ノクティルカ

藍坊主 ノクティルカ專輯

10.涙が滲む理由

作詞:藤森真一
作曲:藤森真一

例え、何も発せず、何も語らずとも、命は躍動し共鳴する。
ただ生きる。なんてない。ただ生きる。なんてない。
消えそうで、それでも諦めない鼓動。心が奮えて涙が滲む。
さよなら。は言わない。さよなら。は言わない。

産声が一人では上げられないように、天国へ昇るのも一人のことではない。
命は一人一人の中にはない、人と人を繋ぎとめるもの。

優しくなるより 強くなるよりも この先の命へ 願う事

子等。感じてほしい。
子等。揺蕩う命を。
子等。溢れるままに。

一片の悔いのない最後よりも、まだだと思う方が、光り輝く。
しかし、やりきったと思う終わりを、目指さなきゃここまでは光れない。
日々、不安と生きるには虚勢でなく、胸を張れる思想が必要。
しかし、学べば学ぶほど、自分の存在の正義を疑う。

数え切れぬ心の悶えも貫いた、生き様に涙が滲むのは。
薄暗い世界に希望を灯すから。命で命を肯定するように。

優しくなりたい 強くもなりたい そしてこの命で 伝う事

子等。感じてほしい。
子等。溢れる命を。
子等。溢れるままに。

ただ生きるなんてない あなたが生きてる それを望んでる人がいる

子等。感じてほしい。
子等。揺蕩う命を。
子等。溢れるままに。