熱唱二十年

泉ちどり 熱唱二十年專輯

4.一夜花

作詞:池田充男
作曲:野崎真一

あんたみたいな 男に惚れちゃ
ばかを見るねと 枕酒
一夜花でも おんなは女
出てゆく男の 胸よりも
もどる男が ほしいのよ

(セリフ)あんた 淋しいねえ 霧笛が泣いてるねえ
誰が恋しいのさ 今夜はなにもかも 忘れておしまいよ

春というのに 霧笛の声が
むせび泣いてる 海の宿
一夜花でも なさけは情
あんたの旅路の 話でも
寝物語に 聞かせてよ

(セリフ)そりゃあ女だもの 惚れた男と一緒なら 駈け落ちもしてみたい
でもさ この町が好きで捨てられないのさ
酒場に咲いた一夜花 あたしの名前ならあんたごのみでつけといてよ

住めば都で この最果ての
町がわたしの 肌に合う
一夜花でも みれんは未練
も一度ながれて 来たときは
浜の酒場を たずねてよ