奴隷天国

エレファントカシマシ 奴隷天国專輯

2.太陽の季節

作詞:宮本浩次
作曲:宮本浩次

あてなき気迫たれ流し 動かぬ体もてあまし
じわりとくるぜ年ごとに
太陽の季節 無駄な努力いつまでも
太陽の季節 お前いつでもどこでも物欲しげ

知ってるぜ俺はそんなことは 知らねぇでかそんなことは
つらき本日あてなき気迫 力なき日々生身の体
失せ行く気力 太陽の季節 遠き真実
太陽の季節 俺はいつでもどこでも物欲しげ

金持ちになるのがお前の夢だった
えらくなるのがお前の夢だった
ああそうだろう そりゃあそうだろうよ
無能を盾とする我らが情熱

おめえは若い 若過ぎる 経験だこの世は
苦し悲しと添い寝を重ね
太陽の季節 失せ行く気力 敗れた野望
太陽の季節 我らが造るこの世の晴れ姿

萎(な)えた心を引きずり引きずって 男のロマンが聞いて呆(あき)れるぜ
ああそうだろう そりゃそうだろう
アホウを旨とするお前の情熱

敗れ果てたる日々を 数えいとおしむ姿
暮らすだけなら そりゃいくらも暮らせるさ
お前が造るこの世の晴れ姿

あてなき日々をたれ流し 指をくわえてたれ流し
老いて体のくち果てるまで

太陽の季節 ボケゆく頭 動かぬ体
太陽の季節 自由な世界
太陽の季節 太陽の季節 太陽の季節

知ってて愕然(がくぜん) 目と目で合図さ
我らが季節 太陽の季節

我らが季節 太陽の季節