演歌の花道

森若里子 演歌の花道歌詞
1.こころうた


2.浮草情話

作詞:荒川利夫
作曲:山口ひろし

この目に見えない運命の嵐
今日もふたりをもてあそぶ
もしもあなたが死ぬのなら
そうよ私も生きてない
ねぇあなた
命をひとつにかさねたい

負けたらだめだと心を叱る
別れられないこの人よ
肩を並べて酔う酒の
耳に聞こえる汽車の笛
ねぇあなた
涙にうかべる故郷よ

どこまで流れる運命の川を
ネオン灯りが目にしみる
どこへ着こうと浮草の
愛を明日へつれてゆく
ねぇあなた
この手を放して暮らせない


3.しのび恋


4.他人宿


5.恋情話

作詞:池田充男
作曲:伊藤雪彦

恋なら命も 惜しくない
この世のさだめが 恐いだけ
あなた あなた
あなた 捨てたりしないでよ
たとえ明日が 見えなくたって
行きます 放さず ついて行く

おんなと言う名の 浮きぐさは
男の情に 根をおこす
あなた あなた
あなた 泣いたら 許してよ
夢をささえに 艶歌のように
わたしは 他人と生きて来た

死ぬまで一緒に 暮らしたい
小雨の裏町 仮りの宿
あなた あなた
あなた ひとりにしないでよ
どうせこの恋 苦労の川を
流れてあなたと 生きて行く


6.かくれ宿


7.雪の華

作詞:池田充男
作曲:青山八郎

雪より白い この肌を
さくらに染める冬の宿
逢えば乱れて苦しむ恋に
とけてゆくのも おんなゆえ
あゝおんな おんな哀しや雪の華

吹雪が空に鳴る音の
恐さにふるえ ねむられず
指につたわる ぬくもりもとめ
強くあなたに またすがる
あゝ恋は恋は哀しや雪の華

私が泣いてたのんだら
あなたの命 くれますか
せめて春まで 別れるまでは
忍なさけに酔わせてよ
あゝ咲いて 咲いて哀しや雪の華


8.命くれない


9.夫婦舟


10.女の酒

作詞:藤間哲郎
作曲:高野かつみ

命もあげた 女です
何が私に残ります
今はさいごに ただひとつ
あげる言葉の さようなら
女が女を捨てました
お酒をください お酒を お酒を

鬼にも 蛇にも なりきって
生まれかわろう かわりたい
憎いあなたを 撲よりは
ひとり手酌の ひとりごと
女が女を捨てました
お酒をください お酒を お酒を

あなたの胸に 誰かいる
どうせ私は 過去のひと
風にさみしく さりげなく
夜のちまたに 花が散る
女が女を捨てました
お酒をください お酒を お酒を


11.雨酒場


12.涙の酒


13.船頭小唄


14.おんなの海峡


15.暗夜行路


16.哀愁出船


17.そんなあんたに


18.嵯峨野の女

作詞:池田充男
作曲:伊藤雪彦

みだれてしまえば すむことでした
それが出来ずに 別れてきたの
堅く結んだ おんな帯
嵯峨野さやさや
竹の葉ずれを聞きながら
恋の煩悩 捨てにゆく

どうすりゃいいのと 野仏さんに
両手合わせりゃ こぼれる椿
あなた恋しい ほつれ髪
嵯峨野しとしと
水の音にも 泣かされて
ひとり未練のまよい径

書いてはいけない あなたの名前
書いてまた消す 想い出草よ
なみだぼかしの 裾が舞う
嵯峨野ほろほろ
よわい女をぶつように
鐘が鳴りますまたひとつ