4.男と女
作詞:五木寛之
作曲:吉幾三
こころの海から船がでる
いのちの港へ着く船が
恋とか愛とかいうけれど
言葉なんかは信じない
汽笛を鳴らして男から女へ
いのちを燃やして女から男へ
船が着いたらきっと夜が明ける
なみだの海から船がでる
別れの岬(みさき)へ着く舟が
運とか縁(えん)とかいうけれど
宿命(さだめ)なんかは信じない
なみだをかくして女から男へ
こころをかさねて男から女へ
船が着いたらきっと日が昇る
汽笛を鳴らして男から女へ
いのちを燃やして女から男へ
船が着いたらきっと夜が明ける
|