この雲の果て

ノワール この雲の果て專輯

9.路地裏のプラネタリウム

作詞:山科蓮
作曲:山口和也

見慣れた街角に溶け込むように
ここにあった古い公園

幼い僕らには 見上げた空
埋め尽くした星々 無限に思えた

くたびれたネクタイ 放り投げたら
見えた気がしたんだ 秘密のあの場所

自分の歳時記【クロニクル】 そこに残る僅かな
記憶の中もう一度 のぞき込んでみたけど
繰り返す毎日 置いて行かれそうな時
探しに行こう君と 路地裏のプラネタリウム

蝉時雨の隙間 ふいに光る
夜空を染めてゆく流星

突然思い出す 横顔には
あふれる笑い声に 彩られてた

つまずきそうな時 話しかけてた
三毛猫の言葉 聞こえなくなった

小さな手を振った 影に向かい