奥居香 香歌詞
1.LOVE LIFE

作詞:中山加奈子
作曲:奥居香

もう一度聞かせてよ 遠い日のあなたのことを
泣き虫で強がりな 少年のこと

コーヒーを飲みながら ニュース相手に
怒鳴ってるあなたしか 知らないもの

想い出を分け合うたびに近づいて行く
ふたりの歴史が重なりあえば未来になる

LOVE LIFE 言葉のその向こうへ 同じ景色を見ながら歩いてゆく
LOVE LIFE 生まれてきたすべてはこんな気持ちを知るためなのかもしれない

大空を飛べなくて落ちてきたあなたの翼
傷治す手のひらが必要でしょ?

不思議だね あなたといると優しくなれる
やわらかいものが心のなかに溢れてくる

LOVE LIFE 言葉のその向こうへ 旅を続けるふたりで長い道を
LOVE LIFE 生まれてきたすべてはこんな誰かを見つけることかもしれない


2.ひまわり

作詞:糸井重里
作曲:奥居香

青い青い青い空は ドアの奥をのぞけないし
白い白い白い雲は 雨の気持ちわからない
あなたは わたしを 知らない

闇を溶かす朝日だって 沈む夕陽見たことない
大きな海 泳ぐイルカ 森の緑知らない

たまにそんなこと 言いたくて
言いだしかけてそのままやめて…でも ときどき

ひまわりだって泣きたいんだ
太陽なんか見たくもない
その気持 みんなに だまっているだけ

ひまわりだって 飛びたいんだ
大空たかく 踊るように
そんなこと みんなにかくしているだけ

ながいながいながい時間(とき)を かさねあわせ過ごしてきた
遠く遠く遠い旅も 手をつないで歩いたね

いつもやさしくてありがとう
世界一大切なひとだよ でも ときには

ひまわりだって 悲しいんだ
雨にうたれて 倒れてもいい
そんな時 あなたにわかってほしいよ

ひまわりだって 走りたいんだ
仔犬みたいに 転げながら
そんな日はあなたに守ってほしいよ


3.SPARKLE

作詞:奥居香
作曲:奥居香

泣いてるふりして逃げる言葉をさがしてる
愛の奇跡も持ってる武器も もう役に立たない

くちびるをギュッとかんで目を閉じた

例えば 信じたくないその現実をイヤという程見せられたなら
忘れた頃に心の花となるでしょう その日まで
あの時 嵐のような大歓声と力をくれた人達がいる
少し待ってね 飛び立つその瞬間はとびきりに晴れてなきゃ

傷ついてもまた懲りずに胸をときめかす
努力がきかない はがゆくて幼い恋ばかり

大きな空に尾をひくキラキラと

あの日の 風のにおいや手の感触や泣きたくなるようなあの笑顔が
焼きつけられて心の花となるでしょう 抱きしめよう
誰かの 汚れた靴で蹴飛ばされたり横なぐりの雨に打たれても
しぶとくいける 1番大事なあなたが見ている事知ってるから

息を止めてうつむく とても長い一瞬
両手を胸で合わせて目を閉じた

突然 風のにおいや手の感触や泣きたくなるようなあの笑顔が
焼きつけられて心の花となるでしょう 抱きしめよう
あの時 嵐のような大歓声と力をくれた人達がいる
少し待ってね 飛び立つその瞬間はとびきりに晴れてなきゃ


