ホワイトルーム

磯貝サイモン ホワイトルーム專輯

9.帰り道にて

作詞:磯貝サイモン
作曲:磯貝サイモン

駅までの帰り道
ちょっと遠まわりしようと言って
きみのいる意味なんてものを考えてみた

まわりには 時がたてば
廃れていくものばかり
きみもそのひとつなのかな
ときどき不安になる

思わずまた馬鹿言って
やり過ごそうとしたけど
冷えきった手 握りしめたら
わかった気がする

ただきみがそばにいるだけでぼくは強くなれる
指の温度がしみわたっていく
これがいま ぼくの全てだから

もう誰も信じたくない
投げやりになっていたぼくに
信じなくていいからと
言ったのがきみでした

答えはない 理由もない
手さぐりだけど こんなに
幸せな気持ちになれる
そう教えてくれた

また聞かせてほしいんだ
くだらない昔の話でも
何でも受け入れられるよ いまのぼくなら

ただきみがそばにいるだけでぼくは強くなれる
確かなものなどなくても
きみの声が導いてる

ただきみがそばにいるだけでぼくは強くなれる
いついつまでも守りぬく
それがいま ぼくの全てだから