Any アンチエイド 歌詞

宿り木

Any 宿り木專輯

2.アンチエイド

作詞:工藤成永
作曲:工藤成永

上手くいかないことに苛立って 心の置き場所を探してた
忘れられないことが多すぎて 荷物は重くなるばかり

他人に良く思われたくて良い顔見せるけど
弱さを隠して騙すだけの着ぐるみを着てたんだ

傷だらけになったって譲れない大事なもの
失くさないように抱きしめて歩いて来たハズなのになぁ

優しくされるのを期待して ただ口を開けて餌を待ってるだけ
望まない事は後回しにして 溜まっていくツケを払えずに怯えてるんだ

忘れたいと願うほど 離れてはくれないよ
どうでもいいことと割り切れないなら 不器用でも生きなくちゃ

皺くちゃで読めなくなった心に刻まれてるサイン
まだ微かに覚えてるんだ 大事なものがあったこと

どんな痛みが伴ったって もう逃げる自分は見たくもない
置き去りにしてた自分のその声を思い出して

空っぽになってようやく気づいた 見失ったからもう一度出会えた
大事なものはすぐ側にあるってこと 知っていたハズなのに
守りたいものがあるのならば 覚悟を決めるのは当たり前だ
臆病になる 手放したくもなるけど ちゃんと見つめてたいんだ

傷だらけになったって譲れない大事なもの
幾つも失いながら忘れながら残ったものを
ひとつだけ抱きしめて 離さないで持って行こう
代わりのないそれだけを強く抱きしめるんだ