8.星灯り
作詞:折倉俊則
作曲:折倉俊則
凍えてゆく 街の中は
息遣いすらも すでになく
誰もいない 灯りもない
暗がりの中に 残る道
人の生きてきた証 消え果てて
そして 残るのは 頭上の星
氷色した星たちを 吊るして輝く
コバルト色から 闇の黒へ染まってく 無言の空
僕らはまだ どれくらいの
時 過ごし 縋りついてくの
僕らの時間 この手の中
いくつまで 刻まれているの
星は 言葉なく
誰も 行く先を示すことはなく
たた独り
満天の星 輝いた
消えた日常 照らし続けて
僕はただ 今日も凍えた指先で 星 数え
冷気と氷の檻から
ひたすら 願おう
僕らが生きてく意味を見つけるために 明日が来るなら
暗闇
潤んだ星はまたひとつ 沈んで
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