儚くも永久のカナシ

UVERworld 儚くも永久のカナシ專輯

2.体温

作詞:TAKUYA∞
作曲:TAKUYA∞

昨日は何してたの?
心配するじゃん 電話出ないし
うつむく君を見たらすぐに
何を言おうとしてるか 氣付いたんだ

「何一つ形の無い見えないものは
愛なんかじゃないって
馬鹿げてるわね」
なんて君は本當に思うのかい?
それなら どうして君は泣いてるの?
最後の優しさに觸れる

「サヨナラ」を言わせないように
くちづけで君の言葉閉ざしたんだ
何故なんだよ?
言葉以上に 唇から伝わる體溫

仕事とはまだ呼べないけど
今日もギタ一を持って
Jazz Barで歌わせてもらっている
君から貰ったスニ一カ一は
ちょっと磨り減ってきたけど
その分履きなれた

「何一つ先の見えない關係に
愛想が盡きた」って
夢じゃないかと 悲しすぎて僕は笑う

現實なんかより 夢を食べて生きる僕と
理想どおりじゃないと生きられない君じゃ
悲しい程にずれていった價值觀が
君を惱ませた そりゃそうだけど…

「サヨナラ」のその一言だけで
消えてしまう程ちっぽけな愛だったんだ
追いかけようとしたけど
現實は腹が減るから
磨り減ったスニ一カ一で
僕は夢の中へとまた戾る…

確かにあったでしょ? 目には見えないけど
大きなカバンでも入りきらない位の
好きなレコ一ドや 待ち遠しい季節が
ただ一緒なだけで笑えてたじゃん

何もかも見えないからこそ
愛の本質が見えてくるんじゃないか?
分からなくなるよ… 綺麗事を拔いたら
何が一番大切かは言えやしないけど

「サヨナラ」のその一言だけで
消せてしまう事なんて一つも無かったんだ
これも違うのかい? 離れようとはしない
唇に殘ってる 形の無い 見えない體溫