Rurutia R°歌詞
1.エレメンツ

笑いながら劍を翳して
羊飼いが來る

笑いながら靜寂が裂いて
羊飼いが來る
殘されていた アザミの森さえ
無防備な姿に 燒き盡くされていく
泣き叫ぶ風を 一つ殘らず
聞き漏らさないで
その耳を研ぎ澄まして
…聞いて

禁じられた歌を聞かされた
子供たちがいる

禁じられた歌を歌いながら
子供たちがいる

眠ることも許されないまま
何も知らず 濁った泉の水を飲む

闇という闇を 余すことなく
見落とさないで
その目を大きく開いて
…見て

泣き叫ぶ風を 一つ殘らず
聞き漏らさないで
その耳を研ぎ澄まして
…聞いて


2.知惠の實

少年はまだ幼すぎて
知惠の實をうまく飲み迂めない

季節たちは 彼を追い越して
取り殘されてうずくまった

いたずらな視線が削る背中
銳く細くなるばかり

僕の體は鈍く光ナイフ
それでも 誰か 抱いておくれ

噎せかえるほどの金木犀
少年は少女に出遭った

「可哀想に」と抱きしめられ
「やっと見つけた」と彼は泣いた

想いを全部口にしたいのに
喘ぐばかりで聲にならない

僕の喉の奧深く 搖れるリンゴ
この想いごと 剔っておくれ

僕の體は鈍く光ナイフ
それでも 誰か 抱いておくれ

想いを全部口にしたいのに
喘ぐばかりで聲にならない

僕の喉の奧深く 搖れるリンゴ
腐りきれずに 困ったリンゴ

僕の體は鈍く光ナイフ
血まみれのままで 抱いておくれ

僕の喉の奧深く 搖れるリンゴ
生まれかわる日まで 搖れるリンゴ


3.愛し子よ

愛し子よ いつまでも この胸に抱かれて眠りなさい
愛し子よ いつまでも この胸に抱かれて眠りなさい
小寶貝 不論什麼時候都在我的懷裡沉睡吧
稚い あなたのことを もう二度と逃がしたりはしない
稚い あなたのことを もう二度と逃がしたりはしない
幼稚的你 我再也不會讓你逃跑

彼女のことなら 忘れてしまいなさい
忘掉那個女人吧
ざらついた貓撫で聲が その耳を舐めないように
不要再聽她嘶啞如貓叫的聲音了
咽を締めあげておいたから
她曾使你痛苦

ふたりだけでいい 他には誰もいらない
只要我倆在一起
私だけがあなたを滿たせるわ
有我就能滿足你
あなたの足に銀の足かせをはめましょう
給你帶上銀製的足枷吧
同じ過ちを犯さないように
好讓你不再犯同樣的錯誤

愛し子よ この胸に 脈打つ甘い蜜を吸いなさい
愛し子よ この胸に 脈打つ甘い蜜を吸いなさい
小寶貝 在我的胸懷吸取蜜汁吧
稚い あなたから もう二度と目を離したりしない
稚い あなたから もう二度と目を離したりしない
幼稚的你 我的眼睛不會再離開你

彼女のことはもう 氣にしないでいいわ
不必再想那個女人的事
もしもまた爪を立てて あなたを奪いに來たら
如果她膽敢再來 張牙舞爪要奪你
この手で 擊ち殺してあげる
我就要親手殺死她

抗うことなく さあすべてを預けて
不必再反抗將一切都放下吧
私だけがあなたを生かせるわ
有我就帶給你生命
あなたの羽根を千切り棄ててしまいましょう
將你的翅膀切碎丟掉吧
もうどこかへ飛び立てないように
讓你再也無法飛到任何地方

ふたりだけでいい 他には誰もいらない
ふたりだけでいい 他には誰もいらない
只要我倆在一起
私だけがあなたを滿たせるわ
有我就能滿足你
あなたの足に銀の足かせをはめましょう
給你帶上銀製的足枷吧
同じ過ちを犯さないように
好讓你不再犯同樣的錯誤

抗うことなく さあすべてを預けて
不必再反抗將一切都放下吧
私だけがあなたを生かせるわ
有我就能帶給你生命
あなたの羽根を千切り棄ててしまいましょう
將你的翅膀切碎丟掉吧
もうどこかへ飛び立てないように…
讓你再也無法飛到任何地方


4.ロスト バタフライ

RURUTIA
Lost Butterfly
Butterfly 彷徨うよ 地下鐵は迷宮さ
はばたいても はばたいても 見つからない 出口
Someday もし君に そんな日が 訪れたら
思い出して 思い出して 僕は此處にいるよ
幸せの意味はたぶん 心の數だけあって
だけど それじゃ多すぎて
見失う 僕ら
さぁ 繰り返すような日常が
ゆっくり未來變えてゆく
焦るほど絡みつく 夢というクモの糸
君が羽根焦がし飛ぶのなら
太陽さえ 屆くだろう
美しく 溶ければいい 微笑み 見せながら
Anyway いつの日か 人は皆 別れゆく
それでもいい それでもいい 君に僕は會えた
Far away 離れても 幸せは祈れるよ
屆かなくても 屆かなくても 君の歌を作ろう
生まれた意味は きっと
死にゆく時 氣づける
だけど それじゃ遲すぎて
彷徨うよ 僕ら
さぁ 押し潰すような現實は
きっと君を變えるだろう
變われるから 君は君で 在り續けるのさ
君が聲嗄らし叫ぶなら
三日月さえ 落ちるだろう
躊躇わず ゆくがいい かすかな光でも
さぁ 繰り返すような日常が
ゆっくり未來變えてゆく
焦るほど絡みつく 夢というクモの糸
君が羽根焦がし飛ぶのなら
太陽さえ 屆くだろう
美しく 溶ければいい 微笑み 見せながら


5.赤いろうそく

雲の波 星を隱す
ビルの森には 輝くに赤いろうそく

細い雨は すべて濡らし
最後の夜は ピカピカに磨かれていた
かごの中の甘い夢 くちびるから逃げた

すべてが噓だと言ったあなたを許せる
許せないのはこの胸 ざわめいて泣き止まない胸

窗の下 流れる銀河
あの日と同じ 輝く赤いろうそく
永遠に甘い夢 閉じ迂めればよかった…

サラサラ流れる この聲を綴った波は
あなたに屆かないまま 星の河を漂ってる

すべてが噓だと言ったあなたを許せる
許せないのはこの胸 いとしいと泣き止まない胸

サヨナラ流れる この聲を綴った波が
あなたに屆かないまま 星の河へ落ちて行く


6.雨の果て

求める胸は抑え切れず 寄り添いあった言葉
君の瞳は悲しい罪の色を映し出す鏡

ほどけないように ふるえる指を手繰り寄せた

誰も知らない 果てに行こう
煙っている重たい空を潛り拔けて

降り出した雨 君の肩を
濡らす雫が余計な音を消してくれる

君と僕は手をつなぎ步こう
激しい注ぐ雨の中を
靜かに強い君の微笑みが 憂いの空を照らすよ
何もない僕に與えてくれた 明日を信じ夢を見ること

ほどけないように この指をきつく握り締めていて

誰も知らない 果てに行こう
許された道は無くても怖くはないよ
雨が止んだら 虹が笑くよ
君の小さな白い胸にも 虹が笑くよ

繫いだ手の熱さと雨音が
二人の背中を押した

誰も知らない 果てに行こう
煙っている重たい空を潛り拔けて
降り出した雨 君の肩を
濡らす雫が余計な音を消してくれる
君と僕は手をつなぎ步こう
甘やかに注ぐ雨の果てへ


7.僕の宇宙 君の海

擴がる黑い雲を分けて 微かな光が
靜かな路を照らしていく
夜明けが始まる

しなやかな 羽のような
君の手を取りながら步く

僕から生まれる 想いのすべては
君へと向かって つながりながら
やがて小さな宇宙になる
終わらない輝きを抱いて

擴がる黑い雲を消して 眩しい光が
きらめく琥珀色の粒を 君にそっと振り掛ける

穩やかな時間の波に
淡い影が二つ浮かんでる

君からこぼれる 言葉のすべてが
僕へと伝わって 深く流れて
やがて大きな海になる
變わらない輝き放つよ

僕から生まれる 想いのすべては
君へと向かって つながりながら
やがて小さな宇宙になる
終わらない輝きを抱いて


8.僕らの箱庭

どうしてにくしみを 與えてしまったの
どうしてやさしさを 奪い去っていくの

遠く深い空 答えをもう教えて

きれいなきれいな箱庭で
ほら 今日も何かが壞れて
行く先を知らない僕らは
ただ小さく震える砂の粒

無邪氣な傷口は 一人で縫いました
無意味な怒りなら 自分で食べました

救いを求める指は宙(そら)を切るだけ

僕らが游ぶ箱庭で
ああ 明日は何かが壞れるの
安らかな雨に濡れるまで
ただ僕らは舞い飛ぶ砂の粒

きれいなきれいな箱庭で
ほら 今日も何かが壞れて
行く先を知らない僕らは
ただ小さく震える砂の粒


9.銀の炎

柔らかに滲む青い霧が
いつの間にか 空を埋めて
水晶の月に火が燈るわ
あなたと私を包んでいく

何も見えないから 強く抱いていて
月の炎の中で 搖れて續けていたい
たとえこのまま灰になっても構わないから

流れていく 夜のにおいと
溢れ出した 星達の歌
月が燃えて 蜜を焦がしていく
やさしく冷たい銀の炎

あなただけを感じたい 少しも離れないで
月の炎に負けない もっと熱いキスを
たとえこのまま息が絕えても構わない

ねぇ 何も見えないから 強く抱いていて
月の炎の中で 搖れ續けていたい
たとえこのまま灰になっても構わないから

LA LA LA LA

LA LA LA LA


10.ハ一トダンス

lalalalalalala
舞い上がる 春花
驅け上がる 夏雲
lalalalalalala
匈いたつ 秋風
眠りつく 白冬
lalalalalalala
呼び掛ける 空の音
諭すのは 海の音
lalalalalalala
抱くように 土の音
奏で合う 人の音
haaaaaaaaaaaaa
haaaaaaaaaaaaa