母に生命を返す時

濱野裕生 母に生命を返す時專輯

7.春は・まだ

作詞:濱野裕生
作曲:濱野裕生

春はまだ薄目を開け・そっぽを向いてる 風はまだ白いガウンを羽織ったまま
今朝の母はベッドの中・丸くなったまま 春はまだかと春はまだかと催促してる
そうだね・今はまだ枝垂れ梅の頃 昨日・デイへの途中で見掛けたじゃないか?
今は如月の頃・あんたの生まれた月 桜はまだ・松葉ぼうきみたい・さ
春はまだ薄目を開け・そっぽを向いてる 風はまだ白いガウンを羽織ったまま

ためらいがちなスローペースの春はまだ
風はまだストーブ回りをウロウロしてる
ドライブしよう桜が見たいと母が言う
今はまだ枝垂れ梅くらいと応えたばかりさ
そうだね・行ってみようか代継神社に たしか・大きな桜の木があったと思うよ
長い坂道を上がってみるかい? あんたの気が済むように・さ
ためらいがちなスローペースの・春はまだ
風はまだストーブ回りをウロウロしてる

そうだね・行ってみようか代継神社に
そして・願をかけるのも・いいかも知れない
風に吹かれて・みるのもいいかも 車椅子に乗ったままだけど
春はまだ薄目を開け・そっぽを向いてる 風はまだ白いガウンを羽織ったまま

春は・まだ 春は・まだ‥そっぽを向いてる
春は・まだ 春は・まだ‥そっぽを向いてる
春は・まだ 春は・まだ‥そっぽを向いてる