チャットモンチ一 橙歌詞
1.橙

作詞:橋本繪莉子
作曲:橋本繪莉子
編曲:チャットモンチ一

何も手につかない 白黑の瞳で
私はただひたすら
ゼアイズナッシンアイキャンドゥ一フォ一ユ一
あの頃の私は 何に感動して 何に滿足して
自分を理解していたの?
どこにも行かないで
プリ一ズドンゴ一エニウェア

1年前に戾りたいなんて
何で今さら思えるかな
あの頃の私は昨日と同じ今日なんて
考えなかった
もうこれ以上行かないで
プリ一ズドンゴ一エニモア

目をつぶると步けないと分かっていたのに
一人つぶっていた
目をそらすと進めないと分かっていたのに
一人そらしていた

いつの間にかあなたを傷つけ
思いがけない言葉を發していた
甘えぬき傷つけぬいた私は
今度は何を求めるかな
もうどこにも行かないで
プリ一ズドンゴ一エニウェア
もうこれ以上行かないで
プリ一ズドンゴ一エニモア

もうこれ以上步けない
もうこれ以上步けない
もうこれ以上步けない 私は


2.コスモタウン

作詞:橋本繪莉子
作曲:橋本繪莉子
編曲:チャットモンチ一

二車線向こうの車から
こっち向いてニヒルな笑い
ああいう顏に弱いから
すかした女を演じてみせた
真夜中の國道は不氣味なくらい靜かで
立ち盡くす信號だけ
宇宙の隅にきらめいていた
晝間には見えなかったものがそこにあり
あの頃見えなかったものが
痛いほど突き刺さる

「ほらあれが北斗七星だ」
つないだ祖父の手は
しわしわで溫かかった
見上げた星のかなしみが
月の影からのびている
私の心を見透かしているのなら
默ってないでその答えを教えてよ

闇を切って車は走っていく
後ろから呼び止める聲は
マリちゃんでもコウちゃんでもなくて
幼いおさげの私です

晝間には見えなかったものに氣付いたとき
なんだかゾッとした

茂みの中で見つけられなかった
野球ボ一ルを想う あの子は今をしてる?
見上げた星のかなしみが
月の影からのびている
私の心を見透かしているのなら
默ってないでその答えを教えて

「ほらあれが北斗七星だ」
よく動いた手は しわしわで溫かかった
見上げた星のかなしみが
月の影からのびている
私の心を見透かしているのなら
默ってないでその答えを教えて 教えてよ


3.リアル

作詞:福岡晃子
作曲:橋本繪莉子
編曲:チャットモンチ一

口から出るのは 半分
文字にできるのは 10分の1

本物の氣持ちなんて
全部は形にならない
本物は高價すぎて
私には似合わない

あなたの心が全部見えたら
私はひどく落ち迂むでしょう
少し期待してた自分にかける
言葉もないでしょう

目から流れるのは 心
溢れ出した 形のないリアル

やらせだって 胸ときめく
やらせだったから
美しく見えるものもあったのに
どうして真實だけを
ありがたがりたがるの?

私の心を全部見せたら
あなたはどう思うかしら
あけすけな心ほど人を
傷つけるものはないでしょう