心の指すほうへ

grram 心の指すほうへ歌詞
1.心の指すほうへ

作詞:久川実津紀
作曲:花沢耕太

なんだか最近は未来がよく見える
諦めている証拠だな
もう少しだけ、がむしゃらに
叶えたい夢を追いかけたいのに足がすくむ
進むべき道ぐらいは決めなけりゃ
10年後の自分が今めがけ叫んでくるよ

心の指すほうへ
埃かぶったこの夢をもう1度動かして歩けば
にじんだ願いが溢れるぐらい光放つ
どんな道選んでも間違いじゃない
必ずどこかへたどり着く
生き方に答えは探さない
この今に値段はつけたくない

それでもこの脚は
でこぼこな道をうまく歩けないときがある
誰かを下に見て安心したあと
無力さに気付いて恥を知る
無表情な顔をして見つめてくる現実へ
今すぐに私から微笑んでやる

心の指すほうへ
迷い込んだ夢の中 頼りにしたいのは
あの日の自分に誓った決心という名前のコンパス
花びらひらひらと舞い落ちてゆけ
その次に咲いてくる花は
前より強くてきれいな花になると信じているんだ

引き算の人生にしたくないんだ
正直でいつまでもいたいから…
心を騙したままでは
後悔するのは自分だよ

遅いも早いもない
本気になったその時が自分のスタートライン
失敗も経験だから怖いもの知らずでいけばいい

心の指すほうへ
埃かぶったこの夢をもう1度動かして歩けば
にじんだ願いが溢れるぐらい光放つ


2.悲しいほど 今日の夕陽 きれいだね

作詞:氷水千晶
作曲:徳永暁人

いくら待っていたって この店は
誰も何も 持って来てはくれないんだよね
セルフサービスなんだから
この町も この国も
無防備にただ 生きてきてしまったね

悲しいほど 今日の夕陽 きれいだね
みんな 素顔(すっぴん) だった あの「SEVENTEEN」DAYs
不思議なくらい キミはどこから来たの?
そして 僕らは どこに向かって 行くんだろう

心が少しずつ 濁ってくる
大人になるにつれて 現実的になってしまった
でも 言いたい事が 言えず
結局 言葉に できず
内気な私を そっと 気づいて欲しいな

悲しいほど 今日の夕陽 きれいだね
偶然出逢った あの日のあの時に 感謝して
瞳(め)を閉じれば キミの横顔 見える
そして 二人は どこに向かって 行くんだろう

いつかは 冷める ぬるま湯の世の中で
おびえながら 迷いながら 悩みながら
愛しながら 生きている

悲しいほど 今日の夕日 きれいだね
みんな スッピン だった あの our school days
振り返れば いつもキミが笑ってる
何故 自己愛だけでは 満足できないんだろう

そして 僕らは どこに向かって 行くんだろう


3.オレンジの空

作詞:久川実津紀
作曲:徳永暁人

帰り道に伸びる影を見て、私のじゃない気がした
誰かのこと真似ばかりして
知らない自分になってしまっていた
嫌われることが怖かっただけ
歩幅を合わせて「大丈夫。」と落ち着かせていた
だけれど…

自分のカケラを探しに行こう
どこかにある本当の姿
今を叩き壊してゼロになれたらやり直せるのかな
笑うたびに増やしてきていた嘘
何もない笑顔なら いらないから捨ててしまいたい
夜が来る前に
私が私になれるように

いつからかな
他人(ヒト)と比べて自信をなくしはじめたのは
私のこと必要としてくれる温かい場所を求めた
手に負えないキモチ:ないものねだり
どうして誰かをうらやむしか出来ないんだろう
変わりたい。。

自分のカケラを見つけたくて
あの頃を振り返ってみるけど
2度と戻れない過去に出会って戸惑う私がいる
ホントは近くにあるはずなのに
大切なものはいつも見えないから
失くしたと思って探してしまう
今すぐに、すべてをリセットしたいな

自転車のカゴ この思いを乗せ飛ばしたら
独り占めした風が嘘をはがしてゆく
オレンジの空
こんな美しいものだと今、素直に思えた気がした

自分のカケラを握りしめて
私は大人になっていくんだろう
時が経つほどに忘れていくもの あるかもしれないけれど
どこまでもついてくるこの影は
ずっと見失わないようにしたいから
私は私を生きていきたい
周りと同じ顔をしてきた日々に
ここで手を振って別れよう


4.君じゃない!私じゃない!

作詞:久川実津紀
作曲:岡本仁志

いつもより小走りで青空を渡る雲
週末なのにひとりで過ごしている2時(P.M.)
頭ん中は朝から少し前の思い出を思い返し
この今とのギャップに寂しさを覚えている
保つのが難しい恋の体温

君じゃない!
別れのキスがなかったなんて
明日も会うのに離れなかったあの日
お互い言いたいことも言えずに溜め込んで
勝手なキョリ作り始めているんじゃない?

ねぇ、今どこで何してる?
声ぐらい聞かせてよ
冷めかけの昼ご飯にも2人を重ねている
「大好き!」っていうワンフレーズがもう
ときめきを連れてこない
本音で付き合えないなら信頼もしあえないね
友達でいたほうが幸せだった?

私じゃない!
寝る前、電話をしないだなんて
朝に眠そうな返事はしたけれど
特別な日も続けばいつか慣れてしまうって
聞いたことあったけど信じていなかった
ずっと

私が好きだった、あの君はもういない

開いていくキョリを埋められるものは
言葉やキスじゃなくって深く見つめ合うこと
あまりにスピードつけて近付いた2人だから
知らないこともまだたくさんあるはず


5.あなたがいない

作詞:久川実津紀
作曲:花沢耕太

会えないのに会いたくて
壊れてしまいそうな夜
遠ざかるあの日々へ今すぐに帰して
真冬の風
抱き合えたぬくもりを想う

あなたがいない
そんな世界では生きる意味はもう無い
なくしたのは1つなのに全て失った

これからは片想い
時の流れに逆らって思い出に寄り添えば
心ひび割れてゆく
忘れようとしてる時間は、あなたを想っている時間なの

あなたがいない
埋もれていく2人の幸せそうなメール
強くなれない
そんな自分を責め続けている


6.新しい朝は来る

作詞:久川実津紀
作曲:花沢耕太

何を言われても言い返せない弱虫が
黙って傷付き1人で泣いていた
「生まれてこなければよかったのに。」
とつぶやいて、この胸切り刻んでいたの

そんな雨のような日々に
大きな傘で包んだくれたヒト
あなたを忘れるなんてできないから

新しい朝は来る
どんな顔していても
雨のち晴れで人は支えあってゆく
私の手を引いたあのうしろ姿は
もう遠く小さくなってしまったけど

目を開ければ輝く窓辺のグラス
空から注がれている優しさ
こんな些細な景色が目に映るって
それなりに立ち直れてるね

どんなに“ありがとう”って思っても足りないけど
私は今、少しずつ笑顔を拾い集め出せているよ

新しい朝が来て
明日が今日になる
いらないと思っていた未来に立っている
消すことのできない記憶ならそのままで
ただ乗り越えていまえばいいんだよね

新しい朝は来る
どんな顔していても
悲しみのすべてが敵とは限らない
心を着替えたら外へ出かけてみたよ
色付いた景色が広がっていた
この先にいる私に会いに行く