないで
聴けば なおさら 辛くなる
命からがら 掴んだ恋は
どこのどなたと どの店あたり
あゝ泣けるわね 惚れほれ酒よ

点けた灯りを 消さないで
暗い 人生 まっぴらよ
独りゆらゆら 出逢った恋は
影も吐息も 匂いも癖も
あゝ愛しいね 惚れほれ酒よ

こんな私を 捨てないで
きっと 最後の 男(ひと)だから
春のぬくもり 誓った恋は
嘘のつけない 女になれる
あゝ泣けるわね 惚れほれ酒よ


2.一夜川

作詞:鈴川信也
作曲:水森英夫

重ねた命 心に結び
越えて行けない 一夜川
愛の重さは 変わりはしない
たとえふたりが 添えなくたって
紅く 紅くもやして 生きてゆくのね

鵜飼いでじゃれて 遊んだ夏を
想い恋しい 湯の宿よ
川のせせらぎ 静かにしみる
風が紅葉に からんで揺れて
なみだ なみだひと筋 頬をぬらして

夕日を背中(せな)に 翔びたつ鳥よ
どこへ帰るの 啼きながら
ひとり黒川 湯の里あたり
熱い夢抱き 女のみちを
紅く 紅くもやして 生きてゆくのね