ラストソングス

幸村精市 ラストソングス專輯

10.夢の続きII

作詞:永井幸子
作曲:土屋学

手を伸ばし追いかけた
掴めそうな蜃気楼
触れた指先が 胸に伝えるよ
いつか見た夢を ここに

肩に乗せた 夕焼けの色がなびいて
それが 始まりを告げる時

落とさないよ 俺たちの生きる証は
どんな色よりも 強く 気高く

ああ
いくつの夜を超えて 巡り合えたんだ
あの日の空に

手を伸ばし追いかけた
掴めそうな蜃気楼
触れた指先が 胸に教えるよ
いつか見た夢の
続きから始めよう
ただそこに立ち尽くして
泣いた俺たちの 帰る場所はもう
たったひとつしかなくて

やり方なら いくらでも思いつくけど
これが 俺のやり方と決めた

歯向かうなら それなりの覚悟を決めて
おいで今ここで 答え みせるよ

ああ
からだが覚えている ここに立つことを
あの日のままに

舞い上がる時の砂
消えて浮かぶ蜃気楼
閉じた目の奥に 金色の橋と
あの日の夕焼け
かたく誓った言葉を
何度も思い返して
泣いた俺たちの 帰る場所はもう
たったひとつしかなくて

手を伸ばし追いかけた
掴めそうな蜃気楼
触れた指先が 胸に教えるよ
あの日見た夢を
続く物語を
綴ってくれるあなたを
泣いた俺たちの 帰る場所はそう
たったひとつしかなくて