4.しあわせになろう

作詞:奥居香
作曲:奥居香

その時が来た さわやかに目覚めた
食欲もある 気が変わんないうちに

どんな時もそばに居なきゃ ゆうべ気が付いたの
中華料理作る腕も ふるわなきゃ意味がないや
今だ急いであのバスに飛び乗ろう

大胆に行こう お日柄だって悪くないし
いじらしく見せなきゃ
自信ありげじゃカッコつかないじゃない だよね

行く手を阻む常識やためらいが
朝日に溶けた通いなれた裏道

あなただけを見てるなのに知らない事だらけ
うまくいくかどうかなんて悩んでも始まらないや
もしも困るって言われたらどうしよう

しあわせになろう 細かいとこに気を使って
頑張りすぎないよ
後でバレたらカッコつかないじゃない だよね

大胆に行こう お日柄だって悪くないし
なるべくさりげなく
荷物を渡して「ごめんね来ちゃった」

しあわせになろう 細かいとこに気を使って
頑張りすぎないよ
後でバレたらカッコつかないじゃない だよね


5.RELAX

作詞:奥居香
作曲:奥居香

女は絶対甘え上手で損はない
男はそこそこ野蛮で賢いほうがいい

ウソは死ぬまでつきとおせ

職人も達人も最初はド素人だ
ほどよくサボった奴が最後に勝つのだ

肩の力抜けと言われ さらにリキんで
希望のかけら ふんずけて コナゴナさ

なんだかんだ てんぱってんだ 青春のド真ん中で
ブッちぎって とっちらかって カドが取れて丸くなる
肉体は衰える 予定通りだ

時にはトラブルが逆に友情を深くする
些細な一言でそれはあっけなく壊れる

かなり勇気がいるけれど バクチしなくちゃ
ボロ負けして 気が付けば 大成功

そんなもんだ なんだってんだ 恥かいて強くなれ
余裕ないぞ 貯金もないぞ ボケッとした瞬間に
時代は化けてく とりあえず

なんだかんだ てんぱってんだ 青春のド真ん中で
ブッちぎって とっちらかって カドが取れて丸くなる
肉体は衰える 予定通りだ


6.ラブレター

作詞:奥居香
作曲:奥居香

目を閉じてると今も あなたの声がする
9月の風のように 包み込んでくれる

あきれちゃうほど 困らせたな
あんなふうに 愛してもらって 嬉しかった

あたりまえの毎日が キラキラしていた
誰よりそんな恋を 軽蔑してたのに

守れるはずの 約束はもう
ごめんなさい 好きになりすぎて 守れない

会いたくて 涙がどうにも止まらない 決めたんじゃない バカね
大丈夫よ 明日は上手にほほえんで 私うまくやれる 大丈夫よ

冬の星座に抱かれ 2人は歩いた
やっぱり言えなかった 本当の気持ちだけ

「お願いだから もうこのまま
私のこと どこか遠くへ 連れてって」

会いたくて 涙がどうにも止まらない 決めたんじゃない バカね
大丈夫よ 明日は上手にほほえんで 私うまくやれる 大丈夫よ


7.プロポーズ大作戦

作詞:奥居香
作曲:奥居香

私ね 暗い雨の夕方って嫌いじゃないの
どこへも出かけられないからって 寝ころがったまま
ずっとピターっとくっついてさ
理由もなくキスしたり

たまにはピザでもとろうよってグラス冷やして
ドラマでよくある2人みたいに過ごしちゃおうかな
ずっとチャンスねらってたのよ
厚い雲にちょっと感謝ね

絶対あなたも好きになる 素晴しいアイデアなの
面倒くさがらないでちゃんと聞いてね
永遠に続く恋なんて 大人げない話かなぁ
だってしょうがないじゃない 全部雨のせいだから

私ね 去年の誕生日はドキドキしてた
このまま何も変わんなくても幸せだけど
きっと断然楽しいよ
一人よりもあったかいしね

運命の糸で結ばれた大切なあなたは今
どうでもいいテレビをたいくつそうに見ている

絶対あなたも好きになる 素晴しいアイデアなの
面倒くさがらないでちゃんと聞いてよ
永遠に続く恋なんて 大人げない話かなぁ
だってしょうがないじゃない 全部雨のせいだから


8.初恋地獄

作詞:奥居香
作曲:奥居香

ギューッとこの胸をしめつける甘くせつない思い出は
たぶん二度とは味わえない最初の恋の味

通いまくったお弁当さげてリボンだらけのワンピースで
すっと憧れてた合カギで嫌な場面も見た

覚悟を決めて 耳をふさいで
お金があれば 未来なんかなければ
2人きりで逃げちゃいたい

今すぐ どんな無理したって飛んでこう 七色の嘘バラまいて
食べることなんてどうでもいい 痩せればなおいい

のぼせるのもほどほどにとか すぐに目が覚めるよって悟された
昔あんただって恋したでしょう もう忘れちゃったの?

あの電話だって 朝帰りだって
終わりたくなくて だまされ続けていた
可愛い私も限界

例えグレイトな出会いがあっても あんな私はいないよ

1人でひたって ビクビクしちゃって
いちいち怒って メチャクチャに盛り上がって
恐ろしくて素晴しい 戻りたいけど戻らない
どこにでもあるお話

今でも ギューッとこの胸をしめつける 甘くせつない思い出は
たぶん二度とは味わえない 最初の恋の味


9.タンポポ急行

作詞:糸井重里
作曲:奥居香

ふたつおきに 通り過ぎていく駅は
いつかふたり おなじ車窓(まど)から見た駅
おなじ色の服着ていた 恋人のつもりで

電車のなか 早春(はる)の顔の高校生
線路のはじっこ 黄色いタンポポ
サミシサについておしゃべり 薄い汗 まぶしい

いますぐ あのひとの住む場所に 運んでいってよ
さよならだけ言うの
山には残る雪 思いでも もうじき溶けてく
さよならだけ言うの 冬の恋人(ひと)に

はじまりは 寒い風の吹く駅で
あたためあうように 寄りそっていたね
離れたら凍えそうだと 思いこんでいたよ

あの頃 着たかったセーターも しまったままなの
さよならして着るの
ふたりで はじめての旅行して みるつもりだった
タンポポの花も きっと もう見たよ

いますぐ あのひとの住む場所に 急いで走って
さよならだけ乗せて
いますぐ あのひとの住む場所に 運んでいってよ
さよならだけ言うの


10.ともだちだからね(桜桃)

作詞:糸井重里
作曲:奥居香

ともだちだからね 迷惑かけていいんだよ
ともだちだからね なんでも言ってよ

やさしい人や親切な人 いっぱいいるけどわたしはちがう
いじわるするし けんかもしたし
ちからはぜんぜんないけれど

味方になるよいつだって 理由なんか知らない
ひとりにはさせないよ だってきっとずっと

ともだちだからね ひとりで泣いちゃいけないよ
ともだちだからね 甘えにこなきゃだめよ
ともだちだからね ひとりになっちゃいけないよ
ともだちだからね わかるよ…なんか…

恋人のこと学校のこと くだらないこともいっぱいあって
なんとかしてた ふたりでいつも
じょうずじゃぜんぜんないけれど

孤独じゃないよいつだって 世界中が敵でも
ふたりならだいじょうぶ だってきっとずっと

ともだちだからね わたしにとって大切な
ともだちだからね じぶんよりだいじだよ
ともだちだからね いつもはふざけているけど
ともだちだからね なんでも言ってよ