Rurutia 知惠の實 歌詞

Rurutia R°專輯

2.知惠の實

少年はまだ幼すぎて
知惠の實をうまく飲み迂めない

季節たちは 彼を追い越して
取り殘されてうずくまった

いたずらな視線が削る背中
銳く細くなるばかり

僕の體は鈍く光ナイフ
それでも 誰か 抱いておくれ

噎せかえるほどの金木犀
少年は少女に出遭った

「可哀想に」と抱きしめられ
「やっと見つけた」と彼は泣いた

想いを全部口にしたいのに
喘ぐばかりで聲にならない

僕の喉の奧深く 搖れるリンゴ
この想いごと 剔っておくれ

僕の體は鈍く光ナイフ
それでも 誰か 抱いておくれ

想いを全部口にしたいのに
喘ぐばかりで聲にならない

僕の喉の奧深く 搖れるリンゴ
腐りきれずに 困ったリンゴ

僕の體は鈍く光ナイフ
血まみれのままで 抱いておくれ

僕の喉の奧深く 搖れるリンゴ
生まれかわる日まで 搖れるリンゴ