高橋優 風前の灯 歌詞

暫存

高橋優 暫存專輯

11.風前の灯

作詞:高橋優
作曲:高橋優

この間買ったトイレの洗剤の中に、
入ってた薬を混ぜ合わせた人がまた苦しんでる
独りぽっちを痛いぐらい感じるほど、
狭い世界の隅に追いやられた“Boys be ambitious!!”

人混みの中に紛れながらでもいいじゃん、
いつか叶う夢をひたすらに信じながら足掻こうぜ
全部見下して笑う奴らもいるけれど、
この国の“お利口さん”になんかならなくていいんだよ

孤独の時代に生まれた僕ら、思わせぶりな街が呼んでいる
独りきりが怖くて入り浸り、愛されていることさえ気付かずに

この間起きた地震はこっちの方じゃ、
たかだか震度3くらいのもんだったけど驚 いたよな
あっちの方では比べものにならぬほどの、
直下型の物凄いやつだったんだ

自分の娘を身を挺して守るように、
うずくまった母親の遺体がガレキから見付かったんだ
母に守られた少女は生きていたんだ、
泣きながらも「母の分まで生きていこう」と誓い歩き出した

風前の灯のような僕ら、頼りない火を揺らす向かい風
独りきりで生まれたわけじゃない、守られ続けていたその命

この間君が泣いていたその理由は、
ブログに載っけてコメントでももらえりゃそれで満足なのかい?
独りぽっちを痛いぐらい感じる世界だけど、
“甘ったれてんじゃねぇ”と自分を蹴っ飛ばして進めるかい?

淋しがりばかりが生きる世界、気まぐれな遠い空に泣かされる
独りきりに怯えて酒浸り、愛してた人のことを泣かせてまで

孤独の時代に生まれた僕ら、思わせぶりな街に騙される
独りきり もう一人で二人きり 愛し合う それだけのことなのに