マグマ

稲葉浩志 マグマ專輯

4.波

作詞:稲葉浩志
作曲:稲葉浩志

朱い朱い海に くらげのようにとろけてゆく太陽
君がすぐにどこかに行かないように 手を握ろう
もうすこし動かないで 胸の鼓動静まるまで

まだ幼い闇のむこうに 星たちが浮かびあがり
君は群青(ぐんじょう)に吸い込まれるように 消えてゆくの
わかるよ これ以上は もういっしょにいてはいけないと

嵐の夜の波のように 見えない何かにおびえて
道の前で 迷い 立ちどまっている
なくすものに はじめて気づいているから

すがりたい人も 待つ人も全部 なくしてしまいたい
本当にひとりきりになって さまよってみたい
そんな勇気のない 自分を笑ってまた嫌になるよ

寄せてはかえす波のように いつでもゆらゆら揺れている
安らぎも不安も 消えることはない
他人(だれか)を見つめて みんな生きているから

僕が おぼれてるのは よけいなものの海なんだろうか…

まばたきほどの時に沈む 人を幸せにできる鍵があるという

なにもかも愛してみたい 大きくこの腕を広げて
本当は君をまるごと 包んでみたいよ
そして無限の海を潜ってゆきたい
もっと奥へ…




朱紅色的海裡 太陽像水母一樣慢慢地融化
緊握你的手 好像你立刻就要離開
再等一會別動 直到我胸中的鼓動平靜

在稀薄的黑暗的遠方 群星漸漸地浮現
你會像被這深蘭色的黑暗吞沒一樣消失
我知道的 我們將無法繼續

象暴風驟雨夜晚的海浪 看不見而感到恐懼
在道路面前彷徨 無法前進
快要失去時才剛剛知道寶貴

想哀求想等待想全都拋棄
想真正的變成一個人 自由自在
沒有這份勇氣 自嘲後又自我厭棄

象靠近了又被推回的海浪 一直在游遊蕩蕩
安心和不安 從沒消失過一刻
看看別人 大家都一樣若無其事地活著
難道我沉湎迷茫的是多此一舉的海洋嗎?……

投身於瞬間 人們講這是得到幸福的關鍵

不故一切我想要付出所有的愛 最大限地伸開雙臂
真的 我想要抱緊整個的你
一起潛入無盡的大海
向更深處……