夢みる頃を過ぎても

八神純子 夢みる頃を過ぎても專輯

10.二人だけ

夕立の後、鮮やかにかかる虹のように
どんなに辛い時にでも、そう、優しい味方
瞳を閉じたまま
虹の向こうまで続く海へ
連れてって、連れてって
どこまでも、愛の船浮かべて
二人だけ

もしも自由に大空を飛べる翼あったら
貴方のもとに、やすらぎをとどける風になる
灯りをおとしたら
青い月がそこに満ちてゆく
悲しみは、喜びを
この胸に連れてくるさざ波
二人だけ

月の光そそぐ
貴方の腕のなか夢をみる
夜明けまで、夜明けまで
もう少し愛の船揺られて
二人だけ