凛~女任侠伝

市川由紀乃 凛~女任侠伝專輯

3.残侠子守唄

作詞:たかたかし
作曲:弦哲也

「今日日(きょうび)「寄らば大樹の陰」とかいう言葉が
巾をきかせているようでございます。
楽をしようとする心が、
人間をだめにするのじゃないでしょうか。」
北の風吹きゃ北をむき
西の風吹きゃ西をむく
男の意地は どこにある
浮いた世間に 媚をうる
めだかみたいな奴ばかり

「 時の流れとでもいうのでしょうか。
自分さえよければという手合いが多すぎます。
まっとうに生きようとすればするほど、
住みにくい世の中になったものでございます。」
声の大きい奴だけが
勝って得する世の中さ
男の道は 暗すぎる
どちら向いても 闇ばかり
どこに実のなる花がある

「 どこもかしこも、すっかり狂ってしまったようでございます。
と、申しましても、
夜毎酒に溺れる私も、
決して、まともな人間じゃございません。」
すねに傷持つこのおれにゃ
まぶしすぎます お日様が
男の酒の ほろ苦さ
明日(あす)は どの色咲こうとも
おれは生きたい おれの